限られた英語時間、効果的なリーディング!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

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娘の小学校では国語の授業の割合が多く占められています。「午前にも国語、午後にも国語」という時間割を見たとき、多いなぁと感じた母^^;けれども、国語の授業で展開する様々な要素を考えると、多すぎるということはないのかもしれません。それに加え、毎日の音読と読書。漢字練習などの家庭学習も含めると、やはり国語に費やす時間はそれなりにあると言えるのでしょう。

 

それに比べて英語。保持教室で週2時間。英会話教室で週1時間。宿題に費やす時間や読書時間を入れても、母語である国語と比べると、圧倒的に少ない時間です。家庭学習の英語はもっぱら「読書=一人読み」に頼ってきた我が家でしたが、最近このリーディングを見直しつつあります。

 

モンテッソーリのエレメンタリーのカリキュラムを知るうちに、小学生になって一人読みが出来るようになったからといって、自分ひとりだけで読ませておくのは決して十分な方法ではないということに気付きました。母語で考えれば、当たり前のことなのに、外国語となった瞬間ついつい前のめりになり、見えていない部分が多々あります^^;

 

最近、NZ発のWebinarで聴いた"Montessori Elementary Boot Camp: Helping children to be skilled readers"。Skilled Readersになるためのヒントが沢山散りばめられています。

 

特になるほどなぁと感じたのが、多角的なリーディングのアプローチ。HP上にもプレゼンテーションの一部が載せられていますが、こちらで提唱するこれらのリーディングの異なったアプローチの仕方を見ると、我が家が日ごろ取り入れているリーディング環境があまりにも乏しいと感じずにはいられません。

 

①Reading To

②Shared Reading

③Guided Reading

④Independent Reading

⑤Literature Circles

 

ちょっぴり意外だったのは"①Reading To"。文字を追うのではなく、あくまでも朗読を聞かせることを目的としたこのリーディングが、6歳以降のエレメンタリーに効果的だという点。ついつい一人読みが出来るようになってからは、任せてしまい、読み聞かせもままならなかった我が家ですが、想像力が育つ時期だからこそ、それを刺激するような取り組みが効果的であるということに、非常に納得しました。

 

"⑤Literature Circles"においては、勤務先の学内にも存在します。読む題材をグループで決めて、共に読み進め、ディスカッションを進めていく形式です。こんな時間を家庭で持つのも素敵だなぁと初めて感じました。

 

「親子英語」という名の通り、まだまだ家庭で出来ることは山ほどあると感じた時間。

 

母語の取り組みと比べると圧倒的に少ない時間の英語ですが、時間がないのは嘆いても仕方のない事実・・・^^;だったら、無理に沢山向き合うことを考えるよりも、丁寧に向き合いたい。

 

「量よりも質」なのだと改めて感じる今日この頃です。

 

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