今年は2分の1成人式を迎える娘。
この休校期間中にはまっていることは、タイピング。
まだ今年は保持教室の宿題のエッセイは手書きで良いのですが、最近は手書きで提出したものをタイプしたりしています。
3月から新年度に入った保持教室。最近、娘の学び方が昨年までと少し変わってきました。それは、復習よりも予習に時間をかけるようになったこと。娘の通うスクールでは、その週のレッスンの語彙解説や、本文の朗読などが授業前にオンライン上で視聴ができるため、予習をできる環境にあります。それでも、昨年までは「授業で習うからいい」と予習はほぼゼロだった彼女。それが今年に入り、予習をすることで、授業を時間をさらに有効に使えると感じはじめたようです。
まさに反転授業の良さを自らが発見したとでも言えるでしょうか。
授業で初めて習い、教師主導のレッスンよりも、あらかじめ必要な知識をオンライン上で確認しておき、授業では予習の段階では理解できなかったこと、また理解できたことを、改めて自分の言葉で発することにより、さらに理解度が深まるということを気付けたことは、大きな収穫だと感じています。素晴らしいと思うのは、現在オンラインで行われている保持教室の授業の場において、同じように予習をしてくるクラスメイトとのディスカッションが驚くほど活発で、一方向の授業にならないところ。
そう考えると、娘の英語学習において何よりも大切だと感じるのは「お友達」の存在。
案外、これは教えてくださる先生よりも、大事な部分かもしれません。
昨年までは単語を10個習えば、それをできるだけ宿題のエッセイの中で使うということが求められていましたが、今年はすべてのセンテンスの中で新出単語を使わなければならないため、本当の意味でその言葉の使い方を理解していないとなかなかそれを自分がアウトプットすることが出来ず、このインプットとアウトプットの精度の度合いが、以前よりも高いものが求められています。
本文を読み、先生の解説の音声を聴き、辞書で調べ、さらに本文を読む。
そこにお友達の存在がプラス。
そんなサイクルが、9歳の彼女の英語伸張のメカニズムだと感じています。
忙しい小学生には英語の伸張なんて望めないと、幼児期になんとか英語貯金をと躍起になった時期もありましたが、小学生にはその時期の発達に見合った英語の伸張の仕方があるのだと心底感じています。英語のレッスン内容云々よりも、まずはそれを学ぶための環境。そして何よりも、自分自身が手応えを感じられることが、娘には大事な要素である気がしています。
何のために英語を学ぶのか分からなかった幼児期。
それが、わかるようになる学童期は、それだけで随分楽になったと感じている母です。
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