ワイワイガヤガヤの標準化 | 笑って働くことのススメ

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こんな記事がネットに出ていた。




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やっぱり息抜きも必要! 仕事中のネット閲覧は仕事効率を上げるらしい

みなさん、仕事中に上司の目を盗んで、ネットでこっそり面白い動画や
ニュースを見たことはないだろうか? 今まで罪悪感を抱きながらそう
してきたかもしれないが、これからは仕事中のネット閲覧が推奨されて
いくかもしれない。

なぜなら仕事の合間にネットなどで気晴らしすると、その後の仕事の
効率が上がるからだ。これを発表したのはコペンハーゲン大学の科学者
たちで、彼らはある会社員たちを2つのグループに分け、次のような実験
を行った。

1.両方のグループに、人々がボールを前や後ろにパスしていくビデオを
見てもらう。しかし、グループAにはビデオを見る前に、ネットの面白い
動画を見てもらう。グループBは何もせずそのままビデオを見るのだが、
この時、別の部屋にいるグループAの笑い声が聞こえている

2.そしてビデオを見終わった後、ボールが何回パスされていたかを思い出
してもらう

すると、グループBよりグループAの方が間違いが少なかったことが分かった。
つまり、数分のリラックスタイムを設けられたグループの方が、課題により
集中して取り組めたということだ。

しかし、グループBはグループAの笑い声によって集中できなかったのではと
いう批判もあり、今回の実験は確証的ではないとされている。

そんな批判を受けながらも、今回の実験を行った科学者たちは、人間は
インターネットのような気をそらすものに対し自制心が弱く、もし会社の
中でインターネットを自由に使うことが禁止されたら、社員たちは集中力
ややる気を失い、仕事の効率は下がると結論付けた。

実際にいくつかの研究で、「企業が社員たちのために『インターネット休憩』
のように彼らの好きなことができる時間を作ったら、会社の生産効率は上がる」
と訴えられており、このような主張は以前からあったようだ。

そして、そういった試みはすでにアメリカの大企業「Google」でも実施済み。
Googleでは「20パーセントタイム」といって、社員のクリエイティブさを維持
させるため、1日の勤務時間の20パーセントを好きなことに当てられるように
している。

Googleのように、気晴らしのための時間をきちんと設けている日本企業は、
そんなに多くはないだろう。よって現時点では、休憩時間に思いっきり気分
転換するというのが得策のようだ。(文=田代大一朗)

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これって、仕事中のネット閲覧が仕事効率を上げてるんぢゃなくて


完全に笑うことによる効果だ。



それを、仕事中のネット閲覧が仕事の効率を上げるという結果に


結びつけるのは少々強引だ。



この強引さは俺の飛躍した論理に完全に似ているではないか(笑)







まぁ~息抜きが必要なのは間違いない。


でも、その息抜きがネット閲覧だとは俺は思わない。






この実験ではおもしろい動画を見たグループはグループ全員で


同じ動画を見て笑いを共有している。この皆で笑うという点が


作業効率に深く影響している。






場のエネルギーが笑いによって高まると、そこにはやる気と


いう名の高揚感が生まれる。この高揚感は生産性に寄与する。






だから、真に必要なのは職場でのネット閲覧ではなく、例えば


職場での雑談によるコミュニケーションなどだ。





シーンと静まりかえった職場では、おもしろい発想は皆無だ。


おもしろい発想はワイワイガヤガヤしている環境から生まれる。





だから、Googleが業務の20%を好きな事をしてよいのは、


職場の高揚感に繋がることをやって、イマジネーションを高めて


よい企画を出してね、ということを示唆している。






でもね、俺がイケイケのベンチャー起業なんかに笑いの営業に


いくと、「うちにはもう笑いがあるからいらないょ」と言われる


ことがよくある。






職場の雰囲気が悪くて、業績があがらないから笑いのコンサルが


必要なのだから、職場の雰囲気がよくて、業績がよいのであれば


笑いのコンサルなんて必要ないw





おっしゃる通りだ。






しかーし、前述のGoogleには高揚感を高めイマジネーションを高め、


おもしろいアイデアを出すために、笑いのエクササイズが導入


されている。






雑談や笑いが職場に十分にありそうなGoogleがなぜ笑いの


エクササイズを導入する必要があるのか。






それは


職場のワイワイガヤガヤを標準化することが難しいからだ。



つまり、ワイワイガヤガヤの大きさが日によって違うということ。






業績が上がっていてもある程度行くと壁が現れる。普段どおりに


職場でワイワイガヤガヤしていれば、乗り越えられるんだが、


ワイワイガヤガヤが足らず、乗り越えられない日も出てくる。




職場内でのワイワイガヤガヤは得てして場当たり的なんだよね。


出来るときもあれば、できないとこもあるということ。





だから、もっと効果を標準化するためにどうすればよいかと


考えた結果、Googleは笑いのエクササイズを導入したわけだ。







これは、組織だけでなく、個人でも同じ事がいえる。



イケイケどんどんの人でもやっぱりある程度いくと壁が現れる。


同じ壁でも日によって乗り越えることができる日とできない日が


存在するはずだ。




だから、日々笑っていくことが、コンスタントに壁を乗り越えると


いう結果に繋がっていく。






また、乗り越えられない日は当然気分が「落ちる」よね。挫折ですょ。


そんな挫折の「落ちる」状況のときにどれだけ自分を無条件に


笑えるかが、その壁を乗り越えるヒントを与えてくれる。





うそのようなホントの話だ。






偉人や鉄人たちに「笑い」が愛されていたり重宝されていたり、


ことわざや格言に「笑い」が多く登場することが何よりの証拠。






この無条件っぷりが、Googleが求める効果の標準化ってこと


なんぢゃないだろうかね。






まとめ。


壁が現れた時のために、組織でも個人でも毎日ガハガハ笑うこと。


これをコンスタントにできる組織と個人が右肩上がりのトレンド


を維持できる。







んぢゃ、壁がいつ現れてもよいように今日もガハガハ笑って


いきますょ(笑)


ガーッハッハッハッハッハッハッハー