大崎ゲートシティで開催された「官民連携子育て支援推進フォーラム」 に参加しました。
パネリストとしてシンポジウムに出席した猪口邦子少子化担当相は、企業の長時間労働の抑制を声高に求めたのに対し、青年会議所の会頭から「中小企業はぎりぎりのところでやっている。風邪でひとり休んだだけでもパニックになるのが現実」と斬り返されたのが印象的でした。少子化対策の理想と現実ってところですね。
この件に関しては、さっそく2chで、さんざん叩かれてましたよ。>猪口大臣
うーん、、、実際、中小零細なんて代替要員なんかいないから、社員に居心地よく働いてもらうためには、社長はその3倍働いてたりするからなぁ。だって、実際、日本の9割は中小企業なのに、相変わらず、少子化対策の事例といえば、一部の大企業のことしかクローズアップされないし。9割の労働者のことをなぜ、棚上げしたままできたのでしょう?
猪口大臣は「中小企業への子育て支援を強化する考え方は、政府、与党内で共有されている」と強調はしていたけれど、、、さて、いったいどうなることでしょうか?
事例発表で社員30名の青森の製造業、「カミテ」が国の補助金の半額負担で企業内託児施設を建て、保育職員を雇って、独自の制度で、中小企業のワークライフバランスの先進事例を作ったのは興味深かったです。今度、見学に行こうかなぁ、、、とむくむくとジャーナリスト魂が奮い立ちました。
ちなみに、、、このシンポの休憩時間に原稿の督促が入って、終了後会社に戻って原稿を書いて納品し、さらにまだ仕事が終わらずデータ持ち帰りで、11時まで仕事をしていた私自身が、もう少し私生活とのバランスを考えねば、と思う昨今であります。