最近の車の注意点を引き続き
今回はサーキットでの走行等に
関してになります。
ZC33Sの頃から、「なるほど最近の車は」ってな
感じのことが多くなってきたので、ここいらで
まとめてみようかなっと
〇制御を知る事
スイフトをはじめGRヤリスなどもそうですが
「～～～をすると～～～が介入する」ってのは
走っていれば自ずとわかってくるのですが
「何をしたら、何が検出されて、～～～が介入する」と
理解していくと、走らせ方やセッティングが
見えてくる事が多いです。
例）ABSが介入してブレーキが伸びる、フリーズする
ZC33Sで「ブレーキングでまっすぐ逝った」とか
「ブレーキペダルが戻ってこなくなった」とかは
大体これが原因。（GRヤリスでは未経験
ABSセンサーは大体リアにあり、これがECUで
エンジン回転数とセンサーの検出結果に差があると
ABSが介入する。
ECU（もしくはABSCPU）はリアがロックした判定を
するのでABSを効かせに行きます。
※センサー数は車によって違います
実際にはブレーキングの後、コーナリングになりますから
速度、横GによってはVSC、TRCも介入します。
VSC：ﾋﾞｰｸﾙｽﾀﾋﾞﾘﾃｨｺﾝﾄﾛｰﾙ（横滑りに対しての介入
TRC：ﾄﾗﾝｸｼｮﾝｺﾝﾄﾛｰﾙ（タイヤの駆動の空転に対して介入
では、どうするのか
「4輪接地状態でロックさせないように運転する」が
有効です。
とは言ったものの、GRヤリスは立ち上がりまでの
コーナリングを頑張りすぎると、数秒（電子制御）スロットルが
開けられない「お仕置きモード」（仮名）があるので
その辺も、考えて運転する必要があります。
ブレーキパッドの初期バイト（効き方）を弱い物にしたり
ブレーキペダルへのタッチを工夫する必要もあります。
勘違いしてほしくないのは、「効きの悪いパッド」とか
「あえて純正使え」って事ではないので、ご注意を
※パッドは使うタイヤのグリップ力と要相談です
車のフロア（下面）角度を極端に変えないように
車をコントロールする、前後減衰バランスを
調整したり、バネレートを選ぶことで
大分改善するので、やってみる価値ありです。
ですから「根性ブレーキ」や「レイトブレーキング」は
リスクしかないと知れれば、ハンドル操作
アクセル操作が自然と穏やかになっていくはずです
ですが、ココにも注意点が
アンダーやオーバーに対しては
「迅速に」対応する必要があるので
めちゃめちゃうまい人の動画見ていると
「急にハンドル切った」とか「アクセルを不意に
煽ってる」場合は「何かの挙動を相殺している」
場合が多く見られます。
動画だとフロア角度の変化量は分からないのも
相まって、「このコーナーは、こんな動かし方すれば
いいんだ」と勘違いしている人が多く
動画主が「実はここ失敗しててごまかしてる」とか
「車のセッティング上、ココはこの挙動を許容している」
場合があるので、うまい人の操作をただ真似ては
いけません。
うまいひとは、タイムを天秤にかけて「あえて
介入させる」人まで居ますから、車の新旧に限らず
「早く走るために近道無し」で「ただしく
走り込み」をして、ここぞという時に「アタック」
するようにすれば、「車も人も」消耗が少なく
走れますよぉっと。
ヘタクソの自分がダラダラと書いてみましたよっと（汗