今までBW'S 3AAのライトにはPH7?でしたっけ、それ用のハイロー切替式のHIDバーナーを入れていました。
このままでは対向車や前車にとっては迷惑だなーといつも思っていました。
まあ、装着は非常に簡単で見た目は明るくなりましたが、当然ながら配光もへったくれもありません。
グレアがどうだとか言う以前の問題で、そもそもノーマルの15W球×2灯でカットラインと呼べるものなんかありません。
古い原付のライトはみなそうでしょうが、そのままHID化するには少々無理があるような気がします。
これでは対向車は眩しいだろうと容易に想像がつきますし、実際前から見ても眩しかったです。
対向車さん、今までごめんなさい。。。
で、2号車シグナスXにはHIDプロジェクター移植をしています。BW'Sも同じようにHIDプロジェクターにしてしまおうと思いたった訳です。そこで用意したものは、バイキセノンプロジェクターユニット、D2Sバーナー、化粧ベゼル、ステー、D2バーナー用変換コネクターです。
↑バイキセノンプロジェクターはトヨタiQのものです。そのうち何かに使おうとストックしていました。レンズ径は70ミリあります。灯体はバーナーを横から装着するタイプですので奥行きがやや短いです。
化粧ベゼルはスバルR2ライトから摘出したのもので、これもストックしていました。今回購入したのはエーモンのステーのみ、コーナンで300円程の出費です。あとはすべてストックと使い回しで対応しました。
装着は適当にステーをカットして、カウルにぶら下げただけです。心配なのはカウルが強度的に持つかどうかです。まだ今のところ大丈夫みたいです。
さて、実際に点灯してみての感想は、思ったよりも配光がいまいちでした。
このプロジェクターユニットは小糸製だと思いますが、バーナー横挿しタイプなのがいけないのでしょうか?カットラインは綺麗に出ていますが水平線のようにゆるい弧を描いたラインになっています。
あとハイビームの照射範囲が狭すぎました。ハイローの変化があまり感じられません。これはもう灯体の特性なのでどうしようもありません。
うーん、これは痛い。
完成したプロジェクターの配光の写真、どなたかご覧になりたい方いますかねぇ?もしいらっしゃれば夜に写真撮って後ほどアップします。
2号車シグナスXのプロジェクターはV36スカイラインやワゴンRスティングレーと同じ小糸製のものです。こちらはカットラインも綺麗で配光はまあまあです。やはりハイビームが駄目ですけど。
シグナスXのHIDプロジェクター化については気が向いたらブログ更新します。
今回、HIDプロジェクター化で対向車にやさしいバイクとなりました。純正ライトと比べますと、比較にならないほど明るくワイドに照射しますので夜間走行も楽しいですね。
HIDプロジェクター化、非常におすすめです。ただし山道の夜間走行は危険なんですよね。バイクの特性上カーブで車体を倒せば倒すほど手前しか照らしません。それに加えカットラインがハッキリしているため、数十メートル先が見づらくなっちゃいます。
あっ、それと、3AAのHID化では全波整流化は必須です。何もしないとすぐにバッテリー上がっちゃいます。マグネトローターを外してのコイル加工、レギュレートレクチファイアの交換、テールランプ、メーターランプの直流化配線加工は面倒ですが、必要な工具と配線図があれば誰でも出来ると思います。
今だと全波整流用のレギュレータもお安く手に入りますしね。私の時はジョルノクレアかNX125のレギュレータを流用する情報しかありませんでした。
それに加工方法に関する情報はネット上にいっぱいありますしね。
せっかくマグネトローターを外すんだったら、ついでにマグネトベースの穴を拡大して、ほんのちょっとだけ進角させれば一石二鳥ですね。
以上、BW'S 3AA HIDプロジェクターの話でした。