コウノドリ第4話、見ました。


フラッシュバックしちゃいました…。

※以下、ネタバレありです。
自己責任で閲覧を…。



















今回は切迫流産からの早産。
超低出生体重児の出産。

とても小さかったけれど、状態は落ち着いていましたね。
かなり幸運な赤ちゃんだったな。
ドラマだからやっぱり仕方ないのかな。



私がNに配属してすぐにみた一番小さい子が、確か23~24wの子でした。
その子を思い出しましたね。

カイザーで赤ちゃんをとりだして、搬送用クベースに収容された赤ちゃんを初めて父親にあわせたあの光景…というか、あの赤ちゃんの姿は優人に重なりました。

赤紫色の小さな身体がそっくりでした。


ドラマだから仕方ないのかな。
23wの子はあんなに状態落ち着いてないような…。確かにモニター類、挿管チューブなんかはあんな感じですが、もっと点滴は多いはず。そして、かなりの加湿と加温をしていると思うので、クベース窓からのタッチも体温低下しないような配慮が必要かな。
これは、先輩助産師からかなり口酸っぱく言われていたことです。

あのあと、無事に退院できる日を迎えたのでしょうか。
うまれることだけがゴールではありません。
PDA、NEC、PVL、ROPなどなどたくさんの試練を小さな小さな身体で乗り越えなければなりません。
残念ながら、たくさんたくさん頑張ったけれど悲しいことになるケースもあるし、頑張ったけれどとても重い障がいを背負うケースもあります。
頑張りに頑張りぬいた”先”は描かれていなかったのは少し残念でした。
でも産婦人科に焦点あててるから仕方ないのかなのかな…。


それでも、22週という命のボーダーラインや、切迫流産や切迫早産は予期することが難しいこと、超低出生体重児の抱えるリスクなどは理解しやすいのかな?と思いました。そして、先生も、辛い現実や選択肢を伝えなければならないこと、言葉の裏にある様々な気持ちはとてもわかりやすく描かれていた気がします。




次回は中学生の妊娠ですか。
まるで「14歳の母」みたい。
予告でチラッとみた限り、無事出産するようで。

私の中にある、ブラックな気持ち…も、少し出てきてしまいました。

次回はどうなるんでしょう。
来週も期待しています。