中学生活で楽しみなことを「お弁当作り」と豪語していた我が家の12歳(笑)。
残り数週間の大学院生活にラストスパートをかけ、早朝から机の上でペーパーと向き合う母をよそに、我が家の新中1は朝からキッチンで楽しそうです。
この日は、この写真以外にも、さらにもう一段のお弁当にスープまで持っていったのにも関わらず、お腹が空き過ぎて購買にパンを求めて走ったのだとか^^;
大食いの娘には、こんな可愛らしいお弁当箱では足りず、もう一つお弁当箱を買い足したというシークレットが(笑)。
Pick Item
さて、中学の授業が始まり、早速初日から抜き打ちテスト。
翌日にはまたもやテストで、こんな状態で部活が入ってきたらどうなるのだろうと心配になっています。
当の本人は全く気にする様子はなく、「今日の休み時間は、お弁当のレパートリーをメモしてきた」などと、フォーカスはひたすらお弁当(笑)。
でも、これが正しいかどうかは別として、ふと思うのは、幼少期のホームモンテッソーリで培った「日常生活の練習」のスキルは、10年後に活かされるのだと感じます。
モンテッソーリの「日常生活の練習」という分野には、運動能力を発達させたり、自分自身や環境へ配慮をしたり、礼儀を学んだりといった4つの分野から成り立ちます。モンテッソーリ教育を家庭で取り入れ始めた頃は、アカデミックな要素ばかりを求めていて、この分野に全く惹かれなかった母ですが、この分野で学んだ「洗う」「切る」「つまむ」「注ぐ」「計る」などなど、例を挙げればキリがないほどの動作がすべてこのお弁当作りには詰まっています。
そして何よりも自分の健康は自分で守るという「自己への配慮」が、もしかしたら娘のお弁当作りを後押ししてくれるのかもしれません。冷凍食品をこれまであまり口にする機会がなかった彼女にとって、やはり12歳となった今でも、「時短」「効率」といった大人が求める利便性より、時間がかかっても自らが納得するものを準備したいと願う気持ちは、やはり尊重するべきなのだと感じています。
朝のお弁当時間を確保するために就寝時刻が中学生になって早まるという現実(笑)。
小学校の時と同様に「アカデミックな学びは学校で完結させる」というこのスタンスは、中学で通用するのでしょうか…^^;
不安そうな顔を浮かべる母に一言。
「ご心配なさらずに」
今朝はそんな一言を残して出かけた新中1の我が子。
頼もしいような楽観的過ぎるような…(笑)。
どんな新生活が待っているのかドキドキしています。
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