昔の彼氏に対しても、また周囲のカップルや夫婦の男の人たちに対しても感じる大いなる疑問。
男の人は、どうして、恋人や妻に対して、
俺は癒されて世話されるべき
と当然のように思っているのだろう?
そして、そんな彼らを癒したり世話したりするパートナー自身が、彼らと同じようにストレスを抱える生身の人間であることを想像していないのだろう?
これは長年の疑問だ。
例えば専業主婦家庭だと。
日中の家事育児でてんてこ舞いの奥さんが、夜遅く帰ってきた夫にちょっと愚痴や相談を言おうものなら、
「俺は仕事で疲れて帰って来たんだからそんな話するな。(俺を癒すような対応をしろ)」
と言ってはばからない。
なぜ?
女性は人間ではなく、あなたをお世話し接待するための存在ですか?
これが、「外で仕事をしている人は家事や育児の大変さをわかっていないから」
という理由で専業主婦家庭だけに発生する現象かと思いきや、
働いている同士の恋人や夫婦においても、同じことが頻発する。
「忙しい時にそういう話されると癒されなくて嫌なんだけど」
かつての彼はそう言い放った。
この人は私を、「お金を払わなくて良いキャバクラ」とでも思っているのだろうか?
そう思ったが、言わなかった。
互いに仕事をしている者同士でも、年収の高さや自分のほうが長時間労働であることを盾に、「俺は妻/恋人に世話されて当然」
と奢っているパターンもある。
「あなたのほうがずっと年上だから年収高いのは当たり前では?」
…とか思うけど。
「あなたは定年まであと20年しかないけど私は30年あるから、これから家庭に収める生涯年収はもしかすると私の方が高いのでは?」
…とかも思うけど。
そしてそもそも年収とか労働時間が問題なのではない。忙しいを理由にする人が嫌い。忙しいことで偉そうにする人も嫌い。。
普通にあなたと同じ人間なので、疲れるしストレスたまるし、
誰かにごはんを作ってもらえたら嬉しいのは私も同じであります…
それでも男の人に何かしてあげたい、喜ばせたい、幸せになって欲しいと思うから仕事で疲れた体に鞭を打ち努力に努力を重ねているのに、
俺たちは世話されて当然、
みたいな態度に、
心底ガックリきてしまう。
そして酷いときだと私はそこから立ち直れない。
なぜか男の人は、
女性のことをフェアリーテイル(妖精)あるいは女神?聖母?
とでも思っているようだ。。。
あるいは、愛情イコール世話(料理とか含む)
と思っている??
お母さんだと思っている??
仕事している上に料理だ美容だなんだとやれば、そりゃ寝不足で目の下にクマの1つも出来るわけだが、
「いやいや、女の人にはキレイでいて欲しいし」
とか言ってツルツルの肌とか髪とかを求めてくるし。
どうも、辻褄があわない。。
いつでも愛想よく、
世話してくれて、
柔らかな雰囲気で癒される…
みたいな
幻を追いかけて女性を生身の人間としての面を見ようとしない、
どころかそれを否定したり、
怒り出したりするのは
なぜなのだろう。
特に私の周りは、経済的に男の人に頼ることがない働く女性ばかりなので、
女性はパートナーの男性に対し"協力"を求めているのに対し、
男の人が女性に対して"世話・接待"を暗に求めている場合、
女性が男の人をちやほや褒めて尽くしているうちは良いけど、
「私も仕事あるから家事育児は分担して欲しいのですが…」
とかになると、突然、すれ違いが明らかになる。
人と人が向き合ってる感じがしない。
彼らは何を見ているのか?
私が向き合っている男の人は、いったい、私ではなく何を見ているのか?
私は好きな人と心の交流がしたい。コミュニケーションがしたい。でも交際が進めば進むほど、「世話・癒し」問題が立ちはだかる。
仕事で疲れていても落ち込んでいても、
彼の前では自然と笑顔になれていた。
それが徐々に
"頑張って" 笑顔を保つようになり、
いつしか"無理" に変わり、
偽りと本心の境目がわからなくなり、
私の心は行き場を失う。
その繰り返しだ。
わからないのだ。
ずっと。
わからない、は、分かりたい、の裏表。
