黄砂の籠城
松岡 圭祐(著)
1900年に中国で起こった外国人排斥運動を知っていますか?
義和団事件・・・歴史の中に埋もれてしまっている史実です。
北京の公使館区域に籠城し4000人の人質を守った実在の日本人、柴五郎中佐。
まとまりの無い世界の列強11か国を主導した柴中佐の、日本人としての心意気がこの物語には描かれている。
-----あらすじ
今こそ読むべき、日本の快挙!
維新からわずか30年で「国際法を守る規範の筆頭」と、世界から賞賛された日本と日本人の姿を鮮やかに描いている。
―元防衛大臣 石破茂
これぞ、驚愕の近世秘史! とにかく、面白い。
―細谷正充(文芸評論家)
超人気作家、乾坤一擲の歴史エンタテインメント。
―東えりか(書評家)
1900年、春の中国。
明治維新から30余年。
4000人の人質を守る日本人がいた。
砂塵舞う北京では外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が勢力を増していた。
暴徒化して教会を焼き討ち、外国公使館区域を包囲する義和団。
足並み揃わぬ列強11ヵ国を先導したのは、新任の駐在武官・柴五郎率いる日本だった。
日本は世界の先陣を切って漢人キリスト教徒を義和団から救出したが、西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。
沿岸部からの援軍も到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に4000人の外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となる。
日本人の叡智と勇気を初めて世界が認めた、壮絶な闘いが今よみがえる。
誇り高き日本人必読の圧倒的歴史エンタテインメント。
-----ここまで
義和団事件。。。。
すみません、オイラ知りませんでした。
こんな事件が歴史の中に埋もれていたなんて、正直自分の無知さを思い知らされましたゎ
(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
外国人の排斥運動に端を発した、場合よっては全世界から中国を総攻撃して国家滅亡にもなりえた事件。
西太后は本気だったのか?それとも官僚から踊らされていたのか、今となっては知るすべもなし。
もし、世界の列強がこの事件をきっかけに中国を攻撃し、国家滅亡になっていたら現在の世界情勢は変わっていただろうなぁ。
今の中国のほとんどをロシアあたりに占領されちゃったりして、アメリカ・イギリス・フランスは南方を、日本は満州や台湾あたりを統治してて、そうしたら中国共産党ができるコトもなく、場合によっては北朝鮮なんて国もなかったかもしれない。
ソビエト連邦の崩壊で中国が独立するなんてコトになってたら、100年遅れた国になっちゃってたヵモねぇ。
いろいろ想像すると、この事件を歴史に埋もれさせちゃぁいけませんぜ~z!
Ψ(`∀´)Ψウケケケ
おまけ
この物語の特設サイトです
http://kodanshabunko.com/kosa-rojo/