「数字の消却」で連続数の配列を体験した後に、行なったのはこちらの数字の埋め込み。用紙の最上段（０～９）と左端の列（０～９０）は先に数字を貼っておき、それぞれ数字を埋め込んでいきます。
とにかく貼る作業がしたくて、もう切るのは適当そのもの（笑）。白紙だった用紙が、どんどん数字で埋っていくのが楽しくて仕方がないようです。
今まで連続数といえば、お風呂で唱えることくらいしか思いつかなかったのが、このように色々な切り口から数を体験できるのはモンテッソーリ教育の素晴らしさだと感じています。具体物を触り、感触を確かめた上で、視覚で捉え、声に出してみたり、手を目いっぱい動かしてみたり・・・。
無意識に行っていることが、徐々に整理され、意識的に理解していく。こんな流れを踏んでいる時期なのだと、娘と数の関わり方を見ていると感じます。
すべて貼り終えた用紙を見ながら、娘が一言。
「縦も横も全部０から９が並んでいるんだね。」
数え主義で満足していた時には、まさかこんな風に１００までの世界を俯瞰することなど考えもしませんでした。娘にとっては、すでに知っている連続数を、このように組み替えることで、また新たな何かを発見する。
初めて出会う活動でも、ベースはすでに知っていること。そこに、新たなプラスアルファーが加わることで、無理なく確実に進むことのできるモンテッソーリ活動。子どもに優しいなぁとつくづく感じます。
連続数の活動・・・。
まだまだ続きます｡.:*･ﾟ
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