娘の通う帰国子女保持教室はほぼ全員が帰国子女のお子さんです。中には、インターナショナルスクールに通われながら通塾している熱心なご家庭もいらっしゃいます。
きっとこれからさらに求められていくのが「ブックレポート(Book Report)」。
現在彼女の在籍するG2-G3クラスでも、すでに英検準1級保持者のお子さんもいるため、かなり難易度も高いのではないかと予想しています。
それに加え、海外経験なしの国産組の娘。
いかにも新1年生らしいあどけなさ満載のレポートを書きます(笑)。
果たしてこんな娘の取り組みが参考になるか分かりませんが、ご質問にお答えして少し書いてみたいと思います。
ブックレポートを書くようになるまで、様々なライティングのエクササイズを繰り返してきました。
中には今も継続中のものもあります。
●好きな本から抜粋して書く
●日記
●決められた日常的なテーマについて書く
(例「学校は楽しい。なぜなら〜」「〜することは危ない。なぜなら〜」)
●英検準2級のライティングのような、社会的なトピックに対して自分の意見を書く
(例「今後留学をすべきか」「外食と家庭、どちらが良いか」)
●物語に出てきた特定の語彙を使用してサマリーする
などなど。
とは言っても、いきなりブックレポートを書くことは難しいため、最初はスクールが用意してくれたテンプレートを使用し構成する要素を学んでいきました。
●読んだ本のタイトルは〜です。
●この本の作者は〜です。
●好きな登場人物は〜です。
●この本は 面白かった/悲しかった/楽しかった/怖かった です。
●好きな場面は〜です。
これらの「〜」部分に書き込んでいくと、ブックレポートが完成するというもの。娘のような国産組でも、テンプレートが存在することで、ブックレポートを完成することができ、満足感を得ることができます。
現在は、テンプレートは使用せず一から自分で組み立てていますが、ベースは同じ。本の種類によって、多少構成を変えながら、本のサマリーと自分の意見を織り交ぜて組み立てていきます。また、使用する語彙も出来るだけ今まで学んだものを取り入れ、幼稚園時代は"But""And"の連続だったレポートも、"Although...""Additionally"など接続詞、副詞などの使い方にも気をつけています。
本のタイトル、作者、ページ数などの情報以外にも、娘にとって忘れてはならないのが「絵」(笑)。
必ず読んだ物語の主人公を描いています。
Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus (Junie B. Jones #1)
日に日に彼女の描く絵がシュール化していくのは、これらの洋書の影響かもしれません^^;