ファプタ「もいちど来るて、思てたそす」
ファプタ「なるほどそす。 あのいい匂いのハテの子がとらわれそすか。 それでファプタの一部がいると」
ファプタ「レグ 約束叶えてくれるならファプタもレグのそす。 身体のどこでも持てくそす」
レグ「な、なんだと! その約束とはなんだ」
ファプタ「全部忘れたそすか。 レグにしか頼めないことなのに」
レグ(わずかな記憶にあるあの顔、あれはきっとその約束に関わるもの)
・・・ファプタ、悲しそうだ!
レグ「ファプタ、頼む! 今一度約束を教えてもらえないだろうか。 僕にしかできないことなら果たしたい」
・・・その約束とは何だろう!
レグ「君に犠牲を強いようとは思わないが、だが代わりに何か知恵を貸してもらえないか」
ファプタ「その必要はないそす」
・・・凄い顔になった!
レグ「何を!」
ファプタ「約束のためならファプタはすべてささぐそす。 さぁ一緒にヤツらを根絶やしにするそす」
・・・なんか怖いこと言ってるー!
ヴエコ《どうしてこんなところに来てしまったのだろう。 どうしてこんなことになってしまったのだろう。 その答えはどこからも与えられない。 私たちがここにいるのは、私たち自身で選んだ結果だからだ。 答えは私たちで見つけるしかない》
ワズキャン「大丈夫。 みんなにも振る舞ったさ」
ヴエコ《たとえそれがどんな答えであろうと》
アニメ メイドインアビス 烈日の黄金郷
第8話「願いの形」を観ました。
メイドインアビス 烈日の黄金郷
「隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。
リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。
深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。
そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。
リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。
しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、
一同は深界六層「還らずの都」へと進む。
そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している
「成れ果ての村」が存在していた。」
深界六層 : 還らずの都 - 深度13000mから15500mの空間を指す。上昇負荷は人間性の喪失もしくは死。六層からの上昇負荷によって異形と化した者は「成れ果て」と呼称される。ここより深層への降下は致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能となるため、「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれる。本来は前線基地の遺構を起動できる白笛のみの世界だが、独自の遺物の使用などでこの層に到達した探窟家がおり、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在している。
オープニングテーマ「かたち」安月名莉子
エンディングテーマ「Endless Embrace」MYTH & ROID
メイドインアビス 烈日の黄金郷 声優
リコ:富田美憂 - 金髪のおさげでメガネを掛けている。
レグ:伊瀬茉莉也 - ロボットの少年。アビスの中で機能停止している所をリコに拾われる。
ナナチ:井澤詩織 - リコとレグが出会った「成れ果て」。ウサギのような耳をして全身が被毛に覆われた、いわゆる獣人のような外見。
メイニャ:原 奈津子 - プルシュカが帽子の中に飼っているウサギとカエルが合体したような不思議な生き物。
ファプタ:久野美咲 - 成れ果て達から決して滅びない価値の化身「成れ果ての姫」と呼ばれている謎の生物。
ヴエコ:寺崎裕香 - 「目の奥」と呼ばれる村の端の洞穴に幽閉されていた女性。
ワズキャン:平田広明 - 三賢の一人。二色に別れた顔と巨大な二本の角を持つ。
ベラフ:斎賀みつき - 三賢の一人。仮面のような顔と竜のような体をしている。
マジカジャ:後藤ヒロキ - 六層で出会った成れ果て。機械のような姿をしており、リコ達の使う公用語を話すことが出来る。
マアアさん:市ノ瀬加那 - リコ達が村で出会った数多の成れ果ての内の一人。
ムーギィ:斉藤貴美子 - 村で飲食店を営む成れ果て。ぬいぐるみのような姿をしている。
ガブールン:竹内良太 - ショウロウ層の干渉器。ファプタに付き従う巨大な人物。
イルミューイ:久野美咲 - アビスに辿り着いたガンジャ隊が道案内として雇った原住民の少女。
ジュロイモー:佐々木祐介 - 三賢の一人。
プルシュカ:水瀬いのり - 5層にある前線基地に住むボンドルドの娘。
ボンドルド:森川智之 - 「黎明卿」「新しきボンドルド」の異名を持つ探窟家。
ライザ:坂本真綾 - リコの母親であり世界に数人しかいない「白笛」の探窟家。
オーゼン:大原さやか - 白笛の一人。「不動卿」「動かざるオーゼン」の異名を持つ。
マルルク:豊崎愛生 - 蒼笛。二つ結びの小柄な子供。一人称は「ボク」。
ミーティ:喜多村英梨 - ナナチに保護されていた成れ果て
非常にハードな冒険譚作品
アニメ メイドインアビス 烈日の黄金郷。
第8話「願いの形」
「「水もどき」に侵され、次々と倒れていくガンジャ隊の面々。
ついにヴエコも発症するが、ワズキャンから与えられた“香ばしいもの”を食べて回復する。
同様にベラフも回復していたが、“香ばしいもの”を食べてしまったことを深く後悔し、精神を壊していた。
動揺するヴエコを、ワズキャンは落ち着いた様子でイルミューイの元へ連れていく。
そこでヴエコが目の当たりにしたのは…。」
ヴエコ「ベラフ! お願いベラフ、やめてください」
・・・発狂気味のベラフ!
ベラフ「抗えなかった。 察してしま、しまったのに。 こんな美味はないと、すすんで私は」
ヴエコ「ベラフやめて! 目が」
・・・ベラフは香ばしいものが、何なのか気付いていたんだね!
ワズキャン「あ! 起きてる!
ヴエコ「ワズキャン! ベラフが、こんなこんなふうに」
ベラフは大丈夫。 三賢なんだもん」
ヴエコ「大丈夫って! こんなっ!」
ワズキャン「イルミューイのとこ行くけど来るかい」
ワズキャン「あの子日に日に大きくなってるんだ。 生まれてくる子もこう、ひと抱えはあるよ。 君が寝ている間にも毎日生まれてきてたんだよ」
・・・なにを言っている!
ワズキャン「イルミューイ。 お母さんが来たよ」
イルミューイ「ェェオォェ」
ヴエコ《イルミューイはすでに言葉を失っていた》
ヴエコ《それでもなお生まれてくる我が子を》
ヴエコ《翌日までしか生きられぬ我が子を》
ヴエコ《愛おしそうに 愛おしそうに 抱きしめていた》
・・・どうして、こんな悲惨なことに!
イルミューイ「オ"ァアァァァア」
・・・奪ってしまうのかい!
ヴエコ「お願いワズキャン、一緒にいさせてあげて! せめて、せめて生きてる間は」
ワズキャン「そうしたいんだけどね~」
ワズキャン「君が寝てるときにどうしても足りなくて生きてるのも使ったんだ。 そしたら水もどきの症状まで緩和してさ」
ワズキャン「思うに鮮度なんじゃないかな 。 願いは命に宿るものさ」
・・・銃刀法違反だー!
ワズキャン「ほんとキレイだよね。 見てよこのツヤ」
・・・何を言っているー!
ワズキャン「どんなところも余すとこなくね」
ワズキャン「やってみる、料理。 おっと気をつけてね。 病み上がりなんだから」
・・・どうして平気で、いられるんだ!
ヴエコ「ごめんねイルミューイ。 私あなたの大切な赤ちゃんをね。 見殺しにして」
ヴエコ《なぜだ。 自分はなぜ狂ってしまえないのだ》
イルミューイ「ブエェェェ」
ヴエコ「ごめんねイルミューイ。 弱くて、選べなくて、あなたと自分に生きる場所をくれた人たちを」
ヴエコ「でも願いをこんな形で奪われ続けるあなたをこのままになんて、できないっ。 あなたと一緒に」
・・・ヴエコ、どうする気だ!
ヴエコ「あっ。(鼓動が)」
ヴエコ「これが、あなたが生きたいと願った姿だとしたら、この先に叶えようとする願いがあるとしたら」
・・・イルミューイが、可哀そ過ぎる!
ヴエコ「自分はまた、自分はまたあなたの願いを踏みにじろうと、一体どうすればいいの」
イルミューイ《ヴエコがいるからへいき》
・・・平気なわけない!
ヴエコ「どうすればいいの」
ヴエコ《狂えもせず 死ねもせず なに一つ選べなかった》
ヴエコ《罰してほしいと願うものの、これ以上の罰は思いつかない 地獄だ》
ベラフ「頼む。 やめてくれ、それにはなぜか抗えない。 ゆえに耐えがたいのだ。 頼む私はもう、もう」
ヴエコ《地獄であろうと人は生きてゆく。 祈りも 嘘も そのためにある》
ヴエコ《皆が地獄に慣れた頃 イルミューイは叫ぶことをやめていた》
ヴエコ「どうしたの」
ヴエコ(卵の跡、穴の奥になにかある)
ヴエコ(これ、欲望の揺籃。 割れたはずじゃ)
ワズキャン「それは二つ目だよ」
・・・なぜ二つある!
ワズキャン「君が倒れた時にね 呼応するようにイルミューイも弱っていったんだ」
ヴエコ「ふへ」
ワズキャン「だからね。 彼女にもう一つ渡してみたんだ」
ヴエコ「なに、言ってるの」
ワズキャン「複数あるものなんだよねこれ。干渉器ちゃんたちも初めて見るふうじゃなかったし彼らに探してもらってたのさ。 ほんと間に合ってよかったよ」
ヴエコ「これは、これはほんとにイルミューイの願いなの! だってこんな!」
イルミューイ〈ゴオオオオン〉
ヴエコ「イルミューイ! どうしたの!」
ワズキャン「君と呼応してるのさ。 いよいよだね。 彼女の本当の願いを見届けに行こう」
ヴエコ「ハァハァ、どこに向かっているの」
エイル「あッ、あぁぁ」
エイル「イッ」
〈プチプチ〉
・・・ここの鳥も、上昇負荷も、怖い!
ワズキャン「あちゃあ、全員イルミューイに寄るんだ! 巻き込まれないよう気をつけて!」
ベラフ「置いていけ。 私はもう」
ワズキャン「いいや君が必要だ。 最後まで苦しみに慣れることのなかった気高い君がね。 僕らじゃダメなのさ」
ヴエコ「どうしたんですか」
・・・止まったみたい!
ワズキャン「干渉器ちゃん。ここ何があるかわかる」
干渉器「何もない。 隠された場所。 とても穴の中央に近い」
ワズキャン「そうか 日陰じゃダメだったんだね」
ヴエコ「イルミューイどうしたの」
ワズキャン「おびき寄せて食べているんだ。 まだまだ足りないみたいだね」
ベラフ「頼む。 私を、食ってくれ。 君の大切なものを奪い、生きながらえてしまった」
・・・えー!
ベラフ「飢えにも痛みにも耐えてきたはずが抗えず、自負は信念は消えた」
・・・ベラフの言い分は理解できるが!
ベラフ「私は、もはや人間ではいられない。 頼む、私を罰してくれ。 骨も、心も、何もかも! 食い散らかしてくれ!」
・・・確かこれは、普通ではいられないー!
パッコヤン「ベラフ、 新しい姿に、なんて美しい」
ワズキャン「ありがとうベラフ。 間に合ってよかった」
・・・ワズキャンがベラフを必要としていた意味は こういうことだったのか!
ワズキャン「さぁみんな身も心も女王様に捧げよう。 ここが故郷。 どんな黄金よりも価値がありどんなに求めても得られなかった我々の故郷だ」
・・・カルト宗教だー!
ワズキャン「ヴエコ?」
・・・そりゃ、まともなら拒否るわ!
ヴエコ「自分は嫌。 これが本当にイルミューイの望んだことだなんて思えない。 二つ目の卵があの子をあんなにしたんじゃないの」
ワズキャン「ヴエコ~。 なら君はどうしたいんだい」
ヴエコ「自分は、もっと早くこうすべきだったの」
ワズキャン「ヴエコ。 君がいなくなってしまったらイルミューイの願いは叶わなくなっちゃうよ」
ヴエコ「かわいそうなイルミューイ。 きっと悲しんで、弱って死んでしまう」
ヴエコ「それで、私が死んだら予言が外れてしまうの」
・・・ワズキャンは 予言者だったな!
ヴエコ「ごめんねイルミューイ。 わがままで。 私だけの暖かい闇、誰にも渡さない」
ヴエコ(水もどき症状、違う! まさか自身にも揺籃を使っ・・・)
ワズキャン「誰にも奪えやしないさ。 君だけのイルミューイだ」
ヴエコ「ふへぇ、なに、どこ」
・・・ここがリコと出会った「目の奥」と呼ばれる場所だね!
ワズキャン「イルミューイの頭の中だよ。 そこならイルミューイと一番深く繋がっていられるよ」
・・・ワズキャンも すでに成れ果て化している!
ヴエコ「ワズキャン」
ワズキャン「イェーイ! 似合うかな」
・・・何が「イェーイ!」だ、狂人め!
ヴエコ「欲望の揺籃、あなたも使っていたのね」
ワズキャン「うん。もうイルミューイに身体を渡したからこれは名残なんだけどね」
ヴエコ「どうして。 干渉器も言ってたのに。 大人が使うのは適してないって」
ワズキャン「ヴエコ。“神がかり”だなんて言うけどね、ヴエコ きっとね 我々はここに集められたんだやるだけやらないとダメなんだ。 見てきたじゃん。 君が呪いの大穴なら、ここで祈るだけの者に何を与えるかな。」
ワズキャン「君が持ってきた羅針盤。 あれを見た時、なぜかね「望郷」を感じたんだ」
ヴエコ「ふへっ、故郷に捨てられた自分たちなのに」
ワズキャン「僕の感じた「望郷」はね、故郷を思う気持ちではないんだ。 どんなに求めても得られなかったもの。 決して帰らないもの。 もうどこにも存在しえないものへの儚く、強い強い憧れなんだよ」
・・・人格破綻者の勝手な言い分だ!
ヴエコ「望郷。 私にとってのそれがイルミューイだった」
ワズキャン「そうだね」
ワズキャン「きっと大穴は呼び続けるはずさ。 これからもずっと先も憧れに挑み続ける者たちを」
ヴエコ「何の話をしているの。 予言」
ワズキャン「希望さ」
・・・後に来るリコたちのような探掘家のことを言っている!
ワズキャン「僕はもう行くよ。 イルミューイの気持ちが直接伝わるとこで見守っていておくれ。 もうここは君だけのものさ⸺」
・・・拉致監禁&放置プレイ!
ヴエコ《闇の中でかすかな信号が伝わってくる。》
ヴエコ《皆 イルミューイに身も心も食わせ彼女の一部となっていた》
・・・あの一つ目の成れ果てが、バッコヤンだった!
ヴエコ《イルミューイはすでに人としての知性は失ってしまっていたが ただ一つだけ、ただ一つの目的で生き続けていた》
ヴエコ《皆を食い 黄金郷の力を吸い上げ》
成れ果てA「ワズキャン! 二つ目の卵が」
ワズキャン「これは見えなかったなぁ」
ヴエコ《誰にも悟られぬよう ひた隠しに ひた隠しに、ただ一つの願いを叶えようと、求めても得られなかったあなたの「望郷」。 あまりにも、はかなくあまりにも強い憧れ》
ヴエコ《あなたの、あなたの最後の子供》
・・・ここで、ファプタ誕生!
ヴエコ《ああ よかった》
・・・良かったのだろうか!
ヴエコ《イルミューイ。 あなたは何も何も許してはいなかったんだね。 全部許せなかったのに 全部閉じ込めて叫んでいたんだね》
・・・なるほど! それがファプタとレグの約束の内容に繋がるのか!
ヴエコ《私からあの子の姿は見えないけれど聞こえるよ。 数えきれないほどの兄弟たちの無念を 魂を囚われて住処にされたあなたの姿を 命の限り叫んでいるよ》
ヴエコ《イルミューイ。 私ね あなたに出会うまで 探してたものがあったの。 もう見つからなくてもよかった。 暖かい闇が好きだった》
ヴエコ《二度とは戻らない望郷の彼方》
ヴエコ《真の闇の中に誰にも見つけられなかった光は確かにあった。 でもそれを手にするのは誰でもない 闇から生まれた孤独な姫君》
ヴエコ《願わずにはいられない あなたが母から継いだ願いを叶えられるよう。 そしていつかあなたの呪いが解けて あなただけの願いを見つけて幸せな旅に出られるよう》
ヴエコ《か細い信号が教えている これは還ってきた子どもたちと、生まれてくるはずだった子どもたち。 これはイルミューイが名前すら呼べなかった子どもたち その魂の形》
ヴエコ「君は小さいね。 じゃあ、カティ」
ヴエコ《大丈夫。 自分が何度でも 何度でも名前をつけるから》
ヴエコ「君は少し暖かいね。 じゃあ、ティクモ」
ヴエコ《眠れなくても子守唄を歌うから もう喋れなくなっちゃったお母さんの代わりに 何度でも 何度でも》
ヴエコ《末の妹のことが心配なんだね。 優しいイルミューイの子供たち。 心配で眠れないときも子守唄を歌うから 何度でも名前を呼ぶから。 全部忘れないように、何度でも、何度でも》
・・・切ないなぁ!
マアア「まああ」
・・・過去の回想だったことを忘れる長さ!
ヴエコ「本来ね。 イルミューイに村を維持するだけの力は残ってはいなかったんだ。 三つの卵はファプタに受け継がれたから」
ヴエコ「でもね。 ここでの営みやいろんな来客、想像以上の価値がイルミューイを生かし続けて、今この村はかつてよりもずっと強く大きくなってる」
・・・呼び込みを繰り返しているうちに、そうなったんだな!
リコ「ヴエコさん。 ファプタは何をするつもりなの」
・・・当然の疑問だ!
ヴエコ「母親の解放。 この村を滅ぼすこと。 性質上この村の膜を越えて入ってこられないからずっと方法を探してるみたいだけど」
・・・「この村を滅ぼすこと」なのか!
リコ「あの、ヴエコさんから言って聞かせられないの」
ヴエコ「リコ 例えばだけど顔も知らないおばあちゃんに「冒険をやめろ」って言われてやめる?」
リコ「やめない!」
・・・イルミューイのDNAがファプタにそうさせるんだね!
ヴエコ「ふへぇ。 えっとつまり、そういうことなのよ。 まぁ、お姫様の願いはイルミューイの願いだもん。 止めるなんてできやしないよ」
リコ「ねぇヴエコさん、あなたは、あなた自身は何をしようとしているの?」
ヴエコ「自分はもうただ一つだけだよ。 ただ あの子のことを忘れたくないだけ」
「いいね」を頂くと幸せます。
観に来てもろうて、ありがとあんした。
家族の電話番号、覚えてる? - いや、分からないです。
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