9歳が語る『頑張れていない自分』 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

突然の休校宣言から早一ヶ月。

推奨だったテレワークも、ついに指示となり。
週1で出社していたオフィスも、しばらく出社が出来ない状況となりました。
 
娘の学校からは、新年度のお知らせと共に延期されていた学期末テストの案内も。こんな知らせを受けても、やはりまだ学校再開の現実味は感じられず、娘も日々自分なりの過ごし方をしています。
 
学校がある頃は、細切れ時間で工面してきたクラフト時間。
想定外の時間が生まれ、次々と様々な作品が生まれています。
 
出来上がったのは木製リフト。玉が二手のルートに分かれて転がる本格的な3D立体パズル。種類が沢山あるため、すでに次回作品の狙いを定めています。 
 
 
小3となり授業時間も増え、更に忙しかったこの1年。
やりたいことも十分に出来ない日常生活を思い返すと、これほど時間がある今は、娘にとってはある意味ボーナス時間なのではないかと思っていた矢先、彼女がこんなことを言いました。
 
「この休校中、頑張れていない気がする」
 
やりたいことを思う存分やれてその時満足感は味わっても、手応えを感じられないと言う娘。
自由時間を手に入れた彼女からの思ってもみない発言にちょっと動揺した瞬間でした。
 
学校がある時は、その日の学習面と生活面の目標を書き、1日の終わりに振り返ることを習慣としていた娘。担任の先生から毎週いただけるアドバイスをもとに、今週はもう少しこうしてみようなど自分なりの振り返り時間が常だったのが、そんな習慣もどこか薄れ始め、どこに向かって進めば良いのか分からなくなり始めているようでした。
 
娘からこんな告白を受けハッとした母。
幼児期はどんな小さなサインも逃したくない気持ちがついて回っていましたが、成長するにつれて、無意識のうちに薄らいできてしまったのかもしれません。
 
大きな宿題を我が子からもらった母。
色々と整理が必要な時間となりそうです。
 

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