加計問題の根本は、
国家戦略特区制度という権力者(主に総理大臣)の個人的な意思によって、特定個人に国富を与え、利益を与えるという反民主主義的な制度であるという点です。
しかし、加計問題単体で考えれば、結局は政局の問題。
政策の問題と絡めるのならば、国家戦略特区制度もセットで考えなければ意味がないわけです。
演説会の宣伝チラシのキャッチコピーくらいならまあ良いでしょう。
しかし、選挙ポスターのキャッチコピーが、
加計追求のエキスパートってどうなの？
選挙ポスターのキャッチコピーってのは、
「国政において、自分が当選したら真っ先に何をしたいのか、どのような仕事をするつもりなのか」
ってのを、ワンフレーズで表現するもんなんじゃないの？
政治家同士の内輪の話である政局の問題を、選挙の争点に持ってくるかな普通？
・・・。
えーっと、
有権者ナメてます？
ナメてますよね？
それとも選挙をナメてるのかな？
お前の国会での仕事は、加計追求で終わるのか？
安倍政権を虐めるために立候補したの？
違うだろう？
お前の仕事は、
我々群馬県民の利益を国会で代弁し、
県の経済を活性化させることで、
国全体の経済を底上げする一助とすることだろう？
お前は一体、誰の票を集めて当選するつもりだ？
群馬県民の票だろうが！！
勘違いするのも大概にしろやゴラァ(ﾟДﾟ)！
国政選挙だから国民の代表〜♪
とか勘違いしてやがるから、
いつまで経っても自民に勝てねーんだよテメーは。
前に勝てたのは、浮動票に流されたマグレ勝ちだったって、いい加減気づけ。
とまぁ、選挙ポスターごときにマジギレしてしまいました。
あぁ、胸糞悪い。
もっとも、今回の選挙自体が胸糞悪いんですけどね。
北朝鮮危機を目前にしながら、国難突破などとほざいて自分で国難呼び込む最悪のタイミングで国会を解散させる安倍自民の政局に、国民が付き合わされるという国民無視・政治家自己都合の極まった茶番総選挙。
今回の選挙は、日本の政治を真面目に考えている人ほど、政局を焦点に考えて投票せねばならないわけです。
つまり、政策で政治家を選ぶのではなく、
誰かを勝たせる選挙、落とす選挙。
何とまぁ低俗な政治なのでしょう。
と呆れつつ、胸糞の悪いキャッチコピーの連中も投票先に数えねばならないという、まさにクソッタレな選挙です。
あぁ、胸糞悪い。