娘が1歳の時に出会ったOxford Reading Tree(ORT)。当時、すでに大人気だったこのシリーズを親子英語ブログで知り、初めて手にしたのがこちらの書籍でした。
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イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ
そして、ぜひ親子英語の指針として取り入れたい!と1歳児を相手に、まず作ったのが、キャラクター人形(笑)。
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当時、Amazon以上に利用していたのが韓国の大型オンライン書店。ふと、そんなことから、「もしかしてORTも買えるのでは?」と思いついたことから、始まったのがORT KoreaことInbooksという韓国のORT取り扱い店 との出会いでした。
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そしてまずはこのORTと向き合うに辺り、母自身が学習を始めました(はい、いつものパターンです^^:)。そして本棚への並び方一つにも、疑問を感じて、出版社へ問い合わせてみたり・・・。
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気付くと、まだまだ不要のはずのORTの辞書も購入してフラッシュカードを作成していたり(笑)。
Dictionary with CD (Oxford Reading Tree)
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もう、それはそれは1歳から2歳にかけては、色々とやりました(笑)。
あの手この手でORTをYuzy家に根付かせようと努力した母ですが、実際、根付いたのは自力読みが始まってから。いくらKipperが可愛くても、あのポップな色使いが魅力的でも、どんなに面白いオチが隠されていても、やっぱりORTを娘に売り込むことは出来ませんでした。きっと、ここが「ORTでなくても良い」と言われる理由なのでしょう。親子英語といえば、必ず出てくるORT。娘も最初はKipperに憧れ、寝ても覚めてもKipperの日が続きました。そして、それはORTだからだと母自身も信じようとしました。でも、今思うと、これほどまでに柱となるような絵本が我が家にはなかったから。たまたまあったのがORTだったから、娘はORTを手に取ったのだと思います。
先月、Decode & Developシリーズも含めたメインシリーズと言われる約300冊を読了した娘。途中、螺旋階段のように同じレベルを繰り返し、また母自身も、再読が良いものと感じて、前に進むことに積極的ではありませんでした。
「本文がきちんとすべて理解できてから」
「語彙がしっかり馴染んでから」
「この文法をマスターしてから」
そんな「学習」としての英語がどこか頭にあり、どう導けば良いのか悩んだ日々。でも、結局は娘の敏感期がすべての方向を決めてくれました。読む敏感期真っ最中の子どもには、新しい本があれば読みたくなるのはなおさらのこと。大事に出し続けたORTでしたが、この数ヶ月はかなり早いスピードで回転をさせていきました。
そしてついに読了。実際、区切りであるStage9まで来たところの、娘の英語力はというと・・・。
これからがスタートだと感じます。
それまでは、「英語に親しむ」ことがメインだったのに対し、今はやっと「英語を学ぶ」ための段階へと来たと言えるのかもしれません。文法などまだまだグチャグチャな部分も多い娘ですが、それでもなんとか自分の意思は伝えることが出来るようになり、相手に求められていることも読み取ることが出来るようになってきました。そして最近は、言えることは書けるようにもなりつつあります。これからは、本格的なリーディングとライティングを通して、英語という言語を今までとは違った角度から見つめ、漠然と吸収してきたことをひとつずつ整理する時期に入っていくのだと思います。その過程には「文法」や「スペリング」といった、ひとつずつ学ばなければならないことも当然入ってきますが、ある程度は国語を学ぶのと同じように、英語も整理をしていけるのではないかと感じています。
来週に6歳を迎える娘。
お祝いにStage10をラックへと置いてみようかと思います(笑)。
喜んでくれるかな^^