今日からブログを始めました。よろしくお願いします。やろうと思っていながらなかなかできずにいました。こういうのは思い切りが必要なのかと思っています。時代遅れかもしれませんが。

仕事は防災の研究者で、研究機関にいます。全国を移動してきました。もともと研究者になるともりだったのではないのですが、大学に入るのが遅く、その後大学院に残り、結果としてこの世界に来ました(この世界しか残っていなかったというのが正直です)。最初は大学院在籍中に国立大学へ助教で入りましたが(任期付きでした)、その後、期限きれて無職になったのを数度繰り返しました。でも今に至りました。博士を持っていても就職がうまくいかない人が多くいると思います。自分みたいな落ちこぼれですが、でも言えることはあきらめないことで、そして続けることが必要です。無職の時はすごく精神的に追い詰められますが、そこからが勝負というか分かれ目なのだと思います。今年だったと思いますが、就職先が決まらずに大学に残り、亡くなった大学院生の記事をみました。決して決まりや法を破っていいわけはないという前提ですが、こうした彼らの気持ちは自分も同感できる部分があります。研究者を続けること、そのうえで教授になるのは、実は一握りしかいないという現実を実感しています。研究職を目指す方の支えになりたいし、自分自身も落ちこぼれながら研究者を続けられるように、また人から必要とされるように努力したいです。あと、細かいことに気になるし、大したことでもないようなことでも気になったりするのを変えていきたいです。もっとおおらかな感じが希望です。