何故にここまで日本政府が

ならず者になってしまったのか――

 

日本の国力を弱めるものは

一体どこから来ているのか――

 

その答えは、米国との関係にある。

 

本を読んだ。

 

 

「日米合同委員会」の研究(2016)

 

吉田敏浩 著

 

日本における最強・最悪のDSは、

日米地位協定/日米合同委員会の

在日米軍だ。

 

最高裁判所も国会も内閣の頭上も

優に超え、憲法の上にある存在。

 

国会は国権の最高機関でもなく、

国民に主権があるわけでもない。

 

それらは日米合同委員会(在日米軍)にある。

 

この本は読み込むのが中々大変で、

完読に数ヶ月も掛かってしまった。

 

しかし日本が落ちぶれてしまった原因や

昨今のコロナ騒動の諸悪の根源はここに

あると思ったので、最低限の知識の把握は

必須だと思った。

 

この委員会には、幾つもの密約が存在する。

 

基地権

指揮権

裁判権

核持ち込みetc・・・

 

アメリカは30年後に秘密文書の公開を

しているので(一部は非公開のまま)、

そこから日本と結んだ数々の密約が

明らかになっている。

 

しかし日本政府は認めていないし、

辻褄を合わせるために書類の

改ざんまでしている。

 

今回のコロナ渦で言えば、

 

 

一番下の検閲・保健文科委員会が、

R4に新たに追加されていることが

分かる。

 

外務省北米局日米地位協定室長

厚労省医薬・生活衛生局検疫庶務課長

 

ここがコロナ関連の政策を、在日米軍の

司令を受け(年次改革要望書)請け負っている。

 

恐らく密約も存在するだろう。

 

今日本がコロナワクチンで大変な

目に遭っているのも、ここからの司令だ。

 

過去には官僚達も頑張ったらしいが、

左遷されたりパージされるので

(人事権をも握られている)、

今ではがっちり従っている。

 

課長・局長クラスがメンバーで、

素直に従ってさえいれば

事務次官コースに乗れ出世出来る。

 

鳩山内閣が崩壊したのも、

在日米軍ー官僚複合体に

陥れられたからだ。

 

今ではこの辞任会見も、

何を意味しているのかよく分かる。

 

 

今では結構な日本人が、

世界でもまれに見る不平等条約の

この地位協定/日米合同委員会を

改廃し、80年占領され続けている

米軍基地の撤退を望んでいる。

 

財政から農政から貿易から安全保障

そしてワクチンに至るまで、

我々は主権を奪われたまま

アメリカに搾取され続けている。

 

在日米軍は日本を護るためにいるのでは

なく(よく自民党が我々に洗脳して来た)、

日本を押さえ付けるためと

地政学的に対東アジア政策の砦に

利用しているだけだ。

 

日本がもし刃向かった際には、

日本人を攻撃する権利をも有している。

(ダレス・ドクトリン)

 

押さえて起きたい日本側の政治家は、

吉田茂と岸信介と佐藤栄作だ。

 

日本がならず者政府になったのは、

ならず者政府であるアメリカの植民地で

あるからに外ならない。

 

日本の空も在日米軍は自由に飛べる。

 

私の経験で言えば、

パイロットがたまに愚痴っていたことを

思い出す。

 

特に羽田と那覇空港は、パイロット泣かせ。

 

空域を在日米軍に占領され、

無理して危険な離着陸をしている状態が

今日も続いている。

 

以前違法薬物が米軍基地経由で

CIAにより日本の893に流されることを

書いた。

 

しかし取り締まれないのは、治外法権が

存在しているからである。

 

(在日米軍及び家族・関係者は、

日本の司法では裁けない密約)

 

日米安保改定(本当は改悪)で、

巣鴨プリズンから出して貰った代わりに

CIAエージェントになった岸信介が、

未来永劫に米軍は駐留可能として

しまったので、どうやってこの状態から

抜け出せるのかは絶望的な状況にある。

(逆らえば陥れられるか殺される)

 

が、国民一人一人がまずは問題意識を

持って、声をあげていくことが大事だろう。

 

大体選挙で選ばれていない人達が、

秘密裏に密約を結び、その内容は

全面非公開、総理大臣も国務大臣も

国会議員も国民も知らない、知らせない

とは、完全に自国の自治権を失っている

異様な状態にある。

 

内容の公開

国会を通す

 

まずはこれから始めて頂きたい。

 

最終的には日米地位協定の破棄、

日米合同委員会の改廃、

そして在日米軍の撤退まで行き、

真の独立を果さなければ

日本は今まで通りのならず者政府の

ままである。

 

河野太郎も武見敬三もあれだけ強気なのは、

密約で護られているからだろう。

 

日米合同委員会は憲法も越え、

検察も裁判所も押さえている。

(連絡を直接取り合う関係性)

 

だから「絶対に有罪にならない」と、

自信と確信を持ってのあれらの発言だ。

 

コロナワクチン被害者が集団訴訟を

起こしたが、このままの体制が続けば

先行きは暗い。

(子宮頸がんワクチン訴訟もしかり)

 

戦後約80年が経過しても、未だ

事実上植民地にある日本。

 

このままなら我々は、生命財産を

搾取されるのみ。

 

滅ぶ前に、何が出来るだろうか・・・。

 

尚上記に紹介した本の内容は難しかったので、

分かり易い本はないかと探して読んだ本は、

 

 

 

矢部宏治 著の

知ってはいけない シリーズ。

 

こちらは読みやすいので、

とっかかりにお薦め。

 

それにしても、これまでの

自民党政治家に対する怒りが

沸き起こるのは偽らざる感情。

 

「よくも欺してくれたな・・・」

「国民に嘘ばっかりついて、

裏ではアメリカと握っていたとは・・・」

「それでよく保守と言えたもんだ・・・」

 

自民党はアメリカが作った政党。

 

かつて毎年500億円近くのカネが、

アメリカから投入されていたそうだ。

 

それで金権腐敗政治が蔓延り

今に至っている。

 

「日本を取り戻す!」とよく

スローガンで使われるが、

「日米地位協定を解消する!」と

言わなければ、そして実際にそうならなければ

日本は取り戻せない。

 

最後に。

 

在日米軍の真上にはアメリカ議会、

そして国防省がいる。

 

そしてそれらをウォール街が"支配”

している。