アニメ映画 星を追う子ども (2011)を DVDで観ました。
公式HP内のあらすじは以下の通り。
「父親の形見の鉱石ラジオから流れる不思議な音楽に耳を傾けながら、思いをはせる
アスナ。孤独な毎日を送るアスナは、ある少年と再会するための旅に出ることにする。
それはアスナにとって、世界の冷酷さと美しさ、そして別れを知るための冒険の旅となる。」
「『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』などで熱烈なファンを獲得した新海誠監督が手掛ける、孤独な少女の冒険の旅をファンタジックに描くアニメーション。
ヒロインがたどる未知の場所への冒険を通して、この世界の美しさや輝きを紡ぎ出す。
音楽を担当するのは、これまでの新海作品にも印象的なメロディーで彩りを添えた天門。
何げない言葉や風景が繊細に溶け合い、観る者を癒やす独特の世界観に魅了される。」
「Hello Goodbye & Hello」- 熊木杏里
監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・色彩設計・撮影監督・編集 - 新海誠
アスナ：金元寿子
シュン・シン(二役)：入野自由
森崎：井上和彦
アスナの母：折笠富美子
ミミ：竹内順子
森崎リサ：島本須美
アモロートの老人：大木民夫
マナ：日高里菜
セリ：伊藤かな恵
「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督作品
アニメ映画 星を追う子ども (2011)。
現在「天気の子」がヒット中の新海誠監督の過去の作品が
観たくてDVDで「星を追う子ども」 (2011年)を購入。DVD中古品で
ケース無しですが￥500円でした。 笑ってしまうほどに安い！
新海誠監督作品は、「君の名は。」以前であれば、「秒速５センチ
メートル」や「言の葉の庭」がそこそこ有名で、私もTV放送で
掛かっているものを観ました。 どちらも映像が非常に綺麗と
感じますが、おもしろいかと問われれば「君の名。」のおもしろさを
期待しなければ良いかなという評価をしています。
どちらも切ない系の作品だと思いました。 さて「星を追う子供」。
劇場で、予告を観た記憶があるのに出掛けて観ていません。
いまは劇場アニメで豊橋で掛かれば、若年向けでない作品は
ほぼ見逃さないように観ているのに、当時、なぜ観ていないのか
自分でも不思議に感じています。 ・・・８年前かぁ・・・と思う。
新海監督の「秒速５センチメートル」（2007）と 「言の葉の庭」
（2013）の間にある作品で、非常にファンタジックな作品です。
ヒロインのアスナちゃんの声優さんは、イカ娘の金元寿子さん。
ヒロインの魅力が少し弱いかなとも思いますが、大事なのは
お話しですので・・・。 いやね、そのお話しのつかみがやや弱い
感触が最初はありましたが、臨時教師の森崎と共に「アガルタ」
へ降りて以降は、その不思議な世界観に捕まれました。
かなり言われているジブリ色を感じはしますが、それを嫌だとは
思いません。 天空の城ラピュタは空ですが、こちらは地下世界。
これって、危険をおかして なぜ地下世界のアガルタへとやって
来たのかって処が焦点。 危険なトラブルに目隠しされるように
その目的が頭の中から抜け落ちますが、臨時教師の森崎は
最初に「死別れた妻に会いたい」と言っていた事を最終エピソード
で思い起こすことになります。 そこで、その世界の神のような
存在から、奥さんの魂を入れる対価を求められることになります。
新海監督は「君の名は。」で、無償で救われるお話しが本当に
良いのかと周囲から言われたことを考察して「天気の子」を製作
したようですが、何かを求める時に対価や代償が必要だという
ことをこの「星を追う子供」で すでに描いていますね。この「星を
追う子供」ですが、いったいどう着地させるのかと感じながら
観ていましたが、納得できる内容です。 後々の作品のヒントに
なる見逃せない作品だと感じました。 さて「天気の子」。
普段アニメを観ない人たちも劇場へ呼んでおり、賛否割れている
のは皆の知るところですが、100％絶賛＆称賛なんて作品は
あるはずもなく、自分がどう感じたかが重要です。 次はいつ
劇場に遊びに行こうかなと思っています。 観にきてもろうて、
ありがとあんした。 明日から、日中の勤務。 暑いね。。。
最近食べておいしかった肉料理は？ - 妻が買ってきた惣菜の
ヒレカツに、とんかつソースをかけて食べたら美味しかった。
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