教える人と教わる人 それぞれ心掛けたいこと
3,4月は人の入れ替えが多い時期なので人に教える/教わる立場になる人も多いのではないでしょうか。
教わる側は、分からない点が1回聞けばクリアになればいいけど
実際そうはうまくいかなくて何度も質問してしまい、
質問しにくくなっちゃうことあるよね。
でもね教える側の人もさ
- 同じ言い方でしか返してくれない
- 聞いてる側が何を分かっていて何が分からないか回答者が把握していない
- 教えてくれた人の回答内容がいまいち自分と合わない表現
などなど、 教えるセンスにもよりますからね。
教わる側が1伝えれば10分かる天才なら苦労ないんだけど
それだと教える側も成長しないからね。
教えることって本当に難しくて。
教えながら自分でも「ん?今の説明分かりにくいか?」と舵を切りなおすと
尚更分かりにくくなって申し訳なくなったり何度もするのよ。
ただどうしても教わる側って”弱い”立場になりがちです。
だからこそもやもやの多い時期だと思うんですよ、 これから先数か月は特にね。
難しいよね。
教わる人も、教える人も、
それぞれこういう事に心がけたらどうかなと思うことをまとめてみました。
教わる人は・・・
- 教わった内容は必ずメモをとる。
- 教わった後、 自分でメモを読み返して文章や図にしてまとめなおす。
★ここでインプットとアウトプットが成立する!
- 聞くときには相手のスケジュールを見て隙を突く
→会議前などには聞かない
- 聞ける回数は限られていると思って聞いた方が良い
→あくまでそう思っておく。
聞ける回数が限られていると自ずとしっかり考えた上で
聞くようになるしね。
- 質問以外にも雑談をするよう心掛ける
教える人は・・・
- 話しかけられたら手をとめて相手の話を聞く
- ゆっっくり話すよう心掛ける
- 質問に回答しながら相手の顔色をよく見る
→自分、ズレた回答してない?と確認しながら。
- 2倍気を遣った話し方にする
- 「言ったよね?」「この前も言ったけど」はマジでNG
→「どういう風にメモとってるか見せてもらってもいいかな?」とかにする。
- 相手が理解できてなさそうなら違う表現をする
- 相手にとって身近なものに例えて話す
→ゴルフに例えて説明してくれた先輩がいたけど
ゴルフ興味なしな私には全く合点がいかず余計訳わからなくなったよ。
- 仕事内容のクイズや質問するようにする
→アウトプットさせて定着を図る
- 雑談するよう心掛ける
どちらにも共通して言えることは「雑談すること」かなと思うよ。
質問しやすい雰囲気を作るのは教える側だけの仕事じゃないと思うんだ。
教わる側もそういうところで努力する姿勢を見せてこそ
”お互い様”が成立して雰囲気の良さは生まれるんじゃないかな。
何にも相手のこと知らずに教え・教わってるよりも
例えばお互いに犬好きだって分かった方が圧倒的に距離縮まらない?
少しとがった言い方されても、教えたこともう一度聞かれても
「でもこの人犬が大好きなんだよな…」
って思えたらもやもやしなくなるよ~。
雑談は大事だよ。
ただね、あまりにも基本的なことができてないのに雑談してたら
雰囲気もなにもないからね。
基本ができてこそ雰囲気づくりに着手できるもんだからねえ。
怖い教え方をされると・・・
委縮しちゃってなかなか知識が定着できないな…て
自覚してしまうほど教え方が圧迫的な女性の先輩がいました。
こわかったんだよマジで。
質問すると
「~~~って意味なんだけど、これ 前 に も 言 い ま し た よ ね ?」
って説明はしてくれるものの語気が強くて
しかも顔近づけて言ってくるからなおさら怖い。
彼女が作ったマニュアルだから書いてある書き方もそれの説明の仕方も
彼女流で私には合わないし、
しかも早口だから頭で理解する前にどんどん進まれて
その中の用語あれこれも理解できてない状態の私にとっては
専門用語交じりに説明されても…って思ったけど
その状況も理解してもらえなかった。
なおかつ彼女がいる前で他の人には聞けないから困ったw
自分でもなんでこんな事が当時は理解できなかったんだろう?って
思うくらいのことなんだけど、そもそも委縮しちゃってるから
そういう普通のことができなくなっちゃってた。
くらい怖い人なのよ!w
実際その人が教えた派遣の人は2人連続で1か月くらいで辞めてしまい、
以降派遣すら雇ってもらえなくなったわが部署w
まあ過去の愚痴はおいておいて。
お互いうまくやろうと心掛けていて、なおかつそれを言葉に出して伝えたり
できる関係を築くことが難しいけど一番大事だね。
って書きながら自分も気を付けようっと。