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生きる事への出発

今日の朝、親戚が死んだ。
祖母の妹だ。
でも祖母は7人兄弟の長女で亡くなったのは末っ子だから、歳の差は20歳。
だから享年66。
心不全だ。二年半前に脳梗塞で倒れ、身体が不自由になり、介護付きマンションで一人暮らししていた。独身だから。
通夜の最中、読経しながらふと思ったんです。この行為の凄さを。
僕は生まれてずっと仏教徒だから、お経は何もみなくてもスラスラと言えるけど、数珠を手に掛け、香を焚き、手を合わせ、読経し、念ずる。
故人が一度は霊山にてしばし休み、また新しく、清らかな、みずみずしい生命で生まれてくることを祈念して。
故人がまた、生への出発ができるように、今、生きてるもの達が寄り合い、皆でお経を上げる。
人間にしかできないと思う。
死から生を学ぶ。
人間を人間たらしめるものは何かを学ぶ。
おばちゃん、またお会いしましょう。
いい一日だった。

未開の森

昔の人達は、未知の海域を未開の森をどんな気持ちで開いていったんだろう。
ただひたすらに、前進し続けた偉人達は、一寸先の闇にも武者震いしながら、それでも前へ前へ、希望を握りしめて、人類の為に、或は祖国の為に、或は家族の為に、或は冨や名声の為に…。
勇気の一歩を踏み出し続けたんだろう。
そしてその航海の最後には、帰るべき母港はあったんだろうか。

戦国時代の「戦」と現代の「仕事」は本質的には変わってないような気がする。変わったのは、血を流さなくなっただけだ。
代表取締役に就任してから一月半、この沈没寸前の船の舵取を任された僕の唯一の救いは、帰るべき母港があることだ。
ありがたい。本当に。

人は変化を嫌う。
人は「これまで通り」を是とする。
しかし、時代の流れはこれを許さない。
決断しなければならない。
聡明であれ。

依正不二

今年もあと二週間。
怒涛の一年だった。
来年の仕事は間違いなく、荒れる。
いよいよ、新規事業の立ち上げに向かい、準備を進める事になる。
僕一人で立ち上げ、僕の特性、知識、経験を活かせる仕事で、公に通ずる理念のもと、事務所は自宅の応接室を使い、資本金は300万で始める。
現存の会社は秋冬が繁忙期になるので、無理に一年中、収益をあげなくても現存の会社の閑散期に補填できればよいとは思っていたが、そのような都合のいい仕事はないし、そのような考えではアウトプットが小さくなるので、やめにした。
現存の会社は設備の問題もあり、安定した供給に自信が持てなくなってきた。だから危機管理のために新たな設備投資をして生産率は維持はするが、やはりコストを絞るために必要最低限のラインで打ち止めする。
何故ならば現存の会社の業界は大手の新規参入による低価格競争が激しさを増しおり、このままでは運転資金が削られていくし、一番大きなお得意さんは先細りしていく事は絶対に間違いない。
それ以外のお得意さんも、新規参入の超低価格競争ではやり合えない。
ようするに、先が見えてしまっているものには、先行投資はしない。
でも会社を潰す事も絶対にしない。
潮時なんだろう、いつまでも古いやり方が通用するわけがない。
生きる事は戦争だ。
「法人税率5%引き下げるから雇用の拡大や給与の増額に充ててください」ってウチの総理が言ってたけど、そんな単純な話しはありません。
相変わらず霞ヶ関の役人にしか思いつかない浅はかなアイデアですね。
しょうもない。

とにかく、武者震いしながら、決意している。
断して成功させてみせる。自分が変われば、環境が変わる。