以下は自分の勝手な解釈ですので、「これが正解」では無いことを
ご了承の上、ご覧いただけるとありがたいです。

 自分の中で心がけている、というか理論といいますか
ざっくり書き起こすと
 
 車の安定度=タイヤの基本グリップ力×タイヤの温度-(速度+制動+舵角)

 タイヤの基本グリップ力:20℃として
 タイヤの温度:適切かどうか
 速度:走行速度
 制動:ブレーキ
 舵角:ハンドル操作角度

※もちろんそれだけでは無いですし、要素は山ほどありますがご容赦を・・・


  そもそも「速く走るために」という事は
 車をどうやって安定させながら、速く走らせるか
 だと考えています。
  普段の運転であれば、車の安定が無くなり「不安定」になることは
 あんまりないでしょう、天候 道路の状況 他車の動き次第ではありますが・・・
 ではサーキットではどうなるのか?


 〇例としてストレートを走ります
 車の安定度=基本グリップ2×温度が適切100-(速度100+制動0+舵角0)
      =200-100
      =100
 結果、安定度が整数として求められたので「安定しています」が
 本来の現在のタイヤの状態200から100下がっている点も見逃してはいけません。


 〇この状態で、ブレーキをして舵角を入れてみましょう

 車の安定度=基本グリップ2×温度が適切100-(速度100+制動50+舵角50)
      =200-200
      =0
 結果、安定度が0となったので車の状態は「タイヤを使い切っている」となり
 これ以上 速度 制動 舵角は増やせません。

 
 〇おっと大変、気温が上がり、路温が上がってきましたが
  同じ操作をしてしまいましたッ!?


 車の安定度=基本グリップ2×温度が適切80-(速度100+制動50+舵角50)
      =160-200
      =-40
 結果、安定度が-40となったので車の状態は「タイヤの限界を超え、車の挙動が不安定」
 となり 速度 制動 舵角を減らす必要に迫られます。
 下手すると、すっ飛んでいきますね(スピン、コースアウト 最悪クラッシュ)


 〇チックショー、金に物言わせていいタイヤ履いてやるッ!

 車の安定度=基本グリップ3×温度が適切80-(速度100+制動50+舵角50)
      =240-200
      =40
 結果、安定度が40となったので車の状態は「タイヤの限界を超えず、車の挙動が安定」
 となりました。ですから「札束で他人の頬を引っ叩けば限界は上がります」
 ※打消し線の内容をあなたは「見ていない」イイネ? 


 
 「イラっとしたので」シベリア寒気団に乱入していただきました(笑

 車の安定度=基本グリップ3×温度が適切30-(速度100+制動50+舵角50)
      =90-200
      =-110
 結果、安定度が-110となったので車の状態は「吹っ飛んでいきました」
 金に物言わせたタイヤも、これでは意味がありません。「ザマァ、ペッ」


 ってな具合です、実際には
 タイヤ:タイヤによって、「縦方向、横方向それぞれのグリップ」
 速度:「減速中」「加速中」
 制動:「適切な温度」「4輪での制動力の発生の適切度」
 舵角:「切っていくスピード」

 等々、上げればキリがありませんが
 イメージのしやすさ的には

 車の安定度=タイヤの基本グリップ力×タイヤの温度-(速度+制動+舵角)
 
 
 でいいのかなっと。
 今後、ちょいちょいこんな内容を掘り下げてみようと思います。

 なのでお次は「基本グリップ」と「温度の適切度」について
 書いてみようかなぁっと