興味深い動画だった。

 

 

過剰医療の闇の話。

 

藤井聡氏が医師2人と

過剰医療の闇について語っている。

 

27分当たりから、精神医療にも

触れている。

 

日本の精神医療の長期過ぎる

入院問題は、闇中の闇。

 

医療は利権中の利権。

 

医療は権力中の権力。

 

特に製薬会社のデータいじりは

悪質。

 

資本主義、拝金主義、権力、構造、

医療システムなど、常日頃私が

考えていることと合致して驚いた。

 

製薬会社がキャンペーンをやり、

精神科医が向精神薬を騙くらかして

処方し、薬漬けにして害を与える

「悪質詐欺」ビジネスは、

薬害被害者なら周知の事実だ。

 

過剰医療問題は、財政と幸福度両方に

害を与える。

 

医療に関われば関わるほど、

財政は逼迫し幸福度は下がる。

 

精神医療の場合、「少しの不幸」が

更に更に不幸のどん底に。

 

 

動画の中で示されたグラフだが、

GDPに占める医療費の割会は、

さすが資本主義アメリカが断トツである。

 

子供にまで向精神薬を飲ませるのが

当たり前な国、製薬会社の超資本主義に

子供から老人までどっぷり

犯されてしまっている。

(スマートドラッグの問題)

 

「昔は急性期医療だけだったが、

今は慢性医療が主流」

 

そう言えば昔は本当の病気になった時だけに

単発で行った病院。

 

それが今や医療によって

慢性病にさせられ、一生繋がれてしまう

システムが構築されてしまっている。

(精神医療はその典型)

 

「新薬はバカ高く、既存の薬と

殆ど変わらないのにデータを大きく、

キラキラしたものに見せる

古くて大事な薬は安くなる一方、

だから作らない、よって何年も不足が

続いている」

 

医者の口から中々出ない話なので、

非常に興味深かった。

 

薬害に遭って初めて骨身に沁みる

内容なのだが、20年以上前に

知っていれば・・・。

 

「まさか医者に限って・・・」

「病院で出す薬で・・・!?」

 

素直な日本人ほど、過剰医療の罠に

はめられる。

 

過剰医療の闇の話は、

まだまだ序の口。

 

とりわけ精神医療の場合、患者一人が

どれだけ物語を持っているか

分からない。