「いよいよこのテーマに来たか」という思いだ。

 

精神医療に携わる者が患者に行う性的搾取

(セクハラ、性的虐待)

 

このテーマに向き合うきっかけとなった本がある。

 

 

著者は市民人権擁護の日本支部代表 

米田 倫康

 

この人は精神医療で起きる人権問題、特に

性的搾取に関しては日本においてここしかないと

いうくらい実績を上げてきた人だ。

 

(同時に行政や司法の現行での限界をまざまざと

見せつけられることでもある)

 

知っている人もいると思うが、鹿児島の精神科医

山口は、女性患者や従業員少なくとも10人に手を

出し、薬と立場でマインドコントロール下に置き

2人を自殺に追い詰めている。

 

本を読んだ感想としては、この山口という人は

勉強は出来るのだろうが、人格的に相当問題が

ある人物、どこか破綻している印象をもった。

 

高等感情が働かない、障害っぽいイメージ。

 

本を読み進めながら、私はわなわなと手が震えだし、

激しい胸騒ぎ、恐怖、戦慄を覚えた。

 

それは私自身も、同じ経験をしているからだ。

 

最も辛い体験のフラッシュバックだ。

 

このテーマにはずっと意図的に蓋をしてきた。

 

しかしブログを書き進めてきた今日、精神医療の

闇や問題は、向精神薬だけではなく、それ以外にも

改善すべき問題があり、薬害だけではなく、

医療者からの性的搾取も自分の経験上

避けては通れないと気持ちが固まってきた。

 

未成年や若い女性の場合、処方される薬だけではなく、

治療者(精神科医、心理士)からも身を守らなければ

ならないし、是非その意識を持って欲しいと思う。

 

私も危うくこの本の女性のように死にかけたが、

精神の治療者と患者がそういった関係に

なることは非常に危険で、患者の精神を

打ち砕く破壊力がある。

 

だからこそ諸外国では、精神医療に携わる者が

患者を性的搾取した場合、法的に罪に問われたり、

免許剥奪されたり、実刑を食らうことさえある。

 

しかし日本はまだ法整備が整っていない。

 

被害に遭っても法には問えず、行政もマスコミも動かず

泣き寝入りしかないのが現実。

 

催眠術にかけられても、洗脳されても

後で我に返って「やられた!」と被害を認識出来ても

「合意の上」ならどうしようもない。

 

原則、やられたら終いだ。

 

2010年以降は、人権団体の執念の活動もあり、

幾つかの特に悪質な事案は摘発されているようだ。

 

しかしこれらはホンの氷山の一角に過ぎない。

 

それ以前のケースは、1件も出てきていない。

 

心を扱う精神科医や心理士にとって、

精神的に弱って依存的になっている患者を

支配下に置くのは、赤子の手をひねるほど

簡単なことなのだ。

 

心を扱う医療だからこその職業倫理がある

のだが、その立場を利用する者も一定数

存在することも現実。

 

現行は性善説で作られているが、とんでもない、

精神医療は心を裸にして女性患者なら

男性医療者にぶつかっていく現場だ。

 

そこでどんな危険なことが起きやすいか、

「起こりえること」「危機管理」という目線で

法整備すべきだと強く思う。

 

「陽性転移」「逆転移」も必ず起きる。

 

現行のままなら、精神医療が更なる

被害の温床の場と簡単に化してしまう。

 

被害を生まない、患者を守る整備が

早急に必要だ。

 

被害者の声の挙げにくさに甘んじて、

現状を放置は出来ない。

 

子供から大人まで、誰でも被害者に

なり得る。

 

ベンゾでヤラれ脳を損傷、

医療者に性的搾取され家庭崩壊、

これが医療なのだろうか!?

 

私がプロフィールなどでぼかしてきた

「とんでもない言動」とはこれらの

ことである。

 

私だって「もう一回やり直したい」

心からそう思う。

 

私のようなケースは、日本中どこにでも

転がっている話だそうだ。

 

書ける範囲で、限定記事として次回書いて

おきたいと思う。