「ペントハウス」第15話「離婚の条件」より | けんのブログ

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神経精神科医:私の娘が気が立っていて他の子の様子が知りたかったのよ。声楽と勉強の両立は大変?

ウンビョル:歌が好きなんです。ソウル大学進学のためというより歌が好きなので、勉強も頑張れます。

医師:偉いわね。試験前にプレッシャーで眠れなかったり、食欲が落ちたり悪夢を見ることは?失敗が怖くてジンクスを信じるとか?

ウンビョル:もともと私はおおらかな性格なので良く眠れるし、しっかり食べてます。好きな言葉は“暗ければ明かりをつけろ”で悲観的にならないようにしています。

医師:友達とはどう?嫌いな子はいる?

ウンビョル:特にいません。誰にでも長所と短所がありますよね。人を憎んだり妬んだりする性格じゃないし、嫌なことは私が我慢すれば良いんです。別にストレスも感じません。

 

娘「:終わったわ。今度はお父さんが中へ。早く終わらせてね。お腹がすいちゃった。

レストランで

娘:ペペロンチーノが食べたかったの。

 

ユンチョルは医師との会話を思い出す。

医師:前向きで優しく明るい子に見えるわ。だけど全部うそよ。

ユンチョル:嘘とは?

医師:スマイル仮面症候群よ。周囲の過剰な期待を受けて失敗を恐れることで起きる。失敗に対する自己防衛とも言えるわね。

 

娘:食べないの?早く帰って勉強したいのに。お母さんとおじいちゃんのために。筆記も1位を取らなきゃ。

父:カウンセリングはちゃんと受けたか?

娘:もちろんよ。

父:正直に答えた?

娘:そう言ったでしょ。お父さんたら娘が問題なくて不満なの?病気であって欲しいみたい。

ユンチョルはウンビョルのポケットから落ちた覚書を出して、

父:これは何だ?

娘:人のポケットを勝手に探らないでよ。

父:なぜロナの覚書を持ってるんだ。書かせたのか?何があったのか説明しろ。

娘:ロナがミン・ソラを装って私たちを脅したの。