水の瀬来年、フランスの展覧会に向けて渓流を制作しています。一筆の中、生まれ出る形と無くなる形。相反する力を借りて画が作られます。両方の力のお力添えがあります。綺麗な渓流に身を置くと美しい水の響きが身体の中に入って来ます。水面に落ちる葉っぱの音も知らないうちに画のお手伝いをしてくれます。過去、現在、未来がこの一点の中にある様な気がします。