森永卓郎氏の新刊、

書いてはいけない

 

 

これ、amazonで発売前から予約していたのですが、

まだ「見発送」で手元にありません。

 

注文が殺到し、今増版中なのだと思います。

 

なぜ注文したかというと、

JAL123便墜落事故のことが

書いてあるからです。

 

本を読んでからブログを書こうかと

考えていましたが、いつになるかも

分かりませんし、またyoutubeで

動画がアップされていたので

その内容と変わらないだろうと、

このタイミングでいいと判断しました。

 

沢山の方々が紹介されていると

思いますが、こちらの動画です。

 

 

 

私は昔国内線のCAだったので、

その視点からの考察になります。

 

私なりの疑問点と体験から、

森永氏の考察に一定の合点が

いくのです。

 

①なぜ横田基地に向かわなかったのか

 

フライトには必ず代替空港(ALTと言います)

があります。

 

キャプテンとのブリーフィングで

「ALTは~」と説明があります。

 

大概が米軍基地、横田か嘉手納になります。

 

そこで疑問です。

 

なぜ123便は、横田基地に向かわず

あんな山の中に墜落してしまったのか――

 

これが実は長年、CAだった私の謎でした。

 

機体に異常が発生したのは

離陸してから割と早い時間でした。

 

ならば横田に向かうはずです。

 

それが何故・・・?

 

②「自衛隊機はヤバいんだよ・・・」

 

私の時代の話なので昔ではありますが、

新人CAはコックピットに便乗させて

くれる機長がいました。

 

私も何度も操縦室体験があります。

 

そこで色々な話をしてくれました。

 

よく覚えている話があります。

 

空には道があって、民間機は

予め定められた「空路」を飛行します。

 

実は空にはうじゃうじゃ飛行機が

飛んでいます。

 

操縦席から下に飛んでいる飛行機が

見えるのです。

 

「ほら、見てごらん。

あそこに飛んでるでしょ?」

 

しかし言われてやっと分かるほどの

米粒のような物体です。

 

確かにうじゃうじゃ飛んでいるんです。

 

パイロットに視力が求められるのは、

物体を素早く見つける必要があるからです。

 

そして副操縦士が語った言葉が

今でも忘れられません。

 

「民間機はいいんだよ、飛行ルートが

決まってるから。

ヤバいのは自衛隊機。

訓練とかやってるし・・・。

ヤツらにはヒヤッとするよ。

ニアミスとか新聞にたまに出るけどね、

あれは氷山の一角だから・・・」

 

当時はまさかJAL123便が・・・

と1ミリたりとも疑念がない時代。

 

今になって思えば、

その言葉が妙に信憑性を帯びて来るのです。

 

点と点が繋がってしまうといいますか・・・

 

確かに副操縦士は私に話したんです。

 

自衛隊機が危ないこと

愚痴を吐くように語ったこと

ヒヤリハットが結構あることを・・・

 

③身元が分からないほどの残骸の謎

 

当時話題になったのが、

遺体の損傷が激しく、最後は歯型で

照合したことです。

 

私が通っていた歯科医師が、

私がCA(現役当時)だと知って

「自分も照合に協力した」と話しを

してくれました。

 

遺体損傷が兎に角激しかったそうです。

 

しかし他の飛行機墜落事故で、

「誰が誰か分からない、

歯型で判別しないと分からない」

という話は、私は聞いたことが

ありません。

 

墜落事故が起こっても、

誰が誰かは通常分かるものでは

ないでしょうか?

 

④整備ミスを起こしたボーイング社製

だらけの謎

 

政府の公式見解では、

ボーイング社の整備ミスが原因と

なっています。

 

が、JALもANAもボーイング社製で

溢れ返りました。

(私自身殆どがボーイング社製に乗務)

 

普通整備ミスでこれだけの大惨事を

引き起こしたのなら、購入減少と

なると思うのですが、逆に大量購入。

 

違和感を覚えます。

 

⑤整備ミスで・・・?

 

JAL123便と同型機に乗務していました。

 

整備ミスで突然垂直尾翼がぶっ壊れる

ものなのか・・・と、正直違和感しか

ありません。

 

しかし「何かが外からぶつかった」

となれば、話は別です。

 

実は飛行機には色々な物が

ぶつかるそうです。

 

鳥がエンジンにぶつかって

巻き込まれたり・・・

 

雷が落ちたり・・・

 

自然の外圧を想定し、

予め飛行機は設計、製造されて

います。

 

また飛行機は中々墜落しないように

出来ています。

 

例えばエンジン4基の内

3基が止まっても、ラストの

1基で飛べるそうなんです。

 

私が乗務していた時も、

トラブルが発生しリターン

(元の空港に引き返すこと)や

ダイバート(目的地とは違う

空港に着陸すること)を経験しました。

 

だから、「整備ミスで垂直尾翼が

ぶっ飛んだ理由で墜落」とは、

むりくり感が個人的には否めません。

 

⑥余談

 

余談ですが、私が会計事務所に勤めていた時、

同僚の一人がJAL123便墜落当時の

日本航空の社長(山崎豊子の「沈まぬ太陽」にも

モデルとして登場)のお孫さんでした。

 

華麗なる一族の方でした。

(wikipediaあり)

 

もしこれが分かっていれば、

しつこく話を聞いてみたかったですね。

 

勿論元社長は家族にも誰にも口外

していないでしょうし、しつこく

私がその人に聞いたところで、絶対に教えて

くれなかったでしょうが。

 

あらゆる意味で、不思議なご縁(因縁)を

感じています。

 

<まとめ>

 

その後の対米従属政策は、

他の多くの方が指摘されていることなので

割愛します。

 

あくまでも、元CAとしての個人的

体験と考察を書きました。

 

私が感じるのは、

コロナ騒動もJAL123便も、

政府は時として何かと国民の命を

天秤にかけ、国民の命より何かを

取る危険なものでもあるということです。

 

政府がいつも国民の命を守る、

「人の命は地球より重い」との

選択を取るとは限りません。

 

いやむしろ、いつも天秤に掛けていると

思った方がいいでしょう。

 

航空会社に身を置いていた経験からですが、

私の時代、私が所属していた客室部では、

ロッキード事件やJAL123便のことなど、

殆ど話を聞いていません。

 

触れてはいけないもの・・・

 

そんな空気でした。

(今は分かりません)

 

森永氏が言われるように、

もう約40年経ったのですから、

そしてコロナパンデミックもやらかし、

アメリカも弱体化して来たのですから、

日本政府ももうそろそろ真実を公開し、

アメリカからの真の独立を果たさなければ、

(日米地位協定/日米合同委員会の密約しかり)

永遠に墜落していく国家のままです。

 

JAL123便のように・・・。