17歳、女性。

老舗甘味処「あすか」の一人娘。
飛鳥森家は代々和菓子職人の家系で、経営している「あすか」は創立は江戸時代末期にまで遡る。今代も両親共に菓子作りのエキスパートであり、みさを も両親の元で、暖かく育てられながらも厳しい修行を積んでいる。

しかしながら、彼女は飛鳥森家の本当の子供ではない。
実は赤子の頃に拾われているのだが、その正体はなんと仙人なのである。

はるか昔、「食」で人の心身を癒したいと願った彼女は、味覚を楽しませることに着目、マナやソーマを参考に今の菓子の原型となる甘味を作り出した。
だがそれに目をつけたある貪欲な神話怪物(饕餮やラドン、ファフニールと諸説ある)が、彼女を捕らえて永遠に自分のために菓子を作らせようと襲いかかってきたため命からがら世界を逃げ回る羽目になる。
逃避行のさなか、家庭と食卓の神ヘスティアに見初められ、神の血イーコールを受け仙人となった みさを はその後各地を転々としながら、ある時は町の小さな甘味処で、ある時は古代モンゴルの宮廷で(この時彼女は「忽思慧」という名であった)菓子職人としての力を奮っていたが、ある時遂に怪物に追い詰められ、絶体絶命の状況に陥る。
そこで彼女は一計を案じる。自らを赤子へと還元し、市井に紛れて怪物の目から逃れようと考えたのだ。
その策は図にあたり、怪物は みさを を捉えることは出来なかった。しかしその際、記憶までもを失ってしまった みさを は、たまたま落ち延びた日本で、17年前に飛鳥森家に拾われたのであった。
「あすか」での菓子修行は、彼女の記憶を少しずつ、思い出させる鍵となるかも知れない。

性格は朗らかで思いやりがあり、人をもてなすのが好き。
タブレット端末型の神器から、武器など様々なものを取り出す。
親神ヘスティアとは仲良しだが、その眷属である星乙女アストライアーとは何故かウマが合わない。何故だろう。

登場作品
神話創世TRPGアマデウス
「明星」(GM:恵蘭様)