おはようございます。





私ごとですが、今日28歳になりました

子供の時のワクワクした気持ちはちっとも無いですが、それでも今日は特別な日のような気がします。
旦那さんからはオメデトウのメッセージが来ないので、さいそくしたら

今日は24日でしょ明日が誕生日でしょ?とメールが来て、あ、今日は日本25日だね、おめでとう!
だって。
まぁ忘れてないから良しです。

28歳の抱負はまだちゃんと考えていないので今日しっかり考えてみます☺︎









私の実家は飲食店の自営業です。
アルバイトの方も大学生や主婦の方、韓国と中国の留学生の方々と色々な方が一緒に働いてくれています。

昔から長く働いているアルバイトの方の旦那さんが私が帰国する数週間前にガンで余命三ヶ月と言われたそうだと電話で話を聞きました。
医師はそのご夫婦の目の前で診断結果と余命宣告をされたそうなんですが、一般的に医師はどんな悪い結果でも本人に直接伝えるのでしょうか。

その旦那さんはその日から意気消沈してとても落ち込み、今も気が弱くなってすっかり暗くなってしまわれたそうです。

奥さんの方は明るくしているけれど、六回の流産でも諦めなければよかった。子供を作っておけばよかったなぁと先日ポツリとつぶやいていました。私に、○○ちゃん旦那さん大事にしなくちゃダメだよ。大事にしてあげないと残される方も残して先にいく方も後悔するよ。って言われました。


まだ40代でこれからのことを思うと不安だと思います。
これからのことも考えて、旦那さんとの20年以上の思い出もふとした時にきっと思い浮かぶんだろうな。


昨日はその旦那さんからお菓子をいただきました。
レトロなパッケージのマドレーヌです。


マドレーヌ フランス銘菓


マドレーヌ フランス銘菓 なかみ


直接に会えなかったので挨拶に行きたいけれど、会って何を話せばいいのかって考えてしまって体が動きません。
こうゆう自分の臆病さが時々嫌になります。


自分から病気の話題には触れたりは出来ないと思います。たわいの無い話、それができればいいなと思っています。もしお喋りして楽しかったと思ってもらえたらいいな。







追記です。




余命宣告通りの約3ヶ月後に安らかにお眠りになられました。

亡くなられる丁度2週間前に従業員、アルバイト、家族皆の約20名程で食事に行きました。その時冗談を飛ばしたり、タバコを吸って楽しそうに皆と時間を一緒に過ごされていたので急なことに驚いています。


最後の時、病院の床で『先にいってごめんなぁ』と手を握って奥さんに一言謝ったそうです。

お通夜でその話を聞いて涙が止まりませんでした。

どうしても自分と照らし合わせてしまします。もしも、連れ添った旦那と40半ばにして死別することになったら、残りの3ヶ月はどのように過ごしただろう。きちんと看取ってあげれるだろうか。

そう思うと2人で居る日々の時間がかけがえのない物のように思います。