医師から、死産届をもらって旦那と私で記入。
そして、
やっとやっと、
優人と面会



棺に入って寝ている優人。
たまひよの産着を着て、でも左前っていう着方。
ちっちゃな手は組まれていて、真っ赤な体をしていました。
914gだったけど、
新生児のミニチュア版だったけど、どこもかしこも立派な赤ちゃんでした。
離れた目は私似?
大きめの口や体のパーツは旦那似。
そんな優人。
優人の体には奇形なんてなく、
内臓も問題なく、
本当にただ単に、臍帯の捻れが原因でした。
優人のおへそのつけ根は、
まるでつぶれたストローのようになっていました。
これが全ての原因。
誰がどうすることもできなかった、原因。
エコーでも、今の医療技術をもってしても、どうにもならなかったこと。
仕方ないことかもしれないけど、私は自分を責める日々が始まりました。
だけど、
優人に会えたこの瞬間は、純粋に『かわいい』
そうしか思えなかった。
あとからあとから、
どんどん後悔、自責の念に襲われていくのでした。
一年たった今は、
あんなに荒れた日々がうそのよう。
素直に優人がうまれてきたことへの感謝でいっぱいです。
ありがとう

完。