今日は午前中、大学の講義に使う資料探しのために図書館へ。4月改正の育児・介護休業法や次世代法などをいろいろと調べていました。連休中でも図書館って人が結構いるんだなぁ、とちょっと驚きです。でもお休みだからじっくりと自分の好きな本を静かな空間で読めるというのも、精神的には贅沢なひとときなのかもしれませんね。
その後、書店へ立ち寄り、ぶらぶらと読みたい本を探していたところ、装丁がきれいな山下景子:著、幻冬社発行の「美人の日本語」に一目惚れして購入。この画像だと実際のきれいな質感がでなくて残念!
日本文化の根幹のような美しい言葉が「一日一語」の構成で紹介されています。聞いたことはあるけど、、、という言葉の意味やルーツなどを知ると、言葉にさらにふくらみが出てきて、イマジネーションが広がります。
例えば、今日、5月3日の言葉は「薫陶」。
『陶器を焼く前に、香をたいて、土に香りをしみこませる作業を、薫陶といいます。
やがて、香りがしみこむように、自然にその人の徳によって教えが身についていくことを、薫陶というようになりました。』
著者の山下景子さんは昨年の5月から「センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~」というメルマガを発行されており、そのメルマガの内容をまとめられたそうです。こういうメディアミックスの手法はいいですね。多分、書籍化されたことによって、装丁のデザインや本文レイアウトの美しさの助けもあって、更に魅力が増したのでは、と思います。