Panasonic LUMIX DMC-LX3を使ううちLX7が気になりだし、上物を探して入手した。
LX5はLX3の焼き直しで目新しさはない。LX7は完全新設計。LX9はSONYのRX100シリーズに対抗してセンサーサイズが1インチにアップしてしまった。
このシリーズは「コンパクトなサイズのセンサーでありながら、凝ったレンズを搭載している」というところに意義があると思っている。(中途半端なカテゴリーゆえ、整理粛清されるのも理解できる)
ちなみに、ライカでの型番はLX3→D-LUX4、LX5→D-LUX5、LX7→D-LUX6となっている。
LX3から変わった点は。
・レンズが大口径化された。
・絞り環がついた。
・ズーム中がフルサイズ換算画角で表示されるようになった(定番画角でのストップも設定可)。
・1/4000シャッター搭載。
・センサーがCCDからCMOSに変わった。
以上が主なもの。ほかにもいろいろ変わっているようだが、自分にとっては些細なこと。
上記のうち上3項目が大きい。
なにより、ズーム中の画角が判るようになったことが一番重要。これがLX3での大欲求不満ポイントだった。カメラと対話し撮影を経験値にしようとする時に、これが判らないと漫然と過ぎざるを得ないからだ。
それから、絞り環がついたことは使い勝手のうえで手っ取り早くて良い。オリンパスOMを思い出す。いかにもレンズを操作している気になる。※望遠域では口径比以上の数値は殺されるのだが。
LEICA DC VARIO-SUMMILUX 10群11枚(非球面9面5枚)
光学3.8倍ズーム f=4.7~17.7mm (35mm 判換算: 24~90mm)/ F1.4~2.3
光学式手ブレ補正機構内蔵
多段虹彩絞り F1.4~F8(W端)/F2.3~F8(T端)
レンズのグレードアップが物凄いが、全体的にもブラッシュアップされてて使い易くなったのは間違いない。
通勤のお供として最高。
WBが近代化され、ずいぶんと垢抜けた描写になった。
これを吉とみるか凶とみるか。。。もう少し使ってみねばなるまい。
ネオパンSSっぽい?
これは間違いなく名機だ。