娘が英語と定期的に触れるようになったのは、11ヶ月の時。育児休暇終了間近に始めたWorldwide Kids English(WKE)がスタートでした。
そこから英会話教室へ通うようになり、プリスクールへ行き、日本の幼稚園入園をきっかけに、また英会話教室が始まり、更には保持教室へ・・・という経緯で現在に至ります。ワーキングマザーであることを言い訳に、常に外注に頼ってきた我が家でしたが、実際のコストパフォーマンスを考えると、決して高くないと感じています(汗)。最近でこそ、保持教室の効果を感じているものの、案外小学校入学前まではおうち英語で十分だったのではないかと感じている今日この頃。
なぜ今になってそれを感じているかというと、娘が韓国語と向き合い始めたからです。
・・・といっても、娘が行っていることは週1のハングル講座を見ることと、韓国ドラマを見ること。
けれども、最近は簡単な挨拶や基本的な動作を単語レベルで伝えることができるようになってきました。
「食べます」
「飲みます」
「行きます」
などなど。
それぞれの動作を行う前に言ってみる。
これだけなのですが、1日に何度も繰り返すことで、驚くほど自分のものとなってきているのを感じます。そして、途中相槌の表現を2,3入れるだけで、どことなく会話ができるような錯覚すら覚える・・・。まさかの韓国語を話す娘を「すごい!」と心から感じる母。気付くと、「よく分かったね。」「えー、そんな言葉も知ってるの?」「どこで聞いたの?」「ドラマで聞いたことを覚えていたの?」などなど、感心の言葉のオンパレード(笑)。
そんな風に褒められたら、もっと頑張りたくなる娘。
・・・と、ここであることに気付きました。
我が家のおうち英語に完全に不足していたもの。
母のこの感心する心です。
子どもにとっては英語であろうと韓国語であろうと同じ外国語なのに、どこか英語だけはハードルを上げていた母。娘ができないとヤキモキし、常に焦燥感ばかりでいっぱいだったあの頃。英語のシャワーを浴びさせればいいのではないかと、ナチュラルスピードでやみくもに英語で話しかけていた当時。娘は当然母の英語は何も拾わず、ただただ圧倒されていただけだったのでしょう。
今、娘と韓国語で話す母は・・・
①語尾は「です・ます」体のみ。
②知っている言葉を繰り返す。
③娘が知らない言葉は、1回の会話では1、2個に制限する。
気がつかないうちに自分なりのルールができていました。もし、このルールを当時のおうち英語に当てはめていたら、娘はもっと小さい頃から英語の発話があったのかもしれません。知っている韓国語を駆使し、何度も繰り返す今の彼女を見ていると、これこそが発話への近道だと感じずにはいられません。
もう時間を逆戻りさせることはできないけれど・・・。
7年経って見えてきた「おうち英語の始め方」(笑)。
精一杯、韓国語に当てはめたいと思います^^