夏休みに入り、少しばかりの時間の余裕が生まれた娘。
噂には聞いていたけれど、高学年になるとこれほど忙しくなるとは想像もしていませんでした。
娘の希望で、今年は週2回レッスンを受けている帰国子女保持教室。
これも忙しさに輪をかける要因でした。
週1に減らしてみてはどうかと提案しても、帰国したばかりのお友達たちと一緒に受ける英語のレッスンは娘にとっては外せない様子。
ネイティブ級のクラスメートの英語に触れるたびに、自分の弱い部分が浮き彫りになり、自ら強化を望みはじめた娘。
最近、家庭内である試みを始めました。
私の英語はクモの巣状態!?
母が日韓通訳養成所に通っている頃、何度も耳にした「クモの巣」という言葉。
ある程度語学力が増してくると、浮き彫りになってくるのが「弱点」。
まるでクモの巣のように穴だらけであることに気付き始めます。
娘は自分の今の英語力はこのクモの巣の状態だと感じているようです。
リスニング以外は、穴だらけだという彼女。
話すことも、読み書きも年齢相応に出来るように感じるのですが、彼女の目指す英語力には到底追い付いていない様子。
「ママと一緒に勉強する」
と、基礎を徹底的に見直す作業を始めました。
先生はよく子どもを見ていると感じた瞬間
今まで英語は外注に頼ってきた部分が多く、正直何から始めれば良いのか分からなかった母。
確実に彼女の英語力の方が上のため、教えることは出来ません。
唯一出来ることと言えば、「鍵渡し」。
モンテッソーリ教育での大人の役割は、子どもに教えることではなく、リソースを渡すということ。
少し前から、モンテッソーリスクールのUpper Elementaryのクラスで多く利用されている“Institute for Excellence in Writing”と呼ばれるプログラムを取り入れ始めました。
なぜ、このプログラムが多くのモンテッソーリスクールの高学年に使用されているか。
それは、「スモールステップ」というプログラムの特性が、モンテッソーリ教育とマッチするからでしょう。
この細分化したタスクが子どもにライティングへの苦手意識をなくさせ、いつの間にか「自分にもできる」と自信を持つことが出来るようになると言われているプログラム。
その場でレクチャーを受けているかのような気分になれる、家庭学習にピッタリのプログラムです。
我が家がどのように取り入れているかの具体例は、また改めてご紹介してみたいと思います。
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