真似ることが最強な理由!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

オンラインの学びにおける核とも言えるディスカッションポスト。

その週の課題図書を読み、与えられたトピックに対して自分の意見を投稿。

そこからクラスメートとのやり取りが始まります。

 

現在母の在籍するアメリカの博士課程でもほぼ毎週この課題が出されます。

 

ただ修士の頃と違うのは、ディスカッションと言えども、実際は自分の意見というよりは毎回注釈付きの論文を1本書いてそれを投稿するという点。英語ノンネイティブの母にとっては、教授に提出する論文は気にならないのですが、このディスカッションポストではクラス全員に読まれるという部分が何とも難点となっています(笑)。

 

しかし、自分は提出が憚れても、クラスメートの論文を読むことは、最高の学びとなっています。

 

まさに今日のタイトル。

 

「真似ることが最強な理由」です。

 

最初は、英語ネイティブのクラスメートたちの書く論文の表現だったり語彙の使い方だったりと細かい点を見ながら読んでいたのですが、回数を重ねるに従って最も自分にとって学びとなると感じるのは彼らの思考過程。

 

母だったら絶対に書かないような構成や、注釈の付け方、文献の選び方など、今まで知らなかった世界のドアを開けてくれている気がしています。そして何よりも学びになっている理由は、自分も同じトピックで実際に論文を書いた経験の後だから。ただ誰かの書いたものを読むのではなく、自分の中で熟考した後に読むこれらペーパーは、学びの宝庫です。

 

そんなことを感じながらふと思い出したのが娘の幼児期。

 

「大人の提示から出発するモンテッソーリのおしごとは本当に子どもの創造力を阻まないのか。」

 

そんな疑問を抱えていた当初。

でも本来の教具の使い方を知らなければ、きっと子ども達にとって、それはただのおもちゃになってしまうのでしょう。

 

そして興味点と呼ばれる面白さにも気付かないまま、これらの教具に見向きもしなくなってしまうかもしれません。本来の教具に込められた意味や使い方を大人が熟知して見せることで、初めて子どももその面白さに気付くようになる…。

 

そしてさらにはもっと面白くしようと自分なりの考え方を創造するようになる。

こんなプロセスがモンテッソーリ教具にはあるのだと思います。

 

現在、アメリカの博士課程でPhDの候補生と呼ばれるクラスメートから多くを学んでいる母。

彼らの思考回路に触れ、今まで自分にはなかった手法でリサーチをしたり、注釈をつけてみたり、彼らの使う表現を真似てみることで、どこか一歩前進出来ている気がします。

 

相変わらず外国人は一人という状況の現在のクラス。

日本という異国に興味津々のアメリカ人のクラスメート達に感謝の毎日です♡

 

◆◆

 

小学生のモンテッソーリ教育について関心のある方々と母を繋いでくれているこちらの1冊。

ホームモンテッソーリのお手伝いにも数々のお問い合わせをいただいております。

こうしてエレメンタリーの輪が広がることを、心から嬉しく思います♡

 

 

 

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