連続小説「ハーメルン」<きっさん>
これ以上子供達に不安を与えてはいけない、、、
校長の判断により、山田の葬儀は子供達には内緒で教職員だけで行く事になった、、、
さすがに立て続けに同級生の死亡は子供達には応えると判断、、
しかも二人ともがうちのクラス、、、
担任じゃなくても心が折れるのに、自分が担任で、、、
ハーメルンの事について考えたいのだが、、その前に僕は田中と山田の共通点を探し始めていた、、、
なぜだかはわからない、、
インターネット上に映っていたからというのもあるが、、僕はこの二人の自殺行為が別々の事件だとは思えないのだ、、、
きっと何かある、、
共通点が、、
二人は全く別の人間だが、今回だけは必ず共通点があると僕は思い始めていた、、、
田中は無口で友達も少なく影も薄い、、山田は友達も多くスポーツ万能、優等生タイプ、、この二人に共通点などあるのか、、、
葬儀は山田の家で行われており、
僕は葬儀の途中に抜け出し、山田の家の二階、、、つまり山田の部屋に入った、、、
ドアを開けて、まず目に飛び込んできたのは大きなカゴの中走り回るハムスターだ、、、元気に走り回っている、、
あれ?
そういえば、田中の部屋にも小さなカゴの中にハムスターがいたな、、一見部屋にマッチしていたので気にも止めなかったが、、確かに白い小さなハムスターを飼っていた、、、パソコンの横にあったので間違いはない、、
山田の部屋のハムスターはかなりデカイ、、しかも三匹も飼っている、、
これが共通点、、??
これではなさそうだ、、、
僕は迷わずパソコンの電源をいれた、、、
インターネットアクセス履歴、、、
間違いない、、、
山田も同じところにアクセスしている、、、
やはりハーメルンか、、、
根本的にハーメルンを調べなければ答えはでないか、、、
僕は担任という責任感という肩書きの偽善ではなく、どちらかと言えば自分に降りかかろうとしている火の粉を払おうと必死になっている自分がいた、、
現場に戻ろう、、
深夜のグランド、、
手がかりは必ず残っているはずだ、、
僕はもう一度、深夜の学校に行く事にした、、、
その時、階段を勢いよく駆け寄る足跡がした、、!!
慌てて走ってきたのは校長先生だった
「今、学校から連絡があった、、また君の生徒だ!!
立花さきという生徒が学校の屋上から飛び降りた!!、、すぐに学校に戻りなさい!!」
さ、、3人目、、!!!
僕は慌ててその場にあった山田のパソコンに映し出されたハーメルンの動画をもう一度確認した、、
まさか、、
まさかとは思うが、、
そんなバカな、、
嫌な予感は的中した、、
動画には立花さきらしき女の子の後ろ姿が映っている、、、
これは、、
立花なのか、、、
この動画に映し出された人物、、
神々と踊る人達は、、
ことごとく死んでいく、、
そういう事だったのか、、
そして
僕はある事がとても気になり出し、立花の家に向かった、、
それは山田の葬儀中にもかかわらず、逃亡にも似た感覚で立花の家へと急いだ、、
僕の悪い予感は見慣れた景色も灰色にかえ、、
赤色の信号機ですらモノクロの世界の一部でしかなかった、、
夏の日の、、
特に代わり映えのしない夏の日の、、
些細な一日のはずなのに、、
僕の生活を蝕んでいく、、
立花の家についた、、
僕はあいさつもソコソコに、さきの部屋へと上がりこんだ、、
カラカラカラカラカラカラ、、、
カゴの中で、、
ハムスターが回っている、、
まさか、、
まさか、、
これが、、
共通点、、、
続く
iPhoneからの投稿
校長の判断により、山田の葬儀は子供達には内緒で教職員だけで行く事になった、、、
さすがに立て続けに同級生の死亡は子供達には応えると判断、、
しかも二人ともがうちのクラス、、、
担任じゃなくても心が折れるのに、自分が担任で、、、
ハーメルンの事について考えたいのだが、、その前に僕は田中と山田の共通点を探し始めていた、、、
なぜだかはわからない、、
インターネット上に映っていたからというのもあるが、、僕はこの二人の自殺行為が別々の事件だとは思えないのだ、、、
きっと何かある、、
共通点が、、
二人は全く別の人間だが、今回だけは必ず共通点があると僕は思い始めていた、、、
田中は無口で友達も少なく影も薄い、、山田は友達も多くスポーツ万能、優等生タイプ、、この二人に共通点などあるのか、、、
葬儀は山田の家で行われており、
僕は葬儀の途中に抜け出し、山田の家の二階、、、つまり山田の部屋に入った、、、
ドアを開けて、まず目に飛び込んできたのは大きなカゴの中走り回るハムスターだ、、、元気に走り回っている、、
あれ?
そういえば、田中の部屋にも小さなカゴの中にハムスターがいたな、、一見部屋にマッチしていたので気にも止めなかったが、、確かに白い小さなハムスターを飼っていた、、、パソコンの横にあったので間違いはない、、
山田の部屋のハムスターはかなりデカイ、、しかも三匹も飼っている、、
これが共通点、、??
これではなさそうだ、、、
僕は迷わずパソコンの電源をいれた、、、
インターネットアクセス履歴、、、
間違いない、、、
山田も同じところにアクセスしている、、、
やはりハーメルンか、、、
根本的にハーメルンを調べなければ答えはでないか、、、
僕は担任という責任感という肩書きの偽善ではなく、どちらかと言えば自分に降りかかろうとしている火の粉を払おうと必死になっている自分がいた、、
現場に戻ろう、、
深夜のグランド、、
手がかりは必ず残っているはずだ、、
僕はもう一度、深夜の学校に行く事にした、、、
その時、階段を勢いよく駆け寄る足跡がした、、!!
慌てて走ってきたのは校長先生だった
「今、学校から連絡があった、、また君の生徒だ!!
立花さきという生徒が学校の屋上から飛び降りた!!、、すぐに学校に戻りなさい!!」
さ、、3人目、、!!!
僕は慌ててその場にあった山田のパソコンに映し出されたハーメルンの動画をもう一度確認した、、
まさか、、
まさかとは思うが、、
そんなバカな、、
嫌な予感は的中した、、
動画には立花さきらしき女の子の後ろ姿が映っている、、、
これは、、
立花なのか、、、
この動画に映し出された人物、、
神々と踊る人達は、、
ことごとく死んでいく、、
そういう事だったのか、、
そして
僕はある事がとても気になり出し、立花の家に向かった、、
それは山田の葬儀中にもかかわらず、逃亡にも似た感覚で立花の家へと急いだ、、
僕の悪い予感は見慣れた景色も灰色にかえ、、
赤色の信号機ですらモノクロの世界の一部でしかなかった、、
夏の日の、、
特に代わり映えのしない夏の日の、、
些細な一日のはずなのに、、
僕の生活を蝕んでいく、、
立花の家についた、、
僕はあいさつもソコソコに、さきの部屋へと上がりこんだ、、
カラカラカラカラカラカラ、、、
カゴの中で、、
ハムスターが回っている、、
まさか、、
まさか、、
これが、、
共通点、、、
続く
iPhoneからの投稿