コウノドリ第9話みました!
今回のもなかなかツライ内容でしたね。
ですが、私は天使ママ視点というより、看護師視点でみてしまっていました。
※以下ネタバレあります。
ご注意ください。
今回は23w切迫早産妊婦の話。搬送時、すでに胎胞がみえていて…そのまま出産となりました。
一時は状態が落ち着きつつあったのですが、PDA開存に伴う脳内出血、消化管出血、心不全…となり、息を引き取ることに。
出産後に、赤ちゃんの今後の予後やリスクを伝えられ、「どうして助けたんだ!」と怒鳴る父親…。
助かる可能性があるなら助けたい医師。
どちらも正論ですよね。
結果として、赤ちゃんは治療の甲斐なく亡くなってしまいます。
亡くなるあの光景は、現場でもみていたものそのままでした。
新井先生のように保育器から出さずに治療をとにかくする選択肢もあるし、今橋先生のように残念ながらこれ以上は…という段階で抱っこしてあげてつかの間の家族の時間を与えるという選択肢もありますよね。
私が立ち会ってきたご家族は、今橋先生側の選択をしていました。
最期はパパやママの腕の中で…と。
そして、一緒にモニターがフラットになるのを確認し、そのまま死亡宣告され、医療機器を外す…。
人生の幕が閉じられるとき、一番大好きなパパやママに抱かれたことは、悲しいけれど幸せだったはず。
このあと、さらに両親には喪失感、絶望感、無力感など様々な感情に襲われるんですよね。
今回はNICUがメインとなり、本当の現場そのままでした。
あの18トリソミーの子の親がなかなか面会しない場面も、バックトランスファーの場面も。
なかなか面会に来られない、まだ来る気持ちが持てないご両親には適度な促しと、待つ気持ちをもちつつ、会えない日々の様子を写真にとったりコメントつけたりして交換日記のような成長記録のようなそんなものを作り愛着形成のお手伝いをしたりしていました。
バックトランスファーは私も同伴したことがあります…。3つ子ちゃんを。
保育器に空きがなくなるなんてしょっちゅうでした。でも理由を伝えると、皆さん応じてくれます。
だけど、不安も大きいですよね。
総合周産期から地域周産期とかにまわされたりもするんですから。そこで、大丈夫なの!?って思う気持ちも確かですよね。
そう。
あのつぼみちゃんが、亡くなりました。
よく、頑張ったね。天国にはお母さんがいるよ。いっぱい抱っこしてもらってね。
新井先生の欠勤…、18トリソミーっ子の在宅医療など気になります。
それにしても、リアル赤ちゃんがすごい!
23週babyは本物ではないにしろ、28週あたりの子や18トリソミーの子は本物ですよね。撮影許可とか大変だっただろうなあ。
次回も期待!