2018年劇場アニメ作品総括

 

 

No.16 未来のミライ


「とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊のくんちゃんに、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。
そんな時、くんちゃんはその庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、
未来からやってきた妹・ミライちゃんと出会います。
ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母、
そして青年時代の曾祖父との不思議な出会い。
そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とは――」

主題歌 - 山下達郎「ミライのテーマ」(オープニングテーマ)、「うたのきしゃ」(主題歌)

 

一般的には評価が低くなってしまっていますが悪くありません。

 

細田守監督が家族愛を描いた時に、こうなったという作品です。

 

小さな子供が親の思うようにならないという事を理解して観れば、

 

比較的すんなり。妹の未来ちゃんが産まれ、すねてしまう兄の

 

くんちゃんは普通のどこにでもいる男の子なんだよね。

 

 

 

 

 

 


No.15 さよならの朝に約束の花をかざろう


「縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。
10 代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも
、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。
イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、
マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。
マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう...。虚ろな心で暗い森をさまようマキア。
そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。少年へ成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。
同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆―。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。」

主題歌「ウィアートル」- rionos

 

エルフのように長寿であれば、人間と生きる時間軸が違うという

 

内容がたんたんと描かれています。「決して愛してはいけない。」

 

「彼らは別れの一族と呼ばれる」。といううたい文句が心に刺さり

 

ます。地味ながら丁寧に描いてある良作。

 

 

 

 

 


No.14 リズと青い鳥 

「北宇治高等学校吹奏楽部でオーボエを担当する鎧塚みぞれと、フルートを担当する傘木希美。高校三年生、二人の最後のコンクール。その自由曲に選ばれた「リズと青い鳥」には
オーボエとフルートが掛け合うソロがあった。 「なんだかこの曲、わたしたちみたい」
屈託もなくそう言ってソロを嬉しそうに吹く希美と、
希美と過ごす日々に幸せを感じつつも終わりが近づくことを恐れるみぞれ。
「親友」のはずの二人。しかしオーボエとフルートのソロは上手くかみ合わず、

距離を感じさせるものだった。」

鎧塚みぞれ - 種崎敦美
オーボエ担当。市内の強豪、南中学校吹奏楽部出身。口数が少なく、感情も乏しいがオーボエの演奏は情熱的。 吹奏楽部に誘ってくれた希美の事を大切に思っている。

傘木希美 - 東山奈央
フルート担当。みぞれと同じ南中学校吹奏楽部出身。高校1年の時に退部しており、2年の夏に復帰。演奏が上手く、後輩にも慕われている。みぞれの事は大切な友人の一人。

“リズ” / “少女” - 本田望結
 劇中に登場する絵本『リズと青い鳥』の登場人物。"リズ"は両親を亡くし湖の近くの家で一人暮らしている女の子。"少女"は青い髪をした不思議な女の子。湖のほとりで倒れているところをリズに助けられる。

「Songbirds」 : Homecomings

 

響け!ユーフォニアムのスピンオフ作品。親友だと思われている

 

二人の女の子の微妙な心情のすれ違いが描かれており、無粋な

 

私のような男には もどかしさも感じますが、これが女の子なんで

 

しょうね。 吹奏楽部ということもあり、全体の演奏にも影響を

 

与えてしまう二人の関係。 周囲の女の子たちの動揺も交え、

 

上手く着地させたことに拍手。 来年の新作にも期待しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

No.13 Re:ゼロから始める異世界生活

                                                                Memory Snow 

「コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、
ナツキ・スバル(声:小林裕介)は、死して時間を巻き戻す“死に戻り”の力を手に入れる。
大切な人たちを守り、かけがえのない時間を取り戻すため、
スバルは絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていった。
呪いの元凶である魔獣ウルガルムを打ち倒し、アーラム村の子供たちを救った彼は、
誰にも知られてはならない、とある極秘ミッションに挑んでいた。
しかし、変装していたにもかかわらず、開始5秒で村の子供たちに正体がばれてしまう。
そのミッションとは、エミリア(高橋李依)とのデートコースの下見だった……。」

イメージソング「Relive」- nonoc(ノノック)
エンディングテーマ「White White Snow」- nonoc(ノノック)

 

OVA作品なので、他の劇場版と同じ土俵に乗らないかもしれま

 

せん。TVシリーズに比べ、明るくハッピーな内容になりましたが

 

上手くまとまっています。入場者特典目当てでリピート率高し!

 

 

 

 

 

 

No.12 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE

                                                          2人の英雄(ヒーロー) 

「期末試験を終えた夏、デクとオールマイトは
海外に浮かぶ巨大人工移動都市《I・アイランド》を訪れる。
そこで出会った“無個性”の少女・メリッサに
 かつての自分を重ね合わせるデク。
その時、《I・アイランド》のセキュリティシステムが謎の敵にハッキングされてしまう!
いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない ある計画が発動しようとしていた??。」

 

「デクこと緑谷出久ら雄英高校の面々は、期末試験を終え、夏休みの林間合宿を控えていた。デクとオールマイトはある人物から招待され、巨大な人工都市I・アイランドに来ていた。
そこでヒーローのアイテムや個性の研究成果を展示しているI・エキスポを楽しんでいたデクは、メリッサという少女に出会い、かつての自分のように無個性な彼女に親近感を抱く。
そしてI・アイランドの警備システムがヴィランにハッキングされ、
島内にいる人々が人質になってしまい……。」

菅田将暉「ロングホープ・フィリア」

 

やや若年層向け作品でしたが胸を熱くさせるおもしろさでした。

 

同時期の「七つの大罪」よりも、こっちでしょう。応援上映も行って

 

みたかったなぁと思いました。良く出来ていました。

 

 

 

 

No.11 夏目友人帳 うつせみに結ぶ  


「人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、偶然昔の同級生・結城と再会したことで、
妖にまつわる苦い記憶を思い出す。
そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた
女性・津村容莉枝と知り合う。レイコのことを知る彼女は、
いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。彼らとの交流に心が和む夏目。
だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。
そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた"妖の種"が、
藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。
どことなく自分に似た形の
その実を食べてしまったニャンコ先生が、なんと3つに分裂してしまう――!? 」

「remember」- Uru

 

本当にいつもの夏目という感触をそのまま劇場へ持ち込んだと

 

いう感触で、夏目友人帳はこれで良いと思いました。 最近の

 

TVシリーズは物の怪に名を返すエピソードが少なくなっています

 

が、今回は何度か名を返すエピソードが盛り込まれており安心

 

します。 ちょっと切なく、ちょっとコミカル。 夏目らしい安定感。

 

 

 

 

 

 

 

No.10 若おかみは小学生!

「小学6年生の“おっこ”こと関織子(声:小林星蘭)は、交通事故で両親を亡くし、
お婆ちゃんが経営する旅館“春の屋”に引き取られる。
旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊(声:松田颯水)や
美陽(声:遠藤璃菜)、子鬼の鈴鬼(声:小桜エツコ)、
ライバル旅館の跡取り、真月(声:水樹奈々)らと知り合ったおっこは、
ひょんなことから春の屋の若女将修行を始めることに。慣れない若女将修行に、

毎日失敗の連続。
“あたしって、全然しっかりしてないじゃん”と落ち込むおっこだったが、
不思議な仲間たちに助けられ、一生懸命に接客していくうち、少しずつ成長していく……。」

 

 

若年層向けと侮ることなかれという良作。 両親を亡くした おっこ

 

ちゃんが祖母を頼り、旅館の手伝いをする人情エピソード。

 

最終エピソードは胸に突き刺さる内容だけに多くの人に観て欲し

 

かった作品でしたが、劇場では不入りだったようで上映期間が

 

短かったようです。 それだけに、きちんと観れて良かったです。

 

 

 

 

 

 


No.9 ペンギン・ハイウェイ 

「小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。毎日努力を怠らず勉強するので、「将来は偉い人間になるだろう」と思っている。
そんなアオヤマ君にとって何より興味深いのは歯科医院の“お姉さん”。
気さくで胸が大きくて、自由奔放でミステリアスなお姉さんをめぐる研究も、真面目に続けていた。 ある日、アオヤマ君の住む郊外の街に突如ペンギンが現れ、そして消えた。
さらにアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」 
一方、アオヤマ君は、クラスメイトのハマモトさんから森の奥にある草原に浮かんだ透明の大きな球体の存在を教えられる。
やがてアオヤマ君は、その謎の球体“海”とペンギン、そしてお姉さんには何かつながりがあるのではないかと考えはじめる。
そんな折、お姉さんの体調に異変が起こり、同時に街は異常現象に見舞われる。
果たして、お姉さんとペンギン、“海”の謎は解けるのか――!?」

主題歌 - 宇多田ヒカル「Good Night」

 

摩訶不思議で、文学的な大人向けの作品でした。

 

ペンギンの可愛さとか、ひっきーの楽曲に惹かれて観に行くと

 

その難解さに跳ね返されそうになります。 ただ非常に雰囲気の

 

ある作品で、原作ファンから称賛されている珍しい作品です。

 

私は、ひっきーの「Good Night」を聴くと 映像が目に浮かびます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.8 のんのんびより ばけーしょん   

「旭丘分校の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、
いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいる。
ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた旭丘分校の面々。
夏休みを利用して、皆で沖縄に行くことになるが…。」

 

非常に分かり易い沖縄旅行記。 のんのんびよりオールスターズ

 

と共に沖縄を旅し、民宿の娘さんと仲良しになれたような

 

気持ちにさせられる楽しい作品です。ファンなら文句なしでしょう。

 

 

 

 

 

 

No.7 ニンジャバットマン

「現代の犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちがタイムスリップし、
群雄割拠する戦国時代の日本。
戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、
日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう!
絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったヒーローは、
世紀の歴史改変を阻止することができるのか? 日本と世界の未来をかけた、
時空を超えた壮大なバトルの行方は!?
日本が世界に放つ、戦国タイムスリップ・アクションエンターテイメントがついに開幕!」

 

本当に、猛烈にダークホース的な作品でした。

 

バットマンを日本でアニメ化って、誰が観るんだとか思っていま

 

したが、実際に観ると非常におもしろい! ここまで、ぶっ飛んで

 

いると称賛しか出来ない。 「待て、怪しいものでは無い」・・・

 

「十分、怪しいよー!」と応援上映で叫んでみたかったね。

 

 

 

 

No.6 GODZILLA 決戦機動増殖都市(第2章) 

21世紀初頭、人類はゴジラに蹂躙された地球に多くの人命を残し、
選ばれし者達だけで恒星間移民船・アラトラム号に乗って移住可能な
「約束の地=タウ星e」を目指した。
しかし計画は失敗し、人類は再び地球へと舞い戻ることになってしまう。
そして、長距離亜空間航行によって生じた時空の歪みは、
人類が戻るべき場所を「二万年後の地球」に変えてしまっていた。
その地球で主人公・ハルオたちはゴジラの攻撃を受けながら、
20年間考え続けた「対ゴジラ戦術」をエクシフとビルサルド、2種族の異星人と共に実行し、
決死の戦闘でゴジラを倒すことに成功する。
しかし、喜びも束の間、地中深くから真のゴジラ<ゴジラ・アース>が姿を現す。」

「THE SKY FALLS」- XAI-サイ-

 

GODZILLA 星を喰う者  (第3章)

「メカゴジラを起動し、ゴジラに決戦を挑むも、
ビルサルドとナノメタルの暴走もあり敗北したハルオたち。
そんな絶望の淵で、メトフィエスが静かに暗躍し始めていた。
虚空の神キングギドラによる世界の終末と祝福を説く
エクシフの教えは確かに残された人類の間に広がっていく。
一方で宇宙ステーションに残されたビルサルドたちは、
ゴジラに敗北した要因がハルオにあると追及し、クーデターを起こした。
そして、いよいよ時が満ち、人類の祈りを乗せギドラが異空間より出現する。
その圧倒的な存在は、宇宙ステーションを飲み込み、
そしてゴジラを、地球をも飲み込もうとしていた・・・。」

「live and die」 - XAI

 

やや反則くさいですが、二作でこの位置にランクインさせました。

 

いや、個人的には それぞれの作品でもこれくらいの評価をして

 

います。 二作目は「メカゴジラシティって?」などと思いましたが

 

SF作品だと観れば 十分に良い作品だと思います。三作目も

 

虚淵玄脚本作品らしさ全開で おもしろく感じましたね。

 

 

 

 

 

 


No.5 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE

「ヨコハマの裏社会に血嵐吹き荒れた「龍頭抗争」から6年後――。
不可解な「霧」のなか、異能力者が自らの力を用いて命を断つという事件が世界各国で発生し、500人を越える死者を生んでいた。
内務省異能特務課は、これを「異能力者連続自殺事件」と命名。武装探偵社に、
関与が疑われる謎深き異能力者・澁澤龍彦の確保を依頼する。
しかし、時を同じくして太宰が消息を絶つ。
さらに、事件の背後には魔人・フョードルの影がゆらめき……。
異能力者たちに次々と襲い掛かる、かつてない強敵。
街が大いなる悪夢に飲みこまれんとするなか、敦は鏡花と共に澁澤の居城へ走る。
だが、そこに現れた芥川から思いもよらぬ真実を告げられ……。」

 

 

音楽【OP】GRANRODEO「Deadly Drive」  【ED】ラックライフ「僕ら」

 

じつはこれもダークホース的な感触ですが 十分におもしろい

 

作品だったと感じています。 終盤までの展開が一気で勢いが

 

あり パワーを感じる作品でした。 もう一度観たかったな。

 

 

 

 

 

 

 

No.4 はいからさんが通る 後編 

                                     花の東京大ロマン


「まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
女学校に通っていた花村紅緒は、祖父母の時代から決められていた許婚、
伊集院忍少尉と出会う。
紅緒は、当初少尉に反発していたが、やがて 2 人は許婚という関係を超え、
心の底から惹かれあっていく。
しかし、少尉が戦地で消息不明に――。
どこかで少尉が生きているのではと諦め切れないそんな彼女の目の前に、
少尉と瓜二つの人物が現れる。
ロシアからの亡命貴族、サーシャ・ミハイロフだ。
ところが、少尉そっくりなサーシャは紅緒のことをまったく知らない様子。
ショックを受けた紅緒を励ましてくれたのは、彼女が働く出版社の編集長、青江冬星だった。
愛する人と同じ姿でありながら自分のことを知らない、
サーシャ。一方、過去は忘れて新しい道を歩き始めるべきだと語る冬星。
2 人の間で紅緒の心は激しく揺れ動く――。
そんな中次々と衝撃的な事実が明らかとなり、
ついには歴史的大事件に巻き込まれることにも...短くも激動の大正時代。
その真っ只中を時には笑い、時には涙し、ひたむきにまっすぐ駆け抜ける「はいからさん」。
彼女は、最後に何を選び、誰と結ばれるのか――。音楽【主題歌】早見沙織「新しい朝」」

 

【主題歌】早見沙織「新しい朝」」

 

昭和の少女コミックスの王道的な作品。前編はいかにも少女向け

 

なんだけど、この後半は非常に驚かせる展開が凄い!

 

関東大震災とリンクさせての逆転劇は見逃してはいけない。

 

みんな良い人過ぎとは感じさせますが・・・。 

 

この作品内で「ゴンドラの唄」が歌われてビックリ!

 

命短し~、恋せよ乙女~♪ 赤き唇、渇かぬうちに~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

  

No.3 中二病でも恋がしたい! Take On Me

「「十八歳。高校最後の年。なのに六花は……まだ中二病だった」
大学受験も見えてきた高校三年間近の春休み。相も変わらず富樫勇太は小鳥遊六花と

共同生活をしていた。
しかし未だ上位契約も結べていない様子……。そんなある日、姉の十花が六花をイタリアに連れて行くと宣言する。
仕事も安定したので、家族で移住すると言うのだ。焦る勇太だったが、
大学進学も危うい六花をこのままにしてはおけない、という十花の意見はもっともだった。
このままでは二人が引き裂かれてしまう。
心配した丹生谷らいつものメンバーから、勇太はなんと“駆け落ち”を提案される。
こうして、日本全国を舞台にした二人の逃走劇が、今始まるのだった。」

ZAQ「JOURNEY」

 

西へ東へと、この中二病メンバーが日本中を旅してまわり、非常

 

に愉快に感じます。 六花ちゃんはイタリアへ連れて行かれると

 

いう(勘違い)から、勇太くんと六花ちゃんの中二病逃避行。

 

なぜか追い掛ける森夏ちゃんと凸ちゃん。笑える結末で着地。

 

 

 

 


No.2 君の膵臓をたべたい 

「他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の“僕”。
そんな“僕”はある日、偶然「共病文庫」と記された一冊の文庫本を拾う。
それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて…。」

オープニングテーマ・劇中歌・主題歌:sumika『ファンファーレ / 春夏秋冬』

 

じつはこれがNo.1でも決しておかしくない大傑作。完成度で言え

 

ば、こちらの方が上かもしれません。非常に胸に刺さり、三度目

 

は、泣きっぱなしで観ていました。 結末が分かっているから、

 

明るいシーンでも泣けました。 「だから、こんなこと君にしか

 

頼めないよ。君の膵臓を食べたい!」。 その意味とは・・・。

 

 

 

 

 

 

No.1 ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン                                                         ハイエボリューション


「まだ幼かったあの日。父はアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
アネモネの小さな胸に深く残る後悔。彼女の心を支えたのは、
ぬいぐるみのガリバーとAIコンシェルジュ・ドミニキッズ。7年が経過し、
アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
アネモネは実験部隊アシッドが実行する作戦の要として、
人類の敵「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と戦わなくてはならないのだ。
エウレカセブンにより追い詰められた人類は、
もはやアネモネに希望を託すしかなかった。
そしてアネモネは、エウレカセブンの内部へとダイブする――。」

RUANN「There’s No Ending」

 

 

 

はい、5週間で6度観ました。 猛烈に、ドハマりし現在TVシリーズ

 

のDVDを買って、観始めております。一見、非常に難解なのです

 

が、レントンを恋しがり暴走しているエウレカをアネモネが止める

 

エピソードです。昨年の第一部がなぜ、ああいった作品だった

 

のかが、この「アネモネ」を観て、初めて理解できました。

 

非常に緻密に計算され、最終シーンの怒涛の展開への持ち込み

 

方が凄い! 大傑作だと信じて疑わず。 三作目も期待大!

 

 

劇場版はだいたいこういう感じの評価です。 かなり削り落して

 

いますので、観ているものでも挙げていないものが多々あり

 

ます。総集編のガル&パンなどは、これだけでも十分おもしろいと

 

感じながら観ました。 反対に腹立たしく感じたのは、作画は良い

 

けど、お話しがめちゃくちゃなあれと お話しは許せるけど作画が

 

酷いあれ。料金を取って見せているんだから、ある程度のレベル

 

は求めて当然。前評判倒れというのは止めて欲しいよね。

 

観にきてもろうて、ありがとあんした。 TVシリーズは・・・。はぁ。

 

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