anime メイドインアビス烈日の黄金郷　第11話「価値」

ファプタ「去来するのは、泣いて、笑って、好奇心に溢れた、優しい顔ばかりなのだ」

レグ「肝心なことは何一つ思い出せないのに、勝手な言い分だとはわかっている！」

レグ「燃え尽きるまで自らを焼き続ける君を、どうしたら、どうしたらっ止められる」

ファプタ「レグは優しいそすな」

ファプタ「だが」

ファプタ「だが！　だが愚かそす」

・・・イーヴィル、決まってしまった！（プロレス技参照）

アニメ　メイドインアビス烈日の黄金郷　

　　　　　　　　　　　　　第11話「価値」を観ました。

メイドインアビス烈日の黄金郷
「隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
｢アビス｣の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。
リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。
深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。
そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。
リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。
しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、
一同は深界六層「還らずの都」へと進む。
そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している
「成れ果ての村」が存在していた。」

深界六層 : 還らずの都　-　深度13000mから15500mの空間を指す。上昇負荷は人間性の喪失もしくは死。六層からの上昇負荷によって異形と化した者は「成れ果て」と呼称される。ここより深層への降下は致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能となるため、「絶界行（ラストダイブ）」と呼ばれる。本来は前線基地の遺構を起動できる白笛のみの世界だが、独自の遺物の使用などでこの層に到達した探窟家がおり、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在している。

オープニングテーマ「かたち」安月名莉子

エンディングテーマ「Endless Embrace」MYTH & ROID

メイドインアビス烈日の黄金郷声優
リコ：富田美憂 - 金髪のおさげでメガネを掛けている。

レグ：伊瀬茉莉也 - ロボットの少年。アビスの中で機能停止している所をリコに拾われる。

ナナチ：井澤詩織 - リコとレグが出会った「成れ果て」。ウサギのような耳をして全身が被毛に覆われた、いわゆる獣人のような外見。

メイニャ：原奈津子 - プルシュカが帽子の中に飼っているウサギとカエルが合体したような不思議な生き物。

ファプタ：久野美咲 - 成れ果て達から決して滅びない価値の化身「成れ果ての姫」と呼ばれている謎の生物。

ヴエコ：寺崎裕香 - 「目の奥」と呼ばれる村の端の洞穴に幽閉されていた女性。

ワズキャン：平田広明 - 三賢の一人。二色に別れた顔と巨大な二本の角を持つ。

ベラフ：斎賀みつき - 三賢の一人。仮面のような顔と竜のような体をしている。

マジカジャ：後藤ヒロキ - 六層で出会った成れ果て。機械のような姿をしており、リコ達の使う公用語を話すことが出来る。

マアアさん：市ノ瀬加那 - リコ達が村で出会った数多の成れ果ての内の一人。

ムーギィ：斉藤貴美子 - 村で飲食店を営む成れ果て。ぬいぐるみのような姿をしている。

ガブールン：竹内良太 - ショウロウ層の干渉器。ファプタに付き従う巨大な人物。

イルミューイ:久野美咲 - アビスに辿り着いたガンジャ隊が道案内として雇った原住民の少女。

ジュロイモー:佐々木祐介 - 三賢の一人。

プルシュカ：水瀬いのり - 5層にある前線基地に住むボンドルドの娘。

ボンドルド：森川智之 - 「黎明卿」「新しきボンドルド」の異名を持つ探窟家。

ライザ:坂本真綾 - リコの母親であり世界に数人しかいない「白笛」の探窟家。

オーゼン:大原さやか - 白笛の一人。「不動卿」「動かざるオーゼン」の異名を持つ。

マルルク：豊崎愛生 - 蒼笛。二つ結びの小柄な子供。一人称は「ボク」。

ミーティ:喜多村英梨 - ナナチに保護されていた成れ果て

非常にハードな冒険譚作品　
　　アニメ　メイドインアビス烈日の黄金郷。

第11話「価値」
「ファプタの笑顔や泣き顔など、記憶の断片が蘇りつつも、依然はっきりと過去を思い出すことができないレグ。
暴れ続けるファプタを止められないまま、攻撃を受けて気を失ってしまう。
レグとの戦闘を終えたファプタはさらに怒りの矛先をリコに向けて襲い掛かるが、ガブールンが身を挺して止めに入るのであった。
ショックを受けたファプタは、怒りが収まらず再びリコを襲おうとするが、そこへ現れたのは…。」

・・・今のリコのは、白笛を吹いたための消耗！

マアア「まんまぁ」
成果てA「あの二人、どうなったん？」

・・・レグ、肉食系女子に王子様だっこ、されている！

ワズキャン「マジでぇ！　王子様でもダメなの！　ヤバいね！

ファプタ「起きろろうぜき者」

ファプタ「邪魔をせぬようレグを抑えつけておけ」

・・・ジュロイモー、顎で使われているー！

リコ「レグっ！」

ファプタ「お前レグに何をした。　ファプタのすべてを！　レグはなぜ忘れた！」
リコ「それは」

・・・レグに過去の記憶が無いのは、この作品の大きな謎のひとつ！

ファプタ「お前さえ、お前さえいなければ！」

・・・元カノの激しい嫉妬だ！

ムーギィ「まずい、守れ！　ガヴらーばァ！」

ファプタ「邪魔だ！　何もかも滅びるがよい！」

ヴエコ「ダメッ！　行かせて！　あれは止めなきゃ！」
ワズキャン「今行っても殺されちゃうよ」
ヴエコ「でも！」

ファプタ「何をしている！」
カブールン「我は守るためにいる」

・・・カブールンが　かばってくれた！

ファプタ「そいつは守らんでよい！」
カブールン「違イゥゥ、この者に手をかければ君はもう戻れなくなられり。　レグという「ハク」も失う。　我は、君の行く末を守らレたゥ」

リコ「そのロボットさん、ずっとあなたのこと」
ファプタ「黙れ」

ファプタ「ファプタが愚かなのか」

ムーギィ「なぁ、その笛もっかい吹けて！　ヤベェて」
リコ「ダメ、応えてくれない。　プルシュカも消耗しきってる」

ファプタ「やめればよかったのか。　できる、できるはず、なかろう。もう終わる。　母もお前らもレグをたぶらかしたお前も、ファプタ自身も」

・・・ファプタ、激しく泣いてるー！

ムーギィ「リコ！　下がってろい！　やるか！　やるかぁぁ！」

・・・ムーギィさん、ピザカッターじゃ勝てないよー！

ファプタ「何もかも壊せば終わる」

・・・別の意味で、目がー！　目がー！

ファプタ「！？」

ファプタ「次から次へと、なんだッ！」

ヴエコ「ウソ」
ワズキャン「いいねぇ！」

ワズキャン「ようやく辿り着いた」

・・・ナナチとベラフ、来たー！

ナナチ「姫様よォ、ちょっとおてんばが過ぎるんじゃねえの」

ファプタ「ハテの子ごときが今更なんの用だ！」
ナナチ「んなぁ、オイラもそう思うぜ」

・・・んなぁ！

ナナチ「けどな、寝てるわけにもいかねえのよ」

ナナチ「リコ悪かった。　何とかするなんて言えねえ状況だけどよ。　ここはオイラたちに任せてくれねえか」

・・・ヒーローは遅れた頃にやって来る！

ベラフ「すまない時間がない」
ナナチ「ああ分かってる」

ナナチ「行こうぜベラフ。　たった一度きりの最後の謁見だ」

・・・最後の謁見！　ナナチー頼んだー！

ファプタ「母の匂いが強い。　お前、“喰った者”だな。　よかろうお前が先だ！」

・・・なら、喰っていない者は勘弁してくれ！

ベラフ「はじめましてファプタ、君に贈り物がある。　ずっと大切に持っていたものだ大切だから自分ごと葬り去りたかった。　君の母上にすべて奪ってくれと願ったが“これ”だけは奪ってくれなかった。　今ならわかるよ君に見てほしくて残したのだ」

ファプタ「よくもその長さまで果てたものだ。　どれだけ喰った！　痴れ者め！」

ベラフ「どうか受け取ってほしい」
ファプタ「煙！　ハッ」

・・・イルミューイ！

ファプタ「なんだこれは！」

ファプタ「なんなんだ！」

・・・イルミューイの記憶が流れ込んで来たー！

ベラフ「私というものの最後に、君がいてくれてよかった。　宿命の終わりに、君の価値を君自身で決める時がくる」

ファプタ「うるさい！　お前、お前は何なんだっ！！」

ベラフ「恐れず進め君の冒険を楽しんでほしい」

ヴエコ「ベラフ」

・・・ベラフ逝く！

ナナチ「おいオメーら！　外周に近づくな！　もう村の膜は破られてる！　外と混じったらオメーら消えちまうぞ！」

ナナチ「下に逃げろ！　リコも連れてって休ませてくれ！　村の下層なら　ここよかもつ！」
ムーギィ「アンタは！」
ナナチ「レグを起こす！」

ナナチ「んなぁあ、効くよな、わかるよ。　匂いに乗って記憶が体感ごと入ってきやがる」

・・・んなぁあ！

ナナチ「感情も憧れもまるで自分のことみてぇに体を引っ張ってくるだろ。　まぁあれで止まる姫様じゃねえだろうけどよ。　今のうちだ」

・・・ベラフが　その身を投げうってもファプタは止まらないのか！

ナナチ(「神がかりを侮るな」ベラフが教えてくれた。　この状況はヤツに“選ばされている”)

・・・ワズキャンの掌の上なのか！

ナナチ(「欲望の揺籃」別名「願いをかなえる卵」。　ヒトの中で使えるのは子どもだけ。　そしてお姫様は「欲望の揺籃」３つを宿した願いの力の化身、状況はすでに整っている)

・・・狂気をはらんだドラゴンボール！　欲望の揺籃！

ナナチ(最悪を想定しろ。　この騒ぎでリコがやられて死に瀕したとする。　お姫様が何らかの理由、たとえばレグの心を取り戻すために自らをリコに与えたとする。　「願いの力」は何を叶える)

ナナチ(リコだけだ。　リコだけが死に瀕したときに「もう一度冒険を」と叫ぶ)

・・・度し難い！

ナナチ(ヤツは作る気なんじゃないのか。　自分たちを「ヒト以上のもの」。　黄金郷に挑む存在に作り替える。　リコ村！　ある種の「祝福」の装置を！)

・・・ボンドルドと肩を並べる狂気の沙汰だ！

ナナチ(考えすぎか？　いや、アイツはベラフが信じた神がかり。　その上“やるだけやるヤツだ”)

・・・ぶっ飛び過ぎだ！

ナナチ「わかってる。　アイツにその道は二度と選ばせねえ」

・・・頼むぞ、ナナチ！

ヴエコ「ベラフ、そんな」
ワズキャン「いやぁよかったよかった！」
ヴエコ「何がよかったの！」
ワズキャン「あの匂いはベラフの想いそのものさ。　これでファプタには君のことも伝わった。　君は行っても殺されないはずだよ。　逆に僕はクソヤバだけど」

・・・ワズキャンは自分の立場をよく理解していた！

ワズキャン「それとごめん、ヴエコ」
ヴエコ「今更なに？」
ワズキャン「僕さぁ、自分自身をほとんど使っちゃって、すっからかんなんだ。　あまり快適に運べないけど」
ヴエコ「？」

・・・飛ぶのか！

ヴエコ「ふひぇっ！　ひいいいい」

・・・エコノミーより酷い！　バンジーに近い！

ファプタ「これは、なんだ」

ベラフ「まるで親子だな」
イルミューイ「まるでじゃない！」
ヴエコ「ふへ」

ファプタ「これが何だというのだ」

ファプタ「止まってはダメだ、ファプタはファプタは火だ。　喰われ、冒涜されたものたちが継いだ、火だ！　お前らを焼き尽くすまで止まれるはずがなかろう！」

・・・やはり、ファプタは止まらない！

ヤドネ「ニーン」
ファプタ「お前、危ないから、あっち行ってるそす」

ナナチ「なんだ、鳥。　あんな村人もいるのか。　ハッ、違う！　村の守りが消えたせいで入ってきちまったんだ！」

ナナチ「リュウサザイ。　まずいぜ、この絶界を支配する原生生物たちだ」

・・・空気を読まない　ちいかわ！

ムーギィ「まじい、まじいぞ」

ナナチ「いくらなんでも集まりすぎだ！　守りさえなけりゃ体のいい餌場ってわけか！」

・・・酷い！　惨い！　地獄絵図！

ムーギィ「こんなん手に負えね。　終わりだぁ、終わっちまうよう」

マアア「まああ！」
ムーギィ「ハッそうさな、この子だけでも逃がさにゃ！」

・・・リコは巻き込まれ体質なのか！

ファプタ「何をしているッ。　そいつらはファプタの獲物だ！　ファプタの役目を理由を奪うなァ！」

ファプタ「～～ッ」

ファプタ「母の望みなのに。　ファプタが滅ぼすのに！」

ファプタ(もうファプタには残されていないのに、何も残されていないのに！)

・・・原生生物たちの乱入で、よりカオスに！

ファプタ「ファプタの生きてきた理由まで！　奪うな！」

・・・ファプタまで襲われているー！

ムーギィ「なんでさね。　あの姫様はワチらを根絶やしにしようとしてたんに、なんでこんな気分になるんさね」

ファプタ(何のための不滅なのだッ。　こんな、こんな思いをするためなのかッ)

・・・絶望感しかない！

ファプタ「イオ、カティ！　トギー！　すまない、助かった！」

・・・兄姉たちが、末の妹を助けた！

ファプタ「お前、よくも！」

・・・ラスボスは、リュウサザイかー！

ファプタ(うまく動かん)

・・・ファプタ、ピンチー！

ファプタ「ガブ！！」

カブールン「ファプタすまなかった。君を守れ、行けギュゥゥ」
ファプタ「ガブ！　何を言ってる！　動け！　お前を二度も失ったらファプタは」

カブールン「無念だ。　復讐を宿して生まれた君が、かけがえのないものを手に取り「ハク」と呼んだ。その理由を共に見れぬことが無念でならない。　ファプタ、君と過ごす日々こそが我のハクだった」

・・・カブールン、無念！

ファプタ(どこも動かん)

・・・まじヤバイー！

ファプタ(何も成せぬままの不滅に価値などない)

ファプタ(なんだ？　これはなんだ)

・・・なんて慈愛に満ちた世界だ！

成果てA「ファプタ立って、価値の化身」

・・・メイドイン・アンパンマン！　献身が凄い！

イルぶる（あなただけでも、生き延びて末の妹）

ファプタ(祈り、欲するだけの果てどもが！　これは何だ！　何なのだ！)

ファプタ(ファプタの役目はお前たちを滅ぼすことだと知っていた。　生まれたときから知っていたことだ。　知らぬことが増えてゆく。　ファプタがハクと呼んだものさえも)

・・・姫への敬愛が猛烈だ！

ファプタ(知らぬガブールンがあり)

ファプタ(知らぬレグがあり)

ファプタ(知らぬ母があった)

ファプタ(知らぬことだらけだ。　今も役目が突き動かしてくる。　コイツらを滅ぼし母を解放せよと。　だが、この熱はこの火の色はなんだ！　この役目の先に何が隠れているというのだ！　そこに「価値」があると言うのか)

ファプタ「ファァオオア！！」

・・・ファプタ、動けるようになった！