世紀末コント⑥:ブレイクスルー
YouはShock!(出囃子(JASRAC申請要否を確認中))
あべし(以下あ):おう。どうだよ。この客の入り。
ひでぶ(以下ひ):4,5人しかいねえなあ。まあ、いつものことだ。
あ:4,5人て。6人だろ。そんな少ない人数。ぼかすな。ぼけ。ちゃんと見ろっつーの。
ひ:またお前。そんなに客席をじろじろ見るなっつーの。
あ:しかし客は増えねえもんだな。
ひ:まあ、そんなもんだ。世の中厳しいってことだな。
あ:どうだよ。(客席に向かって)お前たち。この世紀末を楽しんでるのか?
ひ:客席見るなっつーの。
ほら、完全に、引いてるだろ。笑わせてもないのに、怖がらせんな。
あ:笑わせてない?そんな芸人
あひ:世紀末!
ひ:客が減ったな。
あ:(無言)
ひ:なんか言えよ。気が滅入るわ。
あ:どうなんだよ。これ。何が悪いんだろうな。
ひ:何が悪いって。悪いところが売りなだけに、悪い所だらけでイッパイだな。
あ:そうか。悪いんだよ。俺達。いっちょ殴りこみでも行くか。
ひ:舞台の上でどうするかっつー話だろ。
あ:(バシ!ひでぶの頭を叩く)
ひ:!(バシ!あべしの頭を叩く)
あべしのストレートパンチ!
ひでぶのローキック!
あべしのフックパンチ!
ひでぶの肘うち!
あべしのバックドロップ!
ひでぶの卍固め!
あ:やりやがんな。とどめだこの野郎!
ひ:!お前!まさか!そんなことしたら!
あ:いくぞ!
お互いに秘孔を突く
あひ:ピキー!
あ:あべし!
(あべし爆発!)
ひ:ひでぶ!
(ひでぶ爆発!)
YouはShock!
舞台の清掃をおこないますので、しばらくお待ちください。
世紀末コント⑤:滅しないもの
YouはShock!(出囃子(JASRAC申請要否を確認中))
あべし(以下あ):おわりかけだよー。世紀末だよ~。
ひでぶ(以下ひ):なにを売り子みたいに。売るもんないよ。
あ:売るもんないよー。おもんないよー。
ひ:お前。それをいっちゃあおしめえよ。
あ:おう。そういうの、なんていうか知ってるか?
ひ:なんか前回もなんかいってたな。何て言うんだ?
あ:「滅(メッ)してる」って言うんだぞ。
ひ:破滅してるってことか。末してるのではなくて、終わってると。
あ:ああ。お前が滅しないかいつもひやひやしてるぜ。
ひ:俺もな。まあ、滅したくはないよな。
あ:末したいけど、滅したくないな。
ひ:絶妙なバランスだよな。まさに綱渡りだな。
あ:そのうち滅するのは決まってるけどな。
ひ:あ。そうか。死兆星みえるんだもんな。
そんな俺達
あひ:世紀末!
あ:そういえばちょっと前に忌野清志郎 が滅したな。
ひ:ああ。結構いい感じで末してたんだけどな。とうとう滅しちまった。
あ:でもファンは末しても、滅してもいねえ。
ひ:作ったものは残っているしな。滅しねえな。
あ:俺達はファンも滅してるし、作ったものも滅してる。
そんな俺達
あ:世紀末!
あ:やれよ!
ひ:なんか滅してる気分になってきた。
しかしだな。あーゆー風に滅しないものを作りてえよな。
あ:ああ。滅しないものがいいよな。でも、歴史に残る、とかはいらんな。
ひ:そうだな、くだらねえ。
かといって清志朗みたいにファンとか、作品っつーのもな。
あ:っつーか、望んでも、無理だけどな。
ひ:滅しそうだ。
なんだろうな。滅しないもんて。
あ:末してるだけに、思いつくわけないんじゃないか。
ひ:そんなお前は滅してる!
あ:あ、あったよ。なんだと思う?
ひ:え?どうせ「俺への気持ち」とかなんとかいうんだろ?
あ:!
あべし!!
世紀末コント④:そんなお前を末してる!
YouはShock!(出囃子(JASRAC申請要否を確認中))
あべし(以下あ):終わったな。ゴールデンウイーク。
ひでぶ(以下ひ):もう一週間近く前だけどな。
あ:(客に向かって)お前らいったいこれからなにを楽しみに生きていくんだ?
ひ:祭りの後か。世紀末チックだな。
あ:そういうの「末してる(マッしてる)」って言うらしいぞ。
ひ:ほんまか。あ、確かに(客を指さす)あいつの額に「末」の文字が浮かび上がっているな。
あ:末してるな。
ひ:末してない訳がないな。
あ:出ていようと出ていまいと、(客に向かって)お前らすでに末してる。
俺達全員
あひ:世紀末!
ひ:末してる、といえば、サンドイッチマンって、
あ:それって、終わりかけのくだりと同じだろ。
ひ:(無視する)やっぱり有名になっても、だめなもんはだめってことか。
あ:無視かよ。ああゆう末タイプって、飽きられるかもな。
ひ:単純に怖いしな。。。「末タイプ」ってなんだよ?
あ:感じろよ。「末」にもいろいろあるだろ。
ひ:まあ、一般人レベルではいろいろあるかもな。
あ:そう。すべてを満たしえいるのが、
俺達
あひ:世紀末!
ひ:だめだな。よく考えたら。末し過ぎだよ。俺達。
あ:まさか。そんなわけないだろ。この「一郎」野郎。
ひ:なにそれ?
あ:(自信たっぷりに)マイナス野郎ってな。
ひ:(少しかたまる)持ってきただろ。それ。
あ:どれをだよ?
ひ:それに決まってんだろ。
あ:まじか。よく気づいたな。実は前から渡そうと思っていたんだけど、
(小さな箱を差し出して、開ける)
ひ:なんて婚約指輪なんだよ!
あ:そーゆー言い方はないだろ!こっちだって恥ずかしいのに!
ひ:お前。。。(客に向かって)ちょっとごめんなさいね。
ひ:(コソコソ声で)なにそれ?聞いてないんだけど。
あ:ばれたのかと思って。
ひ:(コソコソ声で)声がでかいよ。なんで舞台にもってきてるんだよ?
あ:いつか渡そうと思って。
ひ:(コソコソ声で)わかったわかった。あとで話そう。
ひ:いやー。ありがとう。そんなに思ってくれてるなんてな。
あ:(「愛してるよ」の言い方で)末してるよ。
ひ:末してるに飽きたらず、挙句ホモなんて。
そんな俺達
あひ:世紀末!
YouはShock!
