おじさん《2018年8月。日本各地にて観測史上最高気温を記録した》
おじさん「ん~? あれ~?」
おじさん「えっ、なんで? ディスクを読み込まない。ええ?」
たかふみ「この暑さのせいかもね。 それか経年劣化か」
おじさん「ええ! ななんでなんで? ウソウソウソウソ!」
たかふみ「おじさん落ち着いて! 直せる! たぶん直せるから!」
おじさん「ウソウソウソウソ! なななな! ウソウソウソ!」
・・・おじさん、たかふみくんの言うことを聞こうね!
異世界おじさん
第9話「氷の精霊がクーラー魔法の対価を要求してるんだよ」を観ました。
異世界おじさん
「2017年秋。 17年間の昏睡状態から目覚めた叔父に会うため、甥のたかふみが病室を訪れた。
奇妙な言語を発し異世界「グランバハマル」にいたと語るおじさんを「頭がおかしくなった」と突き放そうとするたかふみに対し、おじさんは実際に魔法を使って見せる。
おじさんが本当に魔法を使えることを認識したたかふみは、その能力を使って、YouTuberとして生計を立てることを勧める。
YouTuberとなったおじさんとルームシェアを始めたたかふみは、おじさんから折にふれ異世界での生活について聞かされるが、それは通常の「異世界もの」とは異なる17年間の孤独で壮絶な物語であった。」
オープニングテーマ「story」前島麻由
エンディングテーマ「一番星ソノリティ」井口裕香
異世界おじさん 声優
おじさん:子安武人
たかふみ:福山潤
藤宮:小松未可子
エルフ:戸松遥
メイベル:悠木碧
アリシア:豊崎愛生
ライガ:鈴村健一
エドガー:岡本信彦
フラグをへし折る 異世界ギャグ作品
アニメ 異世界おじさん。
第9話「氷の精霊がクーラー魔法の対価を要求してるんだよ」
「8月、日本各地で最高気温を記録したある日。暑さのせいで頭が働かないおじさんとたかふみ。
クーラーの代わりに魔法で部屋を冷やすことに成功するが、精霊への捧げものとして用意した魚の頭が異様においしそうに見えてしまう。
それは以前、魔法を無理に使った反動で竜に変身した時の後遺症だと気づく。
変身魔法のリスクを改めて感じるおじさん。
異世界でも魔炎竜に変身後、精神を支配され戻れなくなったときのことを思い出す。」
藤宮「ビックリしましたよ~。 二人とも汗だくで機械いじってて」
たかふみ「ネットに直し方載っててよかったね、おじさん」
おじさん「ああ、まさか64ビット級CPUが見れたなんて」
おじさん「それにしても急に壊れたなサターン」
たかふみ「やっぱ暑さのせいかな」
藤宮「じゃあアイス食べる人~」
おじさん「俺~!」
たかふみ「俺で~す!」
・・・夏にアイスは人気だね!
藤宮「父と千秋が釣りに行ったんですよ」
・・・さかなー!
藤宮「アイスは おまけ」
・・・そうなんだ!
藤宮「ていうか、氷の魔法使えば部屋冷やせるんじゃないんですか」
おじさん「ええ、んん?」
たかふみ「アァアアアア~!」
おじさん「ウォオオオオオ~!」
・・・明らかに冷やし過ぎ!
たかふみ「アァアアア~!」
おじさん「天才的発想! ありがとう、すずみやさ~ん! ヒャッホォオオオ~!」
・・・藤宮さんだろ! ハルヒちゃんじゃない!
藤宮「誰だよ」
・・・鋭いツッコミ、乙!
藤宮「いや、これ思いつかないの相当ヤバいですよ」
おじさん「う~ん、暑さのせいもあるんだろうけど」
おじさん「この間、小一時間ほど竜になった影響か、どうにも物を考えるのが小ざかしく思えてな」
たかふみ「わかる~。 将来の不安とか何もなくていいよね、竜」
おじさん「おっ、またなるか? 竜」
藤宮「竜に逃避するのやめろ!」
・・・まったくだ!
藤宮「エアコン! エアコン買いましょうよ」
たかふみ「そうしたいのはやまやまだけど金が」
おじさん「電気代だってかかるしな」
・・・狙うは省エネ・エアコンかな!
藤宮「じゃあ何か新ネタとか、あっ。 いつもの異世界での映像そのままユーチューブで配信したらいいんじゃないですか」
・・・突っ込まれ捲りになりそうだ!
たかふみ「おっ、いいかも」
おじさん「絶対ダメだ」
藤宮「え、なんで?」
たかふみ「おじさん、俺の今考えてることって映像にできる?」
おじさん「え~っと「イキュラス・ユールエルラン」だから、「記憶の精霊よ彼の者の創意を映し出せ」」
たかふみ「絶対こうなる」
おじさん「こんなこと書かれるのか」
たかふみ「俺なら書く。 暇潰しに難癖つける」
藤宮「お前ほんとネット大好きだよな」
・・・炎上まっしぐらだったんだね!
たかふみ「だから他に魔法で何か」
おじさん「う~ん、何の精霊に頼めばいいのかなぁ」
藤宮「あの~、今更ですけどそもそも精霊って何なんですか」
・・・確かにそうだね!
おじさん「ん?」
藤宮「ほら見た目とか」
たかふみ「あっ、異世界ファンタジーの精霊って言ったらやっぱり綺麗な女性の姿だったりするの」
・・・そうだったら嬉しいな!
おじさん「いや姿とかはないな。 ざっくり精霊と呼んでいるが事象や概念そのものの集合意思。 そういった感じの声がそこかしこから聞こえるだけだ」
・・・へぇー!
藤宮「それって」
たかふみ「話しはできるんだよね」
おじさん「ああ、できてるような雰囲気はあるな。 ぼや~っと頭の中に意志が伝わってくるというか」
おじさん「今もほら! 聞こえるぞ、フフフフ、いろんなものの声が聞こえるぞぉ~」
・・・そうなのか!
藤宮「そんなものと会話しておじさん大丈夫なんですか?」
おじさん「ん~、何が?」
たかふみ「いやほら、メンタルとか」
・・・おじさんはメンタルは強そうだが!
おじさん「ああ、フフフ、そりゃあ見てのとおりさ」
・・・なんか、ヤバくないか!
おじさん「牛の頭だな。 牛の頭買おう」
藤宮「は?」
・・・高いと思うぞ!
たかふみ「ネットで「ブランド和牛一頭買い500万円ってのはあるけど」
藤宮「あるのかよ!」
・・・送料が高そうだが、一頭買いなんてしたら後が大変だぞ!
おじさん「500万か」
藤宮「何、何で急に牛の頭?」
おじさん「いや氷の精霊がクーラー魔法の対価を要求してるんだよ」
・・・対価かよー!
藤宮「えっ、対価なんているんですか」
おじさん「そりゃあいるよ。 通常とは違う面倒な仕事してもらったら、やっぱ手土産と挨拶大事だよ」
・・・礼儀作法の世界なのか!
たかふみ「じゃあ、牛で何を」
おじさん「祭壇作って、首捧げろって」
藤宮(だいぶ、キナ臭くなってきた!)
たかふみ(何と取引してるんだ!)
・・・絵面ー!
おじさん「でなきゃ、この惑星すべての平野部を10年凍らせると言ってるんだが」
藤宮「じゅうねん」
・・・おいおい!
藤宮「対価、重すぎじゃないですか!」
たかふみ「うちのクーラー代で人類が!」
おじさん「滅ぶみたい。 まずったな~」
たかふみ&藤宮「はぁ」
おじさん「とりあえずもらった魚焼いて昼飯食うか。 腹いっぱい食えるのは今年が最後かもしれないし」
・・・おじさん、気楽だな!
おじさん「えっ、あらら~。 ほんとですか。 わかりました。 はい、失礼いたします」
おじさん「魚の頭でもいいって~」
藤宮「人類の存亡を何だと思ってるの精霊さん!」
・・・牛から 魚へ!
おじさん「まあ精霊からしてみれば牛も魚も大して変わらないんだろう。 人類も「なんか生き物」くらいのゆるい認識だろうから絶滅しても痛くもかゆくもないはずだ」
・・・もの凄いアバウトさ!
藤宮「はずだって、なんでそんな冷静なんですか!」
たかふみ「そうだよ!人類が絶滅するかの瀬戸際だったんだよ!」
おじさん「慣れかなぁ」
・・・慣れなのか!
おじさん「ほら、90年代のシューティングゲームだとほとんどの作品が人類絶滅寸前からスタートしてたし」
藤宮「そんな地獄みたいなゲームばっかりしてるから」
たかふみ「90年代のゲーム会社は人類に何か恨みでもあったの?」
おじさん「ゴクリ」
藤宮「おじさん!」
・・・生臭いよな!
おじさん「はっ! つい亜竜になった時の後遺症が。 生肉、生魚がめっちゃおいしそうに見える~」
たかふみ「わかる」
藤宮「わかんな」
・・・お刺身なら良いが、分かりたくないよね!
藤宮「というか、なんでおじさんも竜になったんですか?」
おじさん「ああ、たかふみ一人で竜になったら寂しいかと思って」
・・・おい!
藤宮「このまま戻らないのかもって、あの時は本当に怖かったんですからね!」
・・・怖いわ!
たかふみ「仲間がいると実際気持ちが楽だったよ。 藤宮もなる、竜」
おじさん「おっ、三人ならもっと」
藤宮「ならねーよ!」
・・・なりたくないよね!
おじさん「でも要注意だぞ。 変身があまり長時間に及ぶと姿形に引っ張られて戻れなくなるかもしれないからな」
おじさん「たとえば、イキュラス・エルラン。 俺は前回、王国を出て一か月ほど竜だったんだが」
おじさん「魔炎竜の思考パターンに精神を支配されて戻れなくなった。 ほっとくと一生竜だったかも」
藤宮「超ピンチじゃん!」
たかふみ「なんで、そんなリスクをおかしてまで竜になったの?」
・・・だよね!
おじさん「ん~。 普通に歩いて帰るよりはかっこいいかなって」
たかふみ「確かに、かっこよかったけど」
藤宮「そんなしょうもないことに」
・・・男は カッコ良さには、こだわりたいよな!
藤宮「で、どうやって戻ったんですか?」
おじさん「あ~、それは」
エルフ「やっと見つけた」
エルフ「オークが竜に変化したとかで王都は大騒ぎ。 巷はその噂で持ち切りよ」
エルフ「面倒なことになってるじゃない」
・・・エルフちゃん、指輪を取り戻したんだ!
エルフ「ったく」
・・・エルフちゃん、お久です!
たかふみ(ツンデレさん!)
「いいね」を頂くと幸せます。
ビタミン不足を感じた時に食べるものは? - 結婚してから、ここ30数年はビタミン不足は感じていません。
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水木一郎さんの訃報に驚きをもって受け止めました。先日も、アニソンデイズに出演されていて大丈夫だとばかり思っていたので、・・・。 ご冥福をお祈りいたします。
とにかく、私の中では「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」に尽きます。