うさぎさんは淋しいと死んでしまうことがあるかもしれない… | うさぎ兎もにゅもにゅ@全日本うさぎ普及委員会…今日も世界をアドベンチャーⅢ…ウサギ・必殺仕事兎(●^ω^●)♪…

うさぎさんは淋しいと死んでしまうことがあるかもしれない…

うさぎさんは淋しいと死んでしまうことがあるかもしれない…

「うさぎさんは淋しいと死んじゃうんだよね~」
「だからだから~わたしってうさぎさんだからぁ、淋しいと死んじゃう~」
「え~、わたしもだよ~あはは~」

女の子達のこんな会話が聞こえてくると
『それはね、酒井法子さんの有名な曲、碧いうさぎの歌詞のイメージだよ
 あいつらは、そんなにヤワじゃないぞ!!!」
こんなことを話したくなってしまう。

でも、、、
もしかしたら淋しくて死んじゃうこともあるのかな
そんなことを考えさせられるのだった


【去年のお話】

「家族にアレルギーがでてしまった。どうやらうさぎさんの毛も問題らしい」
親戚の家からそんな連絡が入った
くろしろんのきょうだいが里子にでた家
オレンジの因子を唯一受け継いだコの名前は「ちゃこりん」
正式な名前は「ちょこちょこちょこりーぬ」

くろしろんに栄養を吸い取られたかのような小さな男のコ
給水ボトルから水が飲めないコ
あまり動き回らないコ
ふんふんがちょっとゆるいコ

連絡がきてからすぐにうちに来ることになった
うちにいるのは、あいたんとくろしろん
ちょこりんからみればお母さんときょうだいだ

お互いニオイを覚えていたのだろうか
近づけてみても特に騒ぐことはない
とはいえ、新しい環境では緊張もするだろう
静かな場所で一週間、ご飯とふんふんの処理
あとは、おはようとお休みぐらいだった

徐々に新しい環境に慣れさせようと今までのグッズはそのまま
給水ボトルの追加をしたぐらいかな
これから長い付き合いになるんだ
ゆっくり仲良くしていこうぜ
そんなカタチではじまった生活だった

一週間後
冷たく動かなくなってしまった

前の家でのご飯のあげかた
牧草の補充
水の管理など

いろいろ改善の余地があると思っていた
当然こっちの方が知識もあり
いろいろな飼い主の話を生かして対策もできる
きっとうちにくるという選択肢が
幸せにつながるに違いない
そう思っていた

うさぎの団体の代表ということで
何か勘違いしていたのだろうか
目の前の命に向き合い方が足りなかったのだろうか
勝手な解釈でストレスを与えてしまったのだろうか

よくわらかない
もともとうさぎさんはあまり教えてくれない
いや
自分以外の相手から
本当の事すべてを教えてくれるはずなんてないか

何をやってるんだろう
家族と離れたコが二週間で
月のセカイへ旅立たせてしまうなんて…

ちょこりん…
淋しかったのかな
淋しいから死んじゃったのかな

四才半
高齢の入り口に入ったけど、まだまだ元気なはずだった
みろよ
あっちで同い年のくろしろんがのそのそ動いてるぞ
なぁ
もう一回目を開けてみろよ

体調を崩してから三日
元々脳に障害を負ってしまい長く生きられないのは判っていた
亡くなる前日行った医者では
脳の手術を受ければ助かる可能性もあるがなんとも言えないとの診断
その日もご飯は食べていた
食は細いが牧草も食べていた
舌を出して水をなめていた
なでたとき、耳を倒していた

なんだろう
少し疲れたな…


うさぎさんの死
うさ友さんからうさぎさんが亡くなった連絡は定期的に来る
その一つ一つがつらい話だし
月のセカイへ無事に向かっていくことを願っている

うさぎさんだけじゃなく
生物は死へと向かって進んでいくものである
限られた生の中で出会い
いろいろな物を探して見つめて愛していくもの

哲学ではないが
今まで以上に「死」について考え
敏感になってしまった

結果…
ネット上に情報を上げなかったせいで
ある意味死んだ状態だったのかもしれない

いろいろ考えて考えて
この一瞬を大切に生きるため
うさぎさんとの幸せの選択肢を増やすため
うさんぽ会を復活させました

うさぎさんとの絆を強めたい方はぜひどうぞ


2017年10月29日
☆申込みは、全日本うさぎ普及委員会サイトでお願いします。 http://www.monyu.net/ 

☆直接申込みページ 

http://www.monyu.net/mail2/index.html