海外経験なしの娘のブックレポート | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

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娘の通う帰国子女保持教室はほぼ全員が帰国子女のお子さんです。中には、インターナショナルスクールに通われながら通塾している熱心なご家庭もいらっしゃいます。

 

きっとこれからさらに求められていくのが「ブックレポート(Book Report)」

 

現在彼女の在籍するG2-G3クラスでも、すでに英検準1級保持者のお子さんもいるため、かなり難易度も高いのではないかと予想しています。

 

それに加え、海外経験なしの国産組の娘。

いかにも新1年生らしいあどけなさ満載のレポートを書きます(笑)。

 

果たしてこんな娘の取り組みが参考になるか分かりませんが、ご質問にお答えして少し書いてみたいと思います。

 

ブックレポートを書くようになるまで、様々なライティングのエクササイズを繰り返してきました。

中には今も継続中のものもあります。

 

●好きな本から抜粋して書く

●日記

●決められた日常的なテーマについて書く

(例「学校は楽しい。なぜなら〜」「〜することは危ない。なぜなら〜」)

●英検準2級のライティングのような、社会的なトピックに対して自分の意見を書く

(例「今後留学をすべきか」「外食と家庭、どちらが良いか」)

●物語に出てきた特定の語彙を使用してサマリーする

 

などなど。

 

とは言っても、いきなりブックレポートを書くことは難しいため、最初はスクールが用意してくれたテンプレートを使用し構成する要素を学んでいきました。

 

●読んだ本のタイトルは〜です。

●この本の作者は〜です。

●好きな登場人物は〜です。

●この本は 面白かった/悲しかった/楽しかった/怖かった です。

●好きな場面は〜です。

 

これらの「〜」部分に書き込んでいくと、ブックレポートが完成するというもの。娘のような国産組でも、テンプレートが存在することで、ブックレポートを完成することができ、満足感を得ることができます。

 

現在は、テンプレートは使用せず一から自分で組み立てていますが、ベースは同じ。本の種類によって、多少構成を変えながら、本のサマリーと自分の意見を織り交ぜて組み立てていきます。また、使用する語彙も出来るだけ今まで学んだものを取り入れ、幼稚園時代は"But""And"の連続だったレポートも、"Although...""Additionally"など接続詞、副詞などの使い方にも気をつけています。

 

本のタイトル、作者、ページ数などの情報以外にも、娘にとって忘れてはならないのが「絵」(笑)。

必ず読んだ物語の主人公を描いています。

 

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Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus (Junie B. Jones #1)

Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus (Junie B. Jones #1)

 

日に日に彼女の描く絵がシュール化していくのは、これらの洋書の影響かもしれません^^;

 
帰国子女のお友達が現地校で体験してきたブックレポートと比較すると、娘の場合は、まだまだお遊び程度なのかもしれませんが、毎週書き続けることで、文法・語彙・構成など、少しずつ成長が見られている気がしています。

最近は夏休みと言うこともあり、3日に1回くらいブックレポートを書いています。残念ながら読んだ本をすべて書き留めておくことは難しいため、どうしても選んで書き記す状態ですが、どれを記録に残すかと選ぶのも楽しみの一つのようです。

夏休みが終われば、読書量も書くという作業も減っていってしまうのでしょうが、夏に培ったであろう力を信じて楽しみたいと思います^^
 

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