前記事にアップしたとおり、今日は朝イチで小児科受診しました。
会計を済ませて、同じ敷地内にある薬局に行こうと小児科の玄関を出たら、ある見覚えのある方とすれ違いました。
私がジム通いしていたときに同じジムに来ていた方。
しばらく会ってないなー?
と思って、たまたま見かけたのが、
2012年3月1日。
そう、優人を死産した日。
なんと、その方も妊娠していて、
なんとなんと、同じ日、ほぼ同じ時間帯に隣あった分娩室で出産。
時間は10分差くらいかな?
隣の分娩室からは産声が聞こえました。
私も子宮口全開になり、いきみこらえられなくて過呼吸何度も起こしてたのに、
「まだいきんじゃダメよー。先生まだだから」みたいなこと言われて、優人が飛び出さないようにオマタを押さえつけられました。
辛かった。
優人含めて3回出産したけれど、ここが一番辛かったかな。
そして上を見ていいよと言われて仰向けになり、914gと小さい優人は、破水から1分で産まれました。
死産なので、もちろん産声なんてありません。シーンと静まり返った分娩室。
隣からは産声。
その産声の親が地味に知り合い。
その、優人と数分違いで生きて産まれてきた子と今日すれ違ったのでした。
髪をポニーテールにした、すらっとした美人な女の子。もう3歳7ヶ月。
たまたまその子と保育園が一緒な子もきていたらしく、
「あ!○○ちゃんだー!」とか話してた。
すれ違うたった数秒のあいだに、色んなことが頭を巡り、私は次女を抱きながら次女で顔を隠して薬局に向かいました。
優人が生きていたら、しっかりしたお兄ちゃんになっていたのかな、とかって、薬局の待合室で考えてしまって、次女の薬が出来上がるころにはプチパニックになり、動悸とめまいに襲われるくらい、一気に動揺しちゃいました。
これでもだいぶ、優人くらいの男の子みても大丈夫になってきて(保育園の送迎で会うのは避けられないから)、割と免疫ついてきたけど、
でもやっぱりさすがに同じ日産まれの子と会ったのは、堪えました。