娘が幼稚園生の頃、最も楽しみにしていたのは、園庭でのお散歩時間。木々に触れ、花々に囲まれる時間は何よりもの至福時間だったようです。当時は、理由もなく植物の暮らす大地にただただ惹かれていた彼女。コスミック教育に触れ、人間同様植物も地球の一部であるということ。そんな平等の価値観が、彼女の中で大切にしたい気持ちに拍車をかけています。
小3から始まった理科の時間には、幼稚園時代同様、沢山の植物と触れる機会があるようです。日々知識が増えていく植物の世界を英語で補完するため、今回は英語の絵カードを使用したおしごとを行いました。
テーマはHerbaceous Plants(草本植物)はWoody Plants(木本植物)とどのように異なるかをDiscussion。
栄養や水分を吸収するこの大黒柱の根。葉や花そのものよりも健康状態がよく分かるこの根が、こうして触ると愛おしくて仕方がないようです。
幼児期は、英語と日本語を混ぜておしごとするという形式は一切なかった我が家。けれども、最近は、日本語をベースにしながら、英語の語彙を混ぜていくという形を取ることが増えています。日頃、読書や新聞、そしてスクールにて英語を学ぶ機会はあっても、このようなアカデミックな語彙は意識的に取り入れないと、なかなか身に付けることはできないため、敢えて「おしごと」時間に英語の語彙をプラスするような取り組みを行っています。
この日は、草本植物から派生して果物と野菜についての話も織り交ぜました。草本類の野菜、木本類の果実。果たして果実的野菜とは…!?こんなことが次回の彼女のリサーチ課題となったようです。
コスミック教育を通じて、娘が手に入れ続けているものは、自分の周りを取り巻く世界のピース。この小さなパズルのピースを一つ一つ埋めていくこの作業が、心地が良いのだとか。モンテッソーリ教育は、幼児期だけのものではないことを日々実感している母です。