連続小説「大阪純情朝焼け物語」<きっさん>
「あ、、あたしね、、、」
僕の方を向き、目をつぶり、何かを待ってるイクコ。
僕の悪魔:「やっちゃえよ。彼女まってんだろ?しちゃいなって!男だろ?女に恥をかかせる気か~、ほら、ほら」
僕の天使:「待って!待つのよ!郁夫!彼女はそんな子じゃない!いきなり男の部屋に来てキスをせがむなんてありえないわ!冷静に落ち着いて!」
僕の悪魔:「おいおい、だったらあの仕草はなんだ?目にゴミでも入ったってか?コンタクトがズレたってか?郁夫~お前ならわかるよな~?彼女の気持ち、、受け止めてやれよ、、!!ほら、ほら、」
僕の天使:「ひとでなし~!!!あなた嫌われたいの?せっかく心配して来てくれた、イクコの気持ちになって考えて!!彼女の想いを!!彼女の勇気を、、!!」
僕の悪魔:「勇気??勇気??勇気ね~、、 郁夫、、わかるな、、あの仕草、、あれが彼女の勇気だ、、イケ、、イケ、、郁夫、、、(笑)」
僕はイクコにそっと近づき、 イクコの肩に手を触れようとした、、その時、、、、、
「あ、、あたし、、あたしさあ、、コンタクトだからさ、、ゴミが入ると痛くって、、、ね、、大丈夫、、ゴミ取れた!ほら!」笑いながら指先についたゴミを僕に見せるイクコ。
僕の悪魔:「ほ、、ほ、、ほ、、ほんとだ~(汗)」
すべてにおいて悪が栄えた事はなし、、、心に刻む郁夫だった。
つづく