前回の記事の最後で予告した通り、これが最後にご紹介する生地のお店です
モントリオールの布・生地のお店をご紹介する上で、このお店をご紹介しないわけにはいきません
Tonitex inc.
9630 Boul. St-Laurent, Montréal
ダウンタウンからは遠いですが、55番St-Laurentのバス一本で簡単に行けます
お店の前が道路工事のためバスの停留所が変更されていることがあります。バスで行かれる場合はお気をつけください。
コストコなど色々なお店があるMarché centreもすぐそばです。
このお店の辺りは、以前はモントリオールのアパレル産業の中心地で、多くのアパレルの会社がこの辺りで洋服を作っていたそうです。
今は海外で作ったほうが安いので自然と衰退してしまったそうですが、このお店の周辺を歩いていると、そのときの名残で今もいくつかのアパレルの会社やお店があります。
お店の外観
まずお店を入るとこんな感じです。ブレすぎていてすみません
お値段は分かりやすく、値札に付いている色別になっています。
1mあたりのお値段です。
本当にすごい量の布がぎゅうぎゅうに詰められています!
とにかく広いです!
歩いても歩いても生地だらけ!
最後はこちらの台に欲しいものを持っていき、欲しい分(1mから)を伝えて切ってもらい、レジでお会計をして終わりです
写真を見てお分かりの通り、こちらはお店というよりも倉庫です。もちろん誰でも購入することができます!
この規模のお店は日本にはないかなというくらいの広さと品揃えですが、在庫はここに出ているだけで、売り切れ次第、もう二度と同じものには巡り会えません。
ちょっと1日考えて、また明日来ようと思って来ると既に無くなっていることがよくあるので、ほしいものがあったらその場で購入するのがオススメです
とにかくお裁縫、手芸好きな方に行っていただきたいお店です!
店員さんは皆さん優しいので、質問はお気軽に、仏語英語どちらも大丈夫です
ちなみに、
モントリオールではこちらのお店も有名です。
Fabricville
ホームページはこちら
モントリオールにもいくつか店舗があります。
よく行くのはPlace Versaillesの中にある店舗です。
これまで紹介してきたお店の中では、一番日本の生地屋さんに近くて、ユザワヤのような感じです。
ここはボタンの品揃えが豊富です!
家庭用ミシンもあります!
こちらのお店、どの店舗もとても綺麗で見やすいのですが、とにかく値段が高いのが難点。
これまでご紹介してきたお店で欲しい生地が見つからなかったら、最終手段でこちらのお店に来てみるという感じですね
モントリオールの生地のお店の日本語での情報は今まで無かったと思うので、今回ようやく書くことができて嬉しいです
最後に。
モントリオールには多くのウクライナ人の方々が住んでいます。
Rosemontというエリアにはウクライナ人街があるほどです。
コロナが始まる前、2019年までは、このエリアの大きな公園でウクライナフェスティバルも毎年開催されていて、本当に多くの人で盛り上がっていました。
以前1年ちょっと通ったCSDMのフランス語学校では、卒業まで沢山のウクライナ人の方々と一緒に学びました。皆さん超優秀でとても優しくて、ウクライナがどれほど素晴らしい国かを知ることができました。
彼らが悲しんでいるのを想像するだけで辛いです。戦うためにウクライナに戻った人もいます。
そして私はただただ祈ることしかできないなんて、何て無力なのだろうと思います。
それでもウクライナ人の方々と祈ります。
このエリアにはいくつかウクライナの教会もあります。
ウクライナ正教会
Cathédrale orthodoxe ukrainienne de Sainte-Sophie
6255 Boul. St-Micheal, Montréal
一度目にしたら忘れられないほど美しい教会です。
この教会の横の通りの名前はウクライナ通り、そしてこの教会の裏手にある公園の名前はウクライナ公園です。とにかくウクライナです。
ぜひ機会がありましたら行かれてみてください。
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