日本漢字能力検定協会(京都市東山区)は14日、全国から募った「今年の漢字」を清水寺(同)の舞台で発表されました。

20万8025票の応募のうち、「密」は最多の2万8401票だった。

同協会によると、選んだ理由で多かったのは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行や、大切な人との関係が密接になったこと、政界や芸能界で秘密が多かったことなどという。

■2位以下にも世相を反映

 「密」に決まった2020年の「今年の漢字」。日本漢字能力検定協会(京都市東山区)が14日発表した応募総数2~10位の字にも、世相が表れている。

 2位「禍」=「コロナ禍」という言葉が広く使用された。熊本の豪雨災害や東京五輪延期という禍(わざわ)いもあった

 3位「病」=新型コロナウイルス感染症という疫病が流行。逼迫(ひっぱく)する医療を支える病院関係者への感謝の声も聞かれた

 4位「新」=「新しい生活様式」が呼びかけられた。菅義偉首相が誕生し、新内閣が発足。将棋の藤井聡太棋聖が王位も取り、史上最年少で2冠となる新記録も

 5位「変」=新型コロナの影響で、当たり前と思っていた日常が大きく変化。日米のトップも交代へ

 6位「家」=外出自粛要請や在宅勤務などで、家で過ごす時間が多くなった。家族との時間が長くなり、絆も深まった

 7位「滅」=漫画「鬼滅の刃」が大ヒット。新型コロナの影響で、多くのモノやコトが消滅した。感染症対策のための滅菌も意識された

 8位「菌」=除菌、殺菌、滅菌など、常に感染症対策に注意を払うことに

 9位「鬼」=「鬼滅の刃」からもう1文字。新型コロナも人の心の中の「鬼」をあぶりだした

10位「疫」=体調管理のための免疫力を高める意識が向上した。疫病退散を祈願する妖怪アマビエに注目が集まった

来年は世界中の人々が笑顔になって『笑』が選ばれる様な2021年になれば良いな