未読の方は、、、創作小説 <初恋 1>は、↓から
http://ameblo.jp/monvampire/entry-11008120505.html






僕は冷静さを装っていた、この世界を欺くために。
僕は平然とこの状況を受け入れたのではないと、自分に言い聞かせる。
前提として、経験がそうさせているのだ。

小説や映像で、仮体験として脳に記憶されてよって仮経験し
今が追体験しているのだ。

誰もこんな不条理なる現実をループ化された時間のなかにいれば、
誰だっておかしくなるに違いない。囚われた時間の中に喜んでいられるのか。

だって僕以外の人間、人間と言えるのか行動が分かっている機械的とも言える
人達の中で、生きていかないといけない。
僕は考える。僕がここでおかしな言動を起こせば、この世界は変わるのか?
いや変わるかどうかは、この状況を把握しなければいけない。
下手に変な言動してしまえば、もっと間違った世界に行くとも限らないだろう。
そこまで考え、深く息を吸い込み深呼吸した。

夜中に、隣のベッドで彼女がスヤスヤと寝ているのを、横目にして
僕はウトウトと寝むりそうになりながらも決意していた。

どうすれば、この世界から逃れられるのか今は分からない。

リストアップした行動の中で、何かを変えないといけないと考えていた。
この考えもメディアの追体験にあるが、それを頼るしか方法はなさそうだ。



3周目の朝が来た。

2周目ではタクシーの中で目覚めたが、
今度は違っていて、ホテルの玄関で目覚め立っていた。
隣には彼女がいる。
あれっ時間がズレている、ズレているというよりも旅行した時間が短くなっていた。
明かに現実だった時間よりも2周目は短くなり、
2周目よりも3周目はさらに短くなったのである。
2周目には僕は何の変化も与えてはいない。
なの時間はなぜ短くなるのか説明出来ない、今は解明出来ない謎であった。

ホテルの玄関に留まっていても、何も始まらない仕方ない。
彼女にも不思議がられるし、従業員に誘導されたままだったので
ようやく僕はロビーへと足を前に進めた。

ロビーには家族連れの客が3周目にもいた。
同じ光景だ、変わりない。
彼女は、今何を考えているのだろう。
知りたいが、聞けない。聞けないから勇気がないのだ。
勇気があれば不安なく、何でも僕は彼女に聞けるのだ。

僕と彼女は荷物を抱えたまま、家族連れの横を通り過ぎようとしていた。
その時、子供を抱えた男がチラッと僕を見た。
僕は周囲をキョロキョロしたが、どうも僕を見ているらしい。

「また会いましたね、何周目?」
ボソッと小さな声で僕にささやいた。
えっ耳を疑った。

____________________________________________
今回は短めに。
ちとこの作品は長すぎるな、短くすればよかったかな。
抽象的すぎるな、まだ文章が。リアルさが足りないな。まだまだ説明調だし。要は作品を仕上げることだ。



創作小説 <初恋 7>は、↓から
http://ameblo.jp/monvampire/entry-11149988426.html