((長い間、記事を書いたまま放置してしまいましたが自分用の記録として掲載します))
2025年10月1日の診察をもって
私の痙攣性発声障害のフォローが終了となりました
喉の違和感や詰まりを感じて
近所の耳鼻科を受診してから5年
術後11ヶ月でした。
2021年の記事
【喉の違和感】
仕事中に声が詰まるような
喉に異物があるような違和感を感じました。
例えば「ありがとうございました」を言うときに最初の「あ」が詰まって出なかったり、語尾が震えることもありました。
最初は喉に何か出来ているのではないか?と疑い近所の耳鼻科を受診しました。
内視鏡で診てもらった結果異常なし。精神的なものではないか?と言われるも治さないと困るので、どこか紹介してくださいと頼みました。
後日先生が探してくださって、名古屋市立大学病院を紹介してもらいました。
【初めての受診】
名市大では痙攣性発声障害治療で有名な医師に診て頂きました。
受診の前に声に関するアンケートを答えて、音声テストを受けます。
あー、と声を出したり
うー、と高い声や低い声、長く声を出したり
文章を読んだり。
全て録音され機械で分析されます。待合室にも聞こえてしまうので地味に恥ずかしくて苦手でした笑
そこで痙攣性発声障害だと診断を受けましたが私は発症からギリギリ6ヶ月経っていなかったため、後日改めて受診しボトックス注射の予約をすることになりました。
【ボトックス注射】
3ヶ月に1度、声帯にボトックス注射を打ってもらっていました。
効き目3ヶ月のうち最初の1ヶ月はひどいかすれや誤嚥などの副作用が強く
その割に話しやすくなった実感が薄くて
毎回1万3000円ほどかけて注射を打つ意味あるのかな?と疑問に思うこともしばしば。
【治療中断】
仕事を退職したことを機に
一旦治療もお休みしていましたが、今のパート先に就職した時にやはり話しづらいことに気づいて再度受診することにしました。
【改めてボトックス治療】
改めて治療を受けるために近所の耳鼻科を再度受診し、紹介状をもう一度書いて頂きました。
名市大の先生は当初助手をされていた先生に変わっていて「今後は手術も視野に入れて」と言われました。
手術なんて全く考えてもいなかったけれど
夫に相談したら「半永久的に治るなら毎回通院するよりも手術のが絶対にいい」と背中を押してもらい手術をすることに。
小学生の子供2人を置いて1週間入院することに心配はありましたが、私がいなくても全然問題なかったようです
ちなみに手術の話があった日に最後のボトックスを打ってもらいましたが、作用副作用合わせて一切の反応が出ませんでした。
理由は分かりませんが最後のボトックスは全く効きませんでした。
【手術】
手術では声帯にチタンプレートを埋めてもらいました。
以前担当してもらった有名医師が執刀してくれ、助手の先生たちに丁寧に説明しながら進めてくれました。
局所麻酔で目元は隠されて何も見えない中で、声を出しながらの手術でした。
文字に起こすと怖いですね笑
手術中はもちろん緊張していたけど
術後の痛みもそれほどなく(ロキソニン2回飲んだ程度)後から思えば1番痛かったのは鎮静の注射でした。
あと点滴を5回失敗で6回目で成功したのもまあまあ痛かったかな。
【入院生活】
入院中は完全沈黙で話すことはNGでしたが、軽症患者のためほぼフリーでした。動画を見たりゲームをしたり院内のスタバやコンビニへ行ったりと快適でした。
子供は病棟へのお見舞いNGでした。
【退院後】
退院してからは普通に発声してOKでした。
大きな声を出すことと重い荷物を持つことだけは1ヶ月後の検診までNGでした。
念の為1週間自宅療養しましたが
職場復帰してから今日現在まで声に関しては何も困ることはありませんでした
【費用】
手術費用は高額医療費の上限でした。
私の場合は普段からアトピーの治療で高額医療費制度を利用しているのでほぼ半額で済みました。
でも月をまたいだので2回分かかりました。
もちろんレンタルパジャマ類と食費は別です。でも生命保険も降りたので収支はプラスでした
【後遺症】
チタンプレートが埋まっているため
レントゲンやMRIは撮れるがハレーションというのが起こって、画像が見にくくなるとのこと。
声質については
カラオケでとっても高い声が出るようになりました。
裏声と地声の切り替えがなくなり裏声の高さまで地声で出せるようになりました。
しかし裏声を出そうと思えば出ます。
そういう意味で声質は変わったと思います。
日常生活ではあまり変わりありません。
【最後の受診】
最後となった10月1日の受診時にも音声テストがありました。
その後先生とお話しをして内視鏡。
困り事など無いかを聞かれて卒業でした。
手術からまだ1年経っていないので
もう一度くらい受診するのかな?と思っていたので卒業は少しばかり寂しいですが
大きい病院なので元気な人は卒業です。
【これからのこと】
声帯には異物(チタン)が埋まっているため
そこが痛み出したり、熱が出たりすることがないとは言いきれないそう。
その場合にはまた近所の耳鼻科を受診して紹介状をもらってから来てください、とのことでした。
【感想】
手術してよかったーーーー!!!!
今の職場は飲食です。
元気にお客さんに挨拶をして、従業員同士も大きな声をかけあう必要があります。
今の職場に入る時に痙攣性発声障害であることは伝えていたし
みんなも受け入れてくれていたけど、自分自身が声が出ないことに大きなストレスを感じていたので今の声はとても快適です。
前の職場より電話を受けることは少ないですが
何のためらいもなくスっと取ることができます。
仕事はできる方ではないけど
声だけは大きく明るく出そうと意識していますし
たぶん仕事仲間やお客さんからもそう思ってもらえているのではないかと思います。
もちろん手術なので大きなリスクを伴いますし
一人一人術後の大変さは違うと思います。
また手術を受けたからと言って私と同じような気持ちになるとも限らないし
後悔する人もいるかもしれません。
なのであくまで私の感想として受け止めて頂けるといいかなと思います
追記
2026年3月。
前のパート先を辞めて、新しい職場で同じような声を使う仕事をしていますが今のところは順調です!
誰も私が発声障害に罹患して手術をして声帯にチタンプレートが埋め込まれていると感じていないと思います。
そのくらい普通に声は出ているのではないかな
昔のように話すと疲れる、みたいなのも無くなりました!!