5/6　インドのツアー会社〜1ヶ月間インド旅の始まり〜

旅中は32GBもあるのにすぐいっぱいになります。結構安くなりましたね。

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5/6

昨日は後悔と懺悔の気持ちであまり眠れなかった。

このクソホテルのチェックアウトが12時なのでそれまでにバラナシへの飛行機チケットを手に入れたい。

と考えるとやはりインターネットは必要だ。

朝荷物をパッキングしていると突然ドアがノックされた。

なにやつ！！

今ぼくらの神経は最高に過敏だ。

恐る恐るドアを開けてみると、、、

朝食を持ってきただけだった。

おどかしやがって。。。

数分後、再びノックが。

なにやつ！！

恐る恐るドアを開けてみると、、、

朝食を回収に来ただけだった。

いやてか、まだ一口も食ってねーよ！ばか！

あまり食欲もなかったのでパンを一枚だけ食べ、パッキングを再開した。

それからホテルの人にインターネットはできるのかと聞いてみたところ、ここではできないので、できる場所まで連れて行ってくれるとのこと。

ネットカフェにでも連れて行ってくれるのかしら。

昨日の一件があったのでパッキングにも力が入る。パックセーフというバックパックをそのまま鎖で覆うアイテムがあるのだが、インドでは常に装備している。

準備が終わり、車に乗り、着いたところはまた謎のツアーインフォメーションだった。

話が違うじゃねーか！ボケ丸！と言いたかったが、ここの男は昨日のインフォ男とはちょっと違い、日本語が話せる怪しい兄さんだった。

名前はサントスという。これがぼくらとサンちゃんと出会いだった。

昨日ひどい目にあったぼくらはかなり警戒していたが、サンちゃんの話は面白く、どこか人を信用させる魅力があった。

一応バラナシまでの飛行機を調べてもらったが、やはり当日ではかなり高いようだ。

そこでサンちゃんの提案するツアールートを聞いてみることにした。

ルートは
デリー→ジャイプール→アゴラ→カジュラホ→バラナシ→ブッダガヤ→ボカロ→カルカッタ→アンダマン諸島→デリー
というものだった。
ジャイプールとアゴラの三日間は運転手付きでホテルもサンちゃんが手配してくれる。
そして、22日にはボカロでサンちゃんの弟の結婚式があるらしい。
なんとそれに参加させてもらえるというのだ。ちなみにサンちゃんにはスペイン人の奥さんがいて写真を見せてもらったが、かなりの美人だった。

インド二日目にして既に疲れていたぼくらは、迷った結果、この怪しいインド人サンちゃんを信じてみることにした。二人で16万6000円。高額だが、アンダマン諸島への飛行機代金も含まれているのでしかたがないのか。

机の上に数多くの日本人が書いたこのツアー会社の推薦文を読んだのもサンちゃんを信じてみた一つの要因だったと思う。

そして、インド人にもきっといい人がいるんだということを藁にもすがる思いで信じたかったのかもしれない。

結果サンちゃんがいい人だったかどうか、そして上記の金額が高かったのか妥当だったのかはインドを旅するにつれて自ずとわかることだろう。

ぼくらはサンちゃんにいろいろ聞いた。インドでの過ごし方。人との関わり方。お金の使い方。
親切そうにしてくる人には絶対について行ってはいけないと言われた。うまい話には裏がある。家に招かれて散々接待されてお金を要求される例などもあるようだ。
物売りや物乞いも全部無視するよう言われた。

ぼくがタイでケータイをなくしてしまい、現地のケータイがほしいと言うと、どこからともなくおたべの分も合わせて2つケータイとSIMカードを買ってきてくれた。もちろんお金は払ったが、そこまでしてくれるとは。パスポートのコピーがほしいというとビザのコピーまでとってきてくれた。

サンちゃんとは22日に彼の弟の結婚式でまた会う。

それまでにインドに慣れておこう！

昨日のことは教訓として心に留めて今日からインドを思い切り楽しむぞ！

ありがとう！サンちゃん！なんかやってけそうな気持ちになったよ！

とかなんとか言いながらもう13時だ。

ジャイプールまでは車で5時間かかる。

そろそろ出発の時間だ。

車に乗り込み、ドライバーと挨拶を交わす。ナマステー！

彼の名はラタン。これから4日間お世話になる人物だ。

ちょこちょこ会話をしながらジャイプールへの道を行く。

やっとの思いでジャイプール到着。

ホテルに着くと従業員の子供達が迎えてくれた。

ラタンが安くてうまいカレー屋さんがあるというので、行ってみることにした。

そういや朝のパン以外何も口にしていない。

カレー屋さんに入るとぼくらが最初の客だったのか他に客は誰もいない。

とりあえず二人でカレー3種類とナン2枚、あとラッシーを頼んだ。

ベジタリアンの店だったので肉は入ってなかったが、カレーは本当においしくナンはフワフワで香ばしかった。ラッシーはめっちゃ甘いし、ちょっとぬるかったためぼくはあまり好きではなかったがおたべは気に入っていたようだ。なによりここのお店は安い。たらふく食べて二人で200ルピーくらい。最高だ。ぼくらはカレーをおいしくいただき、余ったナンも持って帰り、店を後にした。

ホテルに戻り、明日はジャイプール観光だ。

ラタンも話す限りでは今のところ信用できそうだ。

今日は昨日の分もゆっくり休んで明日に備えよう。

おやすみなさいおやす。

明日につづく。

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今ザクロ話題なんですか？モロッコのザクロはめちゃくちゃ美味かったです。

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5/5　タイ出国、そしてインクレディブル・インディア入国！！

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2011/05/05

う～昨日しこたま飲んでしまったため、ちょっと気持ち悪い。

こんな時はヘパリーゼに限る。

うん！復活！気分爽快だ！

朝起きてみるとすでに皆庭で談笑していた。

ぼくは昨日風呂に入らずに寝てしまったので、さっそく風呂を借りることにした。

家の中に普通のシャワーはあるのだが、家の外にある昔ながらの伝統的な桶で水をばしゃばしゃ浴びるタイプの風呂場を借りた。風呂桶みたいなとこにあらかじめ溜めてある水をばしゃばしゃするやつだ。

岡野やひろあきは絶対に浴びないタイプの水だ。

ぼくもあまり好きなタイプの水ではなかったが、郷に入りては郷に従えだ！

こうなったら思い切りばしゃばしゃ浴びてやる！！

蚊やカエルとともに浴びる水はどこか懐かしく気持ち良かった。

水を浴びてさわやかな気持ちになったぼくは、皆に混ざって朝食をいただいた。

プーさんが、大丈夫？と心配してくれている。優しい人だ。しかし、朝からウィスキーを飲ますのはやめていただきたい。最初お茶だと思ってがぶ飲みしてしまった。

ブッさんが約束通りトムヤムを作ってくれていて、その味と優しさが骨身に染み渡る。

朝からいろいろな食材が食卓に上がっている。赤貝のボイルしたやつもあり、わさび醤油でおいしくいただいた。

この時、トムヤムに入っていた青唐辛子をおたべに食わされたことをぼくは決して忘れない。死ぬほどの辛さで、氷を口に入れていないと平静を保っていられなかった。

それからしばらくのんびり過ごした後、皆で写真を撮り、プーさんちを後にした。12時には出ないとインド行きの飛行機に間に合わないからだ。

プーさん、ブッさん、メイちゃん、犬達、猫、本当に楽しい時間をありがとう。もっと早く来ていれば良かったと思ったし、もっと長くいたかった。また必ず来ます！

バスでバンコクまで戻り、そこからタクシーで空港まで行く。

さくちゃんとはここでお別れだ。さくちゃんこんな素晴らしい体験をさせてくれてありがとう。タイに行きたくなったらまた連絡します！無事日本に帰ってね！

道が混んでいたため、空港に着いたのはチェックイン終了20分前だった。

タクシーのおっちゃん急いでくれてありがとう！

無事チェックインして飛行機に乗り込む。

ここからは快適な空の旅だ。

キャセイパシフィックさん期待しておりますぞ！

時間通りに飛行機は飛び立ち、数時間後にはぼくらはインドにいる。

正直インドはちょっと怖い。

タイに一ヶ月もいてすっかりタイの風土に慣れてしまっていた。インドにもうまく馴染めるだろうか。おたべはインドをかなり楽しみにしている。ぼくもインドを楽しまなければ！

新しい発見、驚きはもう数時間後に迫っている。

さくちゃんからもらった地球の歩き方インド篇を読んで勉強しておかなければ。

泊まる宿だけでも決めておかなければと思い、宿のページとトラブル集だけは読んでおいた。

その後、本に疲れたぼくは映画を観ることにした。

『英国王のスピーチ』

日本語吹き替え版を観た。内容はおもしろかったが、吹き替えの声が全然合ってなくてちょっと残念だった。おじさんの声が少年みたいな声だった。

映画を見終わると同時に飛行機が到着した。

さあ！ここからは『インクレディブル！インド！』に突入だ！

世界一周4カ国目！インド到着！！

インドはやばいという前情報がたくさんあったので、ぼくらはタイ出国の時すでにバックパックをガチガチに防御していた。

荷物を受け取り、まず最初の難関は両替だ。ちょっとでも気を抜くと余計に手数料や税金とられたり、お金を抜かれたりするらしい。

めっちゃ気を張って両替に挑む。

ふー。

なんだ楽勝じゃんか。ちょろいぜインド。

次の難関はタクシー運ちゃんとの戦いだ。

気を抜くと変な旅行会社に連れて行かれるらしい。

タクシーカウンターに行き、目的の宿を告げる。

ここまでなら300ルピーと言われ、26番乗り場まで行くように言われた。

26番乗り場を探しているとちょっと遠くに発見。しかし26番乗り場にタクシーはいない。

ちょっと待っていると28番乗り場の運ちゃんが話しかけてきた。

乗れ乗れ！ノープロブレム！

荷物を勝手に積まれ、とりあえずそのタクシーに乗り込む。

どこの宿に行くのか聞かれ、答えると場所がわからないから近くに行ったら地図を見せてくれと言われた。

なんか怪しかったので、ガイドブックを見ていると「なんでガイドブックを見ているんだノープロブレム！」と言ってきた。こいつめちゃくちゃあやしい。

道中、結婚パーティーで町中が盛り上がっているところが何カ所かあった。

運ちゃんが窓を開けて見てみろとしきりに言う。インドは暑いだろとか言っている。

運ちゃんが宿がわからないのでガイドブックを見せろと言ってきた。そして、どちらか前に乗ってくれないかと言ってきたので、英語ができるおたべが前に乗った。

・・・そして路肩に車を停めてガイドブックの地図を見ている時だった。

助手席の窓からにゅっと手が現れ、おたべの悲鳴とともにガイドブックを破いて走り去っていったのだ。

何が起きたのかわからず、走り去った人物を目で追うがもう姿は見えなかった。

ガイドブックがほしかったのかなんなのかわからないが、もう車内は混乱状態。

とにかく車を動かし、その場を去った。

くそ！地図のページを破られちまった！場所わからねーよ！なんなんだインドって国は！ここはやばい！早く宿に向かわねば！

運ちゃんもやっぱり道がわからないらしく、道ばたで電話している男に道を聞いている。

その男によるとその先にツーリストインフォメーションがあるからそこで聞いてみればいいと言っている。

しかたなくそのインフォメーションに向かう。

インフォメーションオフィスの中に入るとカウンターに男がいて、ぼくらに今後の日程を聞いてきた。一ヶ月いるんだったらこういう日程がいいんじゃないかとか勝手に考えている。

余計なお世話だ！そんなことはどうでもいい！とにかく宿の場所を教えろ！しかし、地図が破れてしまっているのでどうしようもない。インフォメーションの男の話を遮り、オフィスの電話を借り、目的のホテルに電話をかけてもらう。

インフォ男がまず電話をかけて、その後おたべがホテルの人としゃべる。

どうやら部屋は満室らしい。

そんなことあるか？と疑問に思って他のホテルにもかけてみるが同様の結果だった。

インフォ男によると今の時期は祭りでどこの宿もいっぱいなのだと言う。安宿ともなればすぐ埋まってしまうと。

では、この際破れてないページのちょっと高めのホテルでもいいやと思い、次々に電話をかけるが、全て満室かスイートしか空いてないと言われた。

なぜだ！！ちくしょう！！と思っているとインフォ男が8500ルピーの宿なら紹介すると言ってきた。

その後も何軒かホテルに電話したが、やはりダメだった。

インフォ男はしつこくツアーの話をしてくるので、しかたなく8500ルピーのホテルに行く事にして、その場を逃れた。

ホテルに着くとぼくらは8500ルピーも持っていないことに気づいた。

しかたなくぼくが近くのATMにお金を下ろしに行くことに。さすがにおたべに外を歩かすわけにはいかない。

ホテルのおっちゃんがついてきてくれて途中から車に乗せてくれた。

ATMでお金を下ろし、ホテルに8500ルピーを払う。

部屋に行こうとするとタクシーの運ちゃんがかなり待ったのだからと800ルピーを要求してきた。

しかたなく払い、部屋に行く。

ボーイのおっちゃんがコーラいらないか？と言ってきたので水とコーラを持ってきてもらうとチップを要求され5ドルとられた。

もうやだインド。マジで嫌い。ATMに行った時にガイドブックもなくしてしまった。

その日は本当にブルーな気持ちになり、部屋にいても全然落ち着かなかった。ドアの前にソファを置き、誰かの侵入に備え、窓の鍵も全てチェックした。ガイドブックもないし、インターネットも使えない。明日どうすればいいかもわからない。初めての国に行く際に何の準備もしていなかった自分達の甘さを痛感した。

夜もあまり寝られなかった。

後で落ち着いて考えると、全てあのタクシーの運ちゃんが仕組んだものだったと思う。

ぼくらがタクシーに乗った時、ずっとどこかに電話していた。きっと最初からあのツーリストインフォメーションとは名ばかりの悪徳旅行会社に連れて行く算段だったのだ。

おそらくガイドブックを破いたヤツも途中で道を聞いたヤツも全てグルだ。

まんまとはめられて8500ルピーとは言い難いクソ宿に連れて行かれ、800ルピーも渡してしまった。

しかし、お金だけならまだいい。
やつはおたべの心を傷つけやがった。ヤツも自分も許せない。ガイドブックを破られた時とても怖かっただろう。なぜぼくが助手席に行かなかったのだろうと後悔してもしきれない。部屋でふいにぼくがおたべに話しかけたり、ちょっと触れてしまっただけで、びっくりして声をあげてしまう。とても悔しい気持ちになり、ちゃんと守ってやれなかったことを本当にすまないと思った。

だから、これからはおれが必ずおたべを守る！
もうあんな怖い思いは絶対にさせないから！
窮屈な思いをさせてしまうかもしれない。だけど、常に目の届く範囲、できれば手の届く範囲にいよう！
インドではおれが前に出る！もうあんな気持ちは味わいたくない。

そう決心した夜だった。

とにかく明日はもうデリーはこりごりだ。

ということで少しでも安心できそうなマザーベイビースクールがあるバラナシに行こう。ここは日本人スタッフが駐在しているらしい。
おたべはここでの活動をすごい楽しみにしている。

そこの日本人の方に会ってインドでの生き方を学ぼうと思う。

明日につづく。

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5/4　タイホームステイ〜憧れのアイスおじさん登場！！の巻〜

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5/4

すいませんでした。

寝坊しました。

空港行けませんでした。

見送れませんでした。

そして、ケータイなくしました。

もう踏んだり蹴ったりだよーorz

本当最悪だ。

まぁ気を取り直して今日はさくちゃんのおじさん家にホームステイだイェイ！！

とりあえず空港行かなかったので、9時くらいまで寝て、10時に出発して、11時にバスターミナルでさくちゃんと待ち合わせだ。

11時20分くらいにバスターミナルに着くとさくちゃんはまだいなかったので、ベンチで一休み。おたべは寝てしまった。

12時過ぎにさくちゃんが着いた。どうやらなかなか発車しないバスの運転手と一悶着あったらしい。時間に関してはタイはかなりルーズなお国柄だ。

それからバスに乗り、さくちゃんのおじさんの住む町に向かった。

バスを降りるとさくちゃんの知り合いのおばちゃんの店の前だったので日陰で休ませてもらった。

しばらくすると車がやって来て目の前で停まった。

中からは、イケイケなおっちゃんが笑顔で登場。

サングラスをかけていてちょいワルな印象を受けた。

この人がこれからお世話になるさくちゃんのおじさんか！！

名前はプーさん。サングラスを取ると優しい目をしたナイスミドルだ。

プーさんはぼくらにまずビールを買ってくれた。

車の中でストローで飲むビールはやけに新鮮だ。

その後、メシ屋で昼食（麺類）をいただき、プーさんの家へと向かった。

プーさんの家は広かった。庭がすごく広い。三匹の犬がぼくたちを迎えてくれた。自由気ままな猫も一匹いる。

プーさんとりあえず洗濯をお願いします。洗濯機も全自動の最新型だ。

洗濯をしている間、ダイニングでビールを飲む。先日石塚さんからいただいた鯖の味噌煮をいただいた。久々の鯖はめっちゃうまい！最高の味だった。

プーさんが辛いおかかみたいなのをブルーマンゴーにつけて食うものをくれた。

そこでペッ・テワ・アローイ（辛いけどうまい）という言葉を覚えた。

その後涼しくなってきたので外で飲もうということになり、庭に出た。

庭で少しお酒を飲んでいるとプーさんの友達がやってきた。

名前はブッさん。ユニリーバで働いている寡黙なナイスガイだ。

そしてこの家にはプーさんの娘さんもいる。12歳のちょっぴり太めの女の子だ。

名前はメイちゃん。

彼女がぼくらの洗濯物を干してくれた。ありがとう！

そして、そろそろアイスクリームおじさんの時間だということで外に繰り出した。

そう。あのアイスクリームおじさんだ。彼がここにいる。テレビでたまにみかける彼だ。

行き先は寺院で仏塔では一番高いらしい。ここに彼はいる。彼は夜出現するらしい。

プーさんがここだと言うので車を降りてみると、

彼がいた！！！

握手！！

とりあえずここに座れ的なことを言っている。

後でパフォーマンスをやってくれるのだろうか。

とりあえずアイスを食べながら待つ。

くそ！アイスおじさんめ！動こうとしない！

こうなったら直談判だ！

「いつものやつやってください！」

プーさんの加勢もあり、アイスおじさん「よしいいだろう！」と快諾。

よっしゃー！！

おじさんがアイスと天高く投げ、それをキャッチできれば、アイスが無料になるのだ！

さぁ！最初はぼくの番だ！投げてくれ！

うりゃ！

ナイスキャッチ！！

おたべがビデオにちゃんとおさめている！

後で何十回でも見てやるぜ！ああ憧れのアイスおじさん！

次、おたべの番。しっかりビデオにおさめてやるからな！

うりゃ！

べちゃ！おっと失敗。一回目は失敗したが、次はきっと大丈夫！

うりゃ！

ナイスキャッチ！！

きちんとビデオにとったからな！後で見ような！

次はさくちゃん！

うりゃ！

ナイスキャッチ！！

さすが経験者！カップを持つ角度が違うね！

その後、ジャッキー・チェンと友達だと豪語するアイスおじさんと数枚写真を撮り、その場を後にした。

ああ、いい思い出になった。ありがとうアイスおじさん。ありがとうプーさんブッさん。

その帰り際におたべから一言。

「ひろゆきさんのアイスおじさんのビデオ間違えて消しちゃった。」

なんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！

ガッデム！！ジーザス！！うぎゃああああああ！！

あんなに楽しみにしていたのになんてことをしてくれたんじゃあああああああ！！！！

この後一時間程、ぼくの機嫌が最高に悪くなったことは言うまでもない。

しかし、ここはせっかくのプーさんち。機嫌が悪いところは見せられない。

とりあえず飲もう！！

プーさん！ウィスキーをくれ！

おたべが外にある風呂場で水をばしゃばしゃ浴びている時にぼくはプーさんとブッさんと3人で飲んでいた。

タイのビールの話などいろいろ聞かせてくれて、ブッさんはユニリーバの試供品をくれた。

それからさくちゃんが家の風呂場から戻ってきてプーさんはレストランにメシを取りに出かけて行った。

レストランでは20分で料理ができると言っていたが、プーさんは20分経っても取りに行かなかった。きっとぼくがブッさんと二人きりになっては気まずいだろうと思ってこの場に残っていてくれたに違いない。

さくちゃんが戻っくるとすぐにプーさんはレストランにご飯を取りに行ってくれた。

なんて優しい人なんだ。

こりゃ今日は飲み明かすしかないぜ！！プーさんは魚料理とソフトシェルクラブのカレーとカエルの唐揚げを買ってきてくれた。

どれもうまかった。カエルは骨までボリボリだ。メイちゃんの大好物らしい。

その後、プーさんちで飼っている3匹の犬と1匹の猫と戯れながらウィスキーを飲み明かした。

そこで新しいタイ語を覚えた。

マウ・レウロ？（もう酔ってる？）

マウ・レオ（もう酔ってます）

かなり酔ったのでプーさんとブッさんを残し、ぼくはベッドへと向かった。

明日は朝、ブッさんがお手製のトム・ヤムを作ってくれるらしい。

非常に楽しみだ。

おやすみなさい。

明日につづく。

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